狼魔人日記

沖縄在住の沖縄県民の視点で綴る政治、経済、歴史、文化、随想、提言、創作等。 何でも思いついた事を記録する。

東京新聞が捨てゼリフ 沖縄参院補選で野党候補敗北に

2007-04-23 11:45:44 | 未分類

参院補選 首相に苦い1勝1敗 (東京新聞・社説)
2007年4月23日

 参院福島、沖縄両選挙区の統一補欠選挙は与野党の痛み分けで終わった。ただ、与党優位だったはずの沖縄で野党に追い上げられた。安倍晋三首相には参院選本番へほろ苦い前哨戦となった。

 今回の統一補選は、七月の参院選の行方を左右する重要な選挙とされた。補選の勝ち星が参院の過半数死守を目指す与党のハードルを下げられるかどうかに直結するからだ。

 直前の統一地方選前半戦の対決型知事選が「自民三勝、民主二勝」。道府県議選は自民党が議席を減らし民主党が躍進した。風はどちらに吹いているのか。それを見極め、引き寄せる意味合いもあった。

 与野党とも連日、党首級が応援に入り、総力戦が繰り広げられた。特に沖縄が焦点となった

 補選では珍しく二度も沖縄入りした首相は沖縄振興策や生活向上を中心に訴えた。選挙期間中に国民投票法案や米軍再編特措法案を衆院通過させたにもかかわらず、演説で憲法問題などに触れることを避けた。

 基地や憲法に敏感な沖縄を意識してのことにせよ、改憲を参院選の争点にしたいと言っていたのと違う。

 首相は最終日、沖縄のかりゆしウエアでの閣議開催や空港の拡充などを公約した。いくら首相が“地金”を隠しても、県民は冷めていたはずである。無党派層の票が与党の候補より野党に向かったのは、そういうことだろう。米軍普天間飛行場のある沖縄県宜野湾市長選では海外移設を訴える野党系現職候補が勝った。

 民主党は昨年の沖縄県知事選で敗れた後遺症からか、基地や憲法より格差問題に力を入れた。それが対立軸をぼかした。具体的な政策課題で腰がひけたようにも映った。

 劣勢が伝えられた終盤になって、基地問題なども積極的に取り上げた。菅直人代表代行は、沖縄戦の「集団自決」への旧日本軍関与をめぐる教科書の記述が検定意見で修正されたことに「首相は沖縄の歴史をねじ曲げようとしている」と訴えた。

 そうした政権の体質をただしたはずの国会論戦で見せ場をつくれなかった。野党の反省点だろう。

 争点をぼかした選挙戦の一方で、国会では与党の「数の力」による重要法案の審議や採決の強行が目立っていた。

 二つとも野党だった議席を争ったとはいえ、首相は福島で惨敗し、沖縄でなんとか逃げ切った。薄氷の一勝一敗を謙虚に受け止めるべきだ。

 引き続きむちゃな国会運営へ巨大与党で押し切るつもりなら、本番で厳しい審判を受けるのを覚悟しておいた方がいい。

                   ◇

沖縄の選挙には何故か左傾メディアは我を忘れてムキになる。

支持する革新候補が敗れると恥も外聞もなくその悔しさを記事で晒してくる。

その代表が朝日新聞だったが去年の県知事選の敗北で「天声人語」で悔しがって以来未だその兆候は見られない。(・懐かしき幻影 「大田さん 輝いていた沖縄の知事」

「言論弾圧に立ちふさがり民主主義を守るため凶弾に倒れた」と朝日が信じる候補者の弔い合戦に敗北して沖縄の敗北までは気が回らないのだろう。

 

最近では東京新聞が面白い。

参院補選の二議席は「二つとも野党だった議席を争ったとはいえ」とか、「特に沖縄が焦点となった」としながらも、一勝一敗の結果に、

「安倍晋三首相には参院選本番へほろ苦い前哨戦となった」と悔しさを隠さない。

 

>首相は最終日、沖縄のかりゆしウエアでの閣議開催や空港の拡充などを公約した。

>いくら首相が“地金”を隠しても、県民は冷めていたはずである。

 

オイ、オイ、県民は冷めた気持ちで粛々と島尻候補に投票したって事・・・つまり冷静な判断を下したって事でしょう。

 

ついでだから東京新聞さんに首相が地金を隠した[かりゆしウエア]の意味を講釈して進ぜよう。

 

◆狼魔人流・沖縄語「臨時」講座ー[かりゆし]

「かりゆし」がめでたいという意味の「かりー」から来ている。

 

「かりゆし」はめでたい時に使われるめでたい言葉・・・と言うことは当日記でわざわざ説明する必要もなかろう。

 

沖縄方言は日本語の古い言葉に由来すると云われるが、

「かりゆし」はその典型である。

 

日本語では死語になっている言葉に「かれい【佳例/×嘉例】がある。


「めでたい先例。吉例(きちれい)」と意味で、

「嘉例良し」が「かりゆし」に訛ったとすれば理解も容易だろう。

ちなみに「かりゆし」と言うブランドの泡盛があるが、これは「かりゆしうえあ」より歴史は古く居酒屋でも気軽に飲める。

◆新里酒造:http://www.shinzato-shuzo.co.jp/


▼話を東京新聞に戻そう。

悔しがるのも、ここまでは見逃しても良い。


・・・が、最後の一言には思わず爆笑してしまった。

「・・・覚悟しておいた方がいい。」

これって負けたヤツが云う決まり文句「覚えていやがれ!」と同じ意味?


先日「強盗の決まり文句は?というエントリーをした。


以下引用。

もう一つ決まり文句のおまけ。

これも古い日本映画や時代劇で悪いヤツが主人公にとっちめられて退散する時の決まり文句。

「覚えていやがれ!」

この場合覚えていようが忘れてしまおうがストーリーには関係ない。 何でもいいから一言いわないと格好つかないだけの話。

「ちょっと言いにくいが覚えていてくれる?」

では格好つかない。

 東京新聞さん、

「覚悟しておいた方がいい」なんてヤクザの

「覚えていやがれ!」と同じですよ。

覚えていようが忘れてしまおうが、

この際物語の進行には関係ないですよ。

 


島尻安伊子さん、当選おめでとう!

2007-04-23 08:16:02 | 未分類

2007/04/23-00:31 参院補選1勝1敗=沖縄・自公の島尻氏-福島は民主増子氏

 参院福島、沖縄両補欠選挙は22日投票され、同日夜開票された。福島は民主党公認の新人、増子輝彦氏(59)=国民新党推薦=、沖縄は自民、公明両党推薦の新人、島尻安伊子氏(42)がそれぞれ初当選した。夏の参院選の勝敗ラインに直結する2補選の結果は与野党の1勝1敗となり、与党が過半数を維持するために必要な議席は一つ減り64となった。
 与党は、安倍内閣が最重要課題と位置付ける教育改革関連3法案や、国民投票法案などの今国会成立を急ぐ。民主党は改選1の「1人区」である沖縄で昨年11月の県知事選に続き、野党共闘で臨んだが、及ばなかった。無党派層対策など取り組みの見直しを迫られそうだ。 (時事)

                    ◇

島尻候補が接戦を制して勝利した事には二つの点で大きな意義がある。

第一に今回の補選は知事選立候補で辞職した糸数慶子氏の空席の為の選挙だったこと。

対立候補の狩俣氏は出身母体が連合沖縄(前会長)であり糸数氏は勿論社民・共産のアッチ系政党も支援していた。http://www.jcp.or.jp/akahata/aik07/2007-02-18/2007021801_05_0.html

支援団体もコテコテの「市民団体」や「平和団体」。

日米安保にも異義を唱え米軍基地はとにかく出て行けという狩俣氏に勝利した意義は大きい。

二番目に、当選した島尻さんは現在はウチナンチュでも元々は仙台生まれ本土育ちのヤマトンチュ。

沖縄返還後の初の本土出身沖縄選出国会議員であるということの意義は大きい。

ウチナンチュは何かと言うと差別だという言葉を口にするが、

その実、この小さな島でも出身を、やれ首里だ、やれ那覇だ、ヤンバルだ、離島だ・・と云った差別的言辞を云う傾向が見られた。 これは被差別は差別の裏返しではないかという疑念を持っていた。

ヤマトンチュに対しても表面は親近感を示しても肝心な所になると、「ヤマトンチュンにヌーワカイガ(本土人に何が分るか)」といった意識が心底ではちらついているように見えた。

今まで沖縄では知事を始め各首長で本土出身者が当選した事を寡聞にして知らない。

それが今回本土出身者が始めて沖縄選出で国会議員になったことの意義は極めて大きい。

このような現象は他の都同府県では珍しい事ではない。

島尻さんの当選で、ある意味沖縄は返還35年にして初めて真の意味での本土復帰を果たしたような気がする。

 

あらためて、

島尻安伊子さん、当選おめでとう!