狼魔人日記

沖縄在住の沖縄県民の視点で綴る政治、経済、歴史、文化、随想、提言、創作等。 何でも思いついた事を記録する。

「自衛隊災害派遣」 井戸・兵庫県知事が石原氏批判

2007-04-10 09:30:37 | 県知事選
「そんな認識だと心配」 井戸・兵庫県知事が石原氏批判
2007年04月09日

 東京都知事選で3選を果たした石原慎太郎知事が8日夜の会見で「神戸の地震の時なんかは、(自衛隊の派遣を要請する)首長の判断が遅かったから、2千人余計に亡くなった」と発言した問題で、兵庫県の井戸敏三知事は9日の定例会見で、「失礼な発言だ」と批判した。

 井戸知事は阪神大震災について「明け方の突発的な上下動が激しい地震で、多くの犠牲者が圧死だった。公的救済が入る前に、地域住民による救済が必要な状況だった」と言及。そのうえで「『関東大震災』が起こるとされている東京都のリーダーが、そのような認識だといささか心配だ。都民も心配で眠れなくなるのではないだろうか」と語った。 (朝日新聞)

                  ◇

浅野氏を応援した朝日としては石原圧勝は我慢ならないのでしょう。

石原憎しのこの記事は「ブーメラン」では?

 当時の兵庫県知事が自衛隊に嫌悪感を持っていたのは事実で、

派遣要請を4時間も遅れたのも事実。

何か。

それに「突発的」と仰るが地震はいつでも突発的。

台風のように予測は出来ません。

「初めての経験なので」と仰った眉毛の首相と同じ発想。

 

自衛隊の災害派遣については、伊丹駅へ近傍出動を行った第36普通科連隊を除き、神戸市中心部への自衛隊の派遣は直ちにはなされなかった。これは、震災当時自衛隊は「近傍派遣」という例外を除いて知事の要請がなければ出動できなかった。しかし、貝原俊民・兵庫県知事(当時)からの災害派遣要請が直ちにはなされず、地震発生から4時間後に知事へは事後承諾で防災担当の参事により要請されたことと神戸市担当の部隊が姫路市の第3特科連隊であり、神戸市まで距離があったことによる。(ウィキペディア http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%98%AA%E7%A5%9E%E3%83%BB%E6%B7%A1%E8%B7%AF%E5%A4%A7%E9%9C%87%E7%81%BD

 

■浅野氏大敗の原因は支援者の褒め殺し!

ジェンダー教祖の上野千鶴子せんせいや打倒天皇の中山千夏、佐高信せんせい。

それに美濃部都政を想いおこさせる「プロ市民団体」が褒めゴロシをするのでは都民もクワバラと思ったのでしょう。

前にも書いたが、都政に「うちなんちゅの怒り」を持ち込まれても都知事も困るでしょう。

イデオロギー臭の強い団体の賛同は褒め殺しと同じ効果。

彼等の浅野氏への1票が10票失うことに気が付かなかったのだろうか。

佐野史郎支援団体

 市民団体と民主党が浅野氏にラブコールを

うちなんちゅの怒りとともに!三多摩市民の会」
平和への結集をめざす市民の風代表呼びかけ人」
「草の実九条の会」
「子どもの命と世界平和を守る会会長」
全国フェミニスト議員連盟世話人かつ都民」
「戦争への道を許さない女たちの会・世話人」
「『日の丸・君が代』不当解雇撤回を求める被解雇者の会」
憲法を愛する女性ネット世話人・予備校講師」

  

【追記】

「沖縄・集団自決」で軍命令があったかどうかで争われている「岩波訴訟」の被告側(大江健三郎ら)の提出証拠の発見者・林博史関東学院大学教授は都知事選で、

浅野氏を支持するように共産党に要望書を送り断られていた。

◆林教授HP: http://www32.ocn.ne.jp/~modernh/

 

コメント

朝日社員は【国籍同一性障害】日本人ではなく「コスモポリタン」

2007-04-10 08:25:01 | 県知事選
朝日新聞
「工作船で子を北に」と女話した 2児拉致事件で関係者


 73年12月ごろに失跡した北海道帯広市出身の主婦渡辺秀子さん(当時32)の子ども2人が北朝鮮工作員とされる女(59)に拉致されたとみられる事件で、この女の関係者が警察当局の調べに「(女が)『工作船で北に連れて行った』と話していたのを聞いた」などと拉致前後の経緯を証言していたことが5日分かった。同様の証言は複数の人物から寄せられているといい、警察当局は現在も北朝鮮で生活している女が拉致に関与したとみられる根拠として重要視している。

 警察当局によると、証言をしたのは、渡辺さんの夫が勤めていた東京都品川区の貿易会社「ユニバース・トレイディング」(現在は解散)の関係者ら。在日本朝鮮人総連合会(朝鮮総連)の第1副議長だった人物が設立にかかわり、表面上の社員とは別に10人前後の工作員が在籍していたとされる。女は工作員の責任者だった可能性が高いという。

 証言では、女がこの関係者らに「(自分とは別の工作員が)工作船で北に連れて行った。子どもの船酔いが大変だったらしい」と話していたという。さらにその前には「今度、子どもを北に連れて行く」とも明かしていたという。

 警察当局によると、女はこの際、子ども2人を北朝鮮に連れて行った実行役の工作員の名前を挙げていたという。

 また、警察当局は別の関係者から「(実行役が)『子どもの船酔いが大変だった』と話していた」という証言も得ているという。

 こうした複数の証言などに基づいて警察当局は、工作員の責任者を務めていた女が子どもたちの拉致を指示し、別の工作員が実行役を務めたとの見方を強めたとみられる。

                     ◇
以下は「25 o!clock」http://25oclock.blog.shinobi.jp/さんの一部抜粋転載です。
 
何時もながらの冷静な電突には脱帽ですが、詳細は上記リンクで見て頂くとして朝日社員の最後の言葉には思わず飲みかけのコーヒーを噴出しそうになった。
朝日新聞には三回電話したようで以下の引用はその二回目で相手は50代の男性。
 
朝日社員は日本人であるより、コスモポリタンでありたいということらしい。

朝 もしもし。
25 あ、お忙しいところすいません
朝 なんか、「おかしなことを言ってる人がいる」ということなんですけど
25 「おかしなこと」ですか!!まあいいや。新たに発覚した拉致問題に関してなんですけど
朝 はい
25 朝鮮総連が関わったということで・・・
朝 朝鮮総連が組織的に関わっていたかどうかは分かりません
25 さっきの方もそういう風におっしゃってたんですけど、慰安婦問題に関して「日本軍が組織的に関わっていたかどうかは関係ない」と主張している朝日新聞が、そういうことは言えないと思うんですけど
朝 ご意見ですね
25 質問です
朝 ご意見のようですので、そちらに電話をかけてください
25 いえ、質問なんですけど。
朝 ご意見です
25 日本軍の組織的な関与は関係ないと主張した朝日新聞が、朝鮮総連の組織的な関与は分からないと主張するのは何故ですか
朝 ご意見のほうにかけてください
25 日本軍の組織的な関与は関係ないと主張した朝日新聞が、朝鮮総連の組織的な関与は分からないと主張するのは何故ですか
朝 ご意見のほうにかけてください
25 日本語分かりますか?
朝 分かりますよ。あなたは日本人で日本語がお達者のようですから、ご意見の方にかけてください
25 日本人?あなたは日本人じゃないんですか
朝 さあ、どうでしょうか。私はコスモポリタンでありたいと思っております
25 コスモポリタン!!
朝 では、失礼します

念のためネット辞書で「コスモポリタン」を引いてみた。

コスモポリタン【cosmopolitan】  [名・形動]

1 国籍・民族などにとらわれず、世界的視野と行動力とをもつ人。世界人。国際人。また、そのようなさま。「―な感覚」

2 定住しないで、世界を放浪する人。

3 コスモポリタニズムを信じる人。世界主義者。
 

ん? コスモポリタンとは【国籍同一性障害】の患者の事だった。

以前にこの病気の患者のことを取り上げたら重症患者とおぼしき人から異常とも想える反応があった。

念の為にこの「不治の病」の症状を以下に記しておく。

 

病名 【国籍同一性障害】( こくせきどういつせいしょうがい )


患者自身が日本人であるにも関わらず、自分があたかも中国人・朝鮮人であるかのような錯覚に陥る一種の精神病。

何故か 中国・朝鮮が素晴らしい国・国民であるかのような幻想・シンパシーを抱く 。

「他国民」である日本・日本人が悪辣で卑怯・無知蒙昧な存在だと思い込むようになる 。

 病状が進むと、自分たちの属する日本国家・国民を根拠無く貶め、批判し、あげつらうことで
自分自身がまるで 正義の味方であり、人権感覚に溢れる国際派であり
弱者の擁護者であり、不正の告発者であり、先進的な改革者であるかのように思い込むようになり
それにより 精神的な満足感を得る、といった相当に重篤な症状が発現する。

 自分の考えが唯一絶対だと確信しているので、絶対に妥協しない。

あらゆる機会を捕らえて相手方を非難・誣告する 。

日本国家・日本人を自分たちの「敵」であると定義しているので、どんなに不当・理不尽な
言いがかりが日本に及んでも、患者自身が感じるのは達成感・幸福感・高揚感だけである。

 外国メディアの論調が日本批判だった場合、彼らと「一体になれた」ような錯覚に陥り、幸福感は頂点に達する。

実際には、自分たち自身が その批判されている「日本人」そのものなのだが

 どんな内容であれ、日本・日本人が攻撃を受ければ受けるほど、ますます自分の正しさ・正当性を確信する。

 自分たちが国際社会で支持を受けていると思い込んでいるので、いつも「日本は国際社会・アジア諸国から孤立している」
などと主張し、従って日本は自分たちの言うことを聞くべきだ、と結論付ける。

なお、患者の主張する「国際社会・アジア諸国」とは ほとんどの場合、「中国・韓国・北朝鮮」の
3カ国だけであり、これらの国がしばしば世界全体から孤立し、嫌われていることには気付かないのが通常である。

 彼らの日本への攻撃は、そのほとんどが 愛する中国・韓国・北朝鮮自身への攻撃にもなっており、自爆が多い
最近では、病状への世間の理解も進み、当然の如く賛同者が減ったため、患者の生活権が脅かされている。

 治療法はあるにはあるが、自覚症状がほとんど現れないため、手遅れになるケースが大半である。

 

数々の臨床例によりこの患者は、ある特殊なものに脊髄反射して幻覚症状に陥ることがわかっている。

症例としては日の丸、君が代に異常反応して

軍靴の音」が聞こえたりする幻聴、

キナ臭い」臭いを覚える幻臭、

いつか来た道」が見える幻覚などがある

人間がカメ虫に見えたり症例も報告されている。



◆参考日本は全体主義に向かっているのか? 不治の病
                 
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縄張りに手を出すな! 新グレート・ゲーム

2007-04-10 06:51:32 | 外交・安全保障

週のはじめに考える 分断されるユーラシア

 欧米の自由民主主義か、中国、ロシアの国家主義か-。価値観の違う両陣営がユーラシア大陸を舞台に勢力争いを繰り広げています。日本もこれに「参戦」です。

 「あの演説は反ロシア的だ」

 「それは誤解だ」

 モスクワで一月に行われた外務次官級による日ロ戦略対話で、ロシアは麻生太郎外相が昨年十一月に行った外交方針演説にかみつきました。

 「自由と繁栄の弧」
 その演説は、題して「自由と繁栄の弧をつくる」。外相は自由と民主主義、人権という「普遍的な価値」を重視する「価値の外交」を、日米同盟などに加えて日本外交の新しい機軸に位置付けると表明しました。

 その実践として、東アジアから中央アジア、カフカス、バルトなど、冷戦後にユーラシア大陸の外周に現れた新興の民主国家を「帯のようにつなぎ、『自由と繁栄の弧』をつくらねばならない」と力説しました。

 同時に、米国はもちろん、北大西洋条約機構(NATO)、オーストラリアといった同じ価値を共有する陣営内の結束強化を主張しました。

 この演説にロシアが反発したのは、地理的にみて、「自由と繁栄の弧」は価値観の異なるロシアや中国に対する包囲網ではないか、と受け止めたからです。

 そればかりか、麻生外相が「自由と繁栄の弧」の対象国家として、ウクライナ、グルジアなど独立国家共同体(CIS)諸国の名を具体的に挙げたことも、ロシアの神経を逆なでしました。「おれの縄張りに手を出すつもりか」というわけです。

 安倍政権は麻生演説のシナリオ通りに外交を進めています。安倍晋三首相は年明けに訪れたNATO本部で演説し、日本とNATOが「別々に行動するような無駄は許されない」と訴えました。

 首相は三月には、来日したハワード豪首相と「安全保障協力に関する共同宣言」に署名しました。安全保障分野で包括的な協力関係を構築するのは米国に次いで二カ国目です。

 日豪両首脳は「共同宣言は中国に敵対するものではない」と口をそろえますが、中国が警戒しないわけにはいきません。

 一方、ユーラシア大陸の西側では、NATOの東方拡大が進んでCIS諸国の加盟まで取りざたされ、ロシアは勢力圏を侵食される思いでいます。

現代版陣取りゲーム
 もっとも、ロシアも黙ってはいません。

 プーチン大統領は二月、ミュンヘンで開かれた安全保障問題の国際会議で演説し、NATOの東方拡大について「ベルリンの壁の破片は土産物になったのに、この大陸を分断する新たな壁が押しつけられようとしている」とけん制しました。

 大統領は米国の単独主義にも触れ「人類の新たな悲劇を生み、緊張の火種になっている」「われわれに民主主義を教えようとする国は、なぜか自分ではそれを学びたくないようだ」と厳しく批判しました。

 プーチン大統領は演説の翌日には中東に飛び、サウジアラビアやカタールといった親米国を訪問。米国の勢力圏にくさびを打ち込んだかと思えば、三月下旬、訪ロした中国の胡錦濤国家主席と会談し、両国の蜜月関係を誇示しました。

 十九世紀にアフガニスタンの覇権をめぐって英国とロシアが繰り広げた「グレートゲーム」。今はユーラシア大陸をチェス盤に見立てた壮大な陣取りゲームが進行中です。

 ロシア大統領のミュンヘン演説は、かつてない激しい対米批判だったことから、「新たな冷戦の始まりか」と、国際社会にセンセーションを巻き起こしました。

 しかし、今は経済的にも相互依存関係は深まり、決定的な対立にエスカレートする展開は考えにくいでしょう。

 それでも、両者の隔たりは、埋めがたいほどに大きいのです。

 冷戦時代のようなイデオロギー対立というより、むしろ文化的、歴史的な違いです。

 ロシア大統領が指摘するように、ユーラシア大陸には高い壁ができつつあります。

 米国がイラク情勢の泥沼から抜け出せないうちに、米一極支配時代はたそがれて、世界は多極化時代に移りつつあります。それだけに両陣営の綱引きは激しくなるでしょう。

外交は懐を深くして
 「自由と繁栄の弧」を形成するという外交は、「主張する外交」を掲げる安倍政権らしく、気負った外交姿勢です。

 半面、民主主義の伝道師を自任する米国の尻馬に乗った印象はぬぐえません。

 旗幟(きし)を鮮明にすることが一概に悪いとは言いませんが、“敵、味方”を単純に線引きし、外交を無造作に進めてもらっては困ります。多極化時代になればなるほど、巧みな手綱さばきが必要になります。

 底の浅い理念外交を進めたブッシュ米政権の失敗を、他山の石にすべきです。安倍政権には懐の深い外交を心掛けてもらいたいものです。(東京新聞 2007年4月8日)

                  ◇

 

 2005年5月9日、第二次大戦の戦勝国と敗戦国の各国首脳が赤の広場に集まった。

プーチン・ロシア大統領が主催する「対独戦勝60周年記念式典」に参列するため各国首脳が馳せ参じたのだ。 

「悪に対する正義の勝利、圧政に対する自由の勝利」を60周年を記念して共に祝おうと言うのが式典の趣旨だとプーチンは胸を張る。 

赤の広場での軍事パレードで各国首脳を威圧しながら、プーチンは誇らしげに吼えた。

「邪悪なナチ・ヒットラーの圧政からドイツ国民を解放したのはソ連だ!」 

確かにベルリン陥落に一番乗りしたのはジューコフ将軍率いるソ連軍だった。 

アイゼンハウワーは一歩遅れを取った。

プーチンにとって一番乗りが重要だった。

プーチンの歴史認識ではソ連は邪悪な枢軸国を打ち破り、その国民を圧政から解放し、自由をもたらした解放者なのだ。
 
ドイツはプーチンの歴史認識に擦り寄った。 

ドイツは自国が過去に犯した忌まわしい歴史の清算に知恵を巡らした。
 
稀代の悪役ヒットラーとナチの一味にその忌まわしい歴史の全てをを封じ込め、自分たち国民は被害者を装った。

しかしナチ・ヒットラーを熱狂的に支持し選挙で選んだのは紛れも無くドイツ国民だった。

表面では謝罪を繰り返しながら、あくまでナチの代理であるとして戦勝国から突きつけられた「人道に対する罪」という原罪からは免れた。
 
彼らはソ連によってヒットラー・ナチから解放された“被害”国民なのだ。

大戦の戦勝国と敗戦国である独露の歴史認識は一致し、ここに両国の歴史的和解は成立した。

ロシアはドイツの国連常任理事国入り支持を確約した。

小泉首相は敗戦国首相としてセレモニーに参列し、戦勝国に恭順の意を示した。


ヨーロッパを彷徨うスターリンの亡霊

大戦終結の年の2月、ウクライナ黒海沿岸の保養地ヤルタの古城に三人の連合国指導者が集まった。

「戦後処理」と言えば聞こえが良いが、実は三匹の肉食獣による獲物の分捕り合戦だった。

スターリンは対独戦終結後、バルト三国を始めとするヨーロッパを傘下に治める確約を獲得した。

東アジアでは必死で抵抗する日本にてこずるアメリカの要請を受けて対日参戦を約束した。

スターリンにとって「日ソ中立条約」などは唯の紙切れに過ぎなかった。

スターリンは敗戦間際の日本に喧嘩を売り、火事場泥棒的に南樺太等の北方領土略奪した。

プーチンの誇らしげなセレモニーにバルト三国とフィンランドからクレームがついた。

彼らにとって旧ソ連はプーチンの言う解放者ではなかった。 

侵略者であり、圧政の暴君だった。 

彼らは式典への出席を拒否し、謝罪を要求した。

プーチンは当然のごとくこれを拒否した。

「過去の事は二度と話題にしたくない。」

ヤルタに集まったルーズベルト、チャーチル、スターリンの三巨頭が会談する銅像をロシアの著明な彫刻家が作った。

しかしスターリンの恐怖の残滓におびえるロシア人は銅像の設置をいたる所で拒否した。

三人の銅像は今身の置き場所を求めて北ヨーロッパを彷徨っている。

                    ◇

◆【ウィキペディアによるグレート・ゲームの解説】

 グレート・ゲーム(英語:The Great Game)は、中央アジアの覇権を巡る大英帝国ロシア帝国の敵対関係と戦略的抗争を指す。

グレート・ゲーム再び

第二次世界大戦終結と冷戦開始と共にアメリカ合衆国がイギリスに取って代わったこの時期は時に評論家から「新グレート・ゲーム」と呼ばれていて、インド、パキスタン、アフガニスタン、更に最近では嘗てソ連領だった中央アジアにとっては「グレート・ゲーム」に対する軍事、安全保障、外交上の共同体に関連がある。1997年、ズビグネフ・ブレジンスキーは21世紀版のグレート・ゲームを主張する「The Grand Chessboard: American Primacy and Its Geostrategic Imperatives」を出版した。大衆メディアはアフガニスタンの多国籍軍とターリバーンとの戦いを、グレート・ゲームが続いていると見ている。

 

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