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まじめな学生には恩恵なし?茶髪・ピアス褒賞見送り
学生の茶髪やピアスを禁止する規則を設けた秋田市の学校法人「秋田経済法科大」(小泉健理事長)が、指導に応じた場合の褒賞金(1万円)の実施を見送ることを決めた。
法人によると、同大と、系列の秋田栄養短大で、茶髪、ピアスの禁止を明記した「学生の頭髪・装身具に関する要綱」が校内に張り出された9月末以降、褒賞金について「髪を染めている学生に恩恵があって、まじめな学生にないのはおかしい」「金で学生を釣るのか」などの批判的な意見が殺到。
図書カードに替える案も検討したが、「人間教育の一環と位置付けた禁止措置の趣旨が曲解されるのは本意ではない」と褒賞金の実施を断念した。(読売新聞) - 10月14日16時8分更新
茶髪、ピアスを止めた学生への報奨金(1万円)見送りだって?
あったり前だろう!
だが、見送りの理由が
≪「髪を染めている学生に恩恵があって、まじめな学生にないのはおかしい」「金で学生を釣るのか」などの批判的な意見が殺到。≫
と言うのには重ねてあきれ返ってしまう。
公平、不公平の問題ではないだろう。
その学校の規則にピアス、茶髪禁止を謳ってあるのなら、それに従わない生徒は退校にすればよい。
そもそもその大学に勉強に入学したのなら、教育とは「抑制力の訓練」だということを教え、勉強とは「勉める事を強いる」という事を教えるべき。
1万円を図書券に変えれば済むといった問題ではない。
本当に教育が必要なのはこの大学の教授陣かも知れない。
教育とは「強制力の訓練」だと熱く語る琉球大学名誉教授亀川正東先生の教育論を聞かせてあげたい。
◆教育とは「抑制の訓練」だ 琉球大学名誉教授 亀川 正東
日本人の質を取り戻そう (略)
≪近代合理主義を偏重したツケ≫
(略)
大学で五十数年教鞭を執り、人生の大半を子弟の教育に捧げてきた私にとって、今日ほど教育の現状が重く、つらく大きくのしかかってきたことはない。
その国の青年を見れば、その国の将来が読めると言われるが、このままで果たして日本に明日はあるのだろうか。戦後の教育によって、日本人の質は本当にダメになったのだ。
そもそも教育とは「抑制の訓練」である。戦後の親は、子供たちに「ムチ」ではなく、「アメ」を与えすぎたようだ。蚊に刺された赤ちゃんを救急車で病院に連れて行った母親の実話は単なる笑いごとではない。
過保護のために、肉体的にも精神的にもひ弱になった今日の子供たちは、欲望のままに行動し、気にくわないとすぐにダダをこねる。自分の欲望をコントロールできない。これは、親たち、特に母親の子供に対する躾に問題がある。 (略) (世界日報 06・4・14)
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