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6.9「沖縄戦の歴史歪曲を許さない沖縄県民大会」実行委員会参加63団体
★実行委員会代表呼びかけ人
高嶋伸欣、佐久川政一、大濱敏夫、松田寛
★6.9 実行委員会参加団体(順不同)
(1)社大党、(2)社民党、(3)共産党、(4)民主党、(5) 沖教組、 (6) 民主教育をすすめる沖縄県民会議、(7)連合沖縄、(8)県労連、(9)自治労、(10)国公労、(11)フード連合、(12) 1フィート運動の会 (13)全水道、(14)平和運動センター、(15)医労連、(16)沖縄平和ネットワーク、(17)「とめよう戦争への道」百万人署名運動沖縄の会、(18)沖縄県歴史教育者協議会、(19)沖縄教育支援ネットワーク、(20)沖退教、(21)高退教、(22)「ジェンダー問題」を考える会、(23)マスコミ労協、(24)沖縄九条連、(25)虹の会、(26)平和教育をすすめる会、(27)全港湾、(28)私鉄沖縄、(29)統一連、(30)中部地区労、(31)北部地区労、(32)住基ネットに反対する市民ネットワーク沖縄、(33)平和市民連絡会、(34)反戦地主会、(35)中部地区労OB会、(36)沖縄市九条の会、(37)普天間爆音訴訟団、(38)第9条の会沖縄うまんちゅの会、(39)一坪反戦地主、(40)なはブロッコリー、(41)民主青年同盟、(42)基地・軍隊を許さない行動する女たちの会、(43)沖縄医療生協平和行動委員会、(44)大学人九条の会、(45)自由法曹団沖縄支部、(46)沖縄県平和委員会、(47)とめよう戦争への道沖縄の会、(48)医療生協、(49)新日本婦人の会、(50)沖縄民医連、(51)アイ女性会議、(52)沖縄YWCA、(53)東本願寺沖縄開教本部、(54)九条の会糸満、(55)沖縄人権協会、(56)沖縄県憲法普及協議会、(57)日本科学者会議沖縄支部、(58)沖縄生協連(59)沖縄地区数学教育協議会、(60)沖縄労組交流センター(61)恨之碑建立をすすめる会沖縄、(62)日本中国友好協会沖縄県支部、(62)政労連沖縄地連、(63)高教組(■沖縄平和ネットワークhttp://okinawaheiwa.net/project/resolution070609.html)
◇
よくもこれだけのアレな団体を集めたのだと仰天の名簿である。
これが「幻の11万人集会」の全参加団体名簿だと知ると、自ずとその集会の実態が浮かび上がってくる。
9月29日の集会は「県民大会」の名を騙った「大規模左翼集会」であった。
沖縄で教師だと聞くと上記団体名簿から判断しても、生徒に左翼思想を押し付け、皆同じ考えで拳を天に突き上げるアレな教師ばかりだと思いがち。
だが、生徒に一方的考えを押し付けない良識ある教師も勿論いる。
以下は「縄文塾通信」に掲載された沖縄在住現役教師トラネコさんの「沖縄集会11万人は本当!?」の引用です。
http://www.mag2.com/m/0000184916.html
◇
沖縄集会11万人は本当!?
トラネコ
この件については私も「え~・・・?」という気持ちでした。
私はこのような集会には一切行きませんのでニュース映像でのみ集会
の様子をみました。
確かに大勢の人が集まっていたみたいですが、11万人かどうかの判
断はつきません。しかし既に集会当日よりネットでは、この11万人説
に対する疑問が続出していたのを知っております。
聞いたところでは今回の集会への参加呼びかけは教職員組合(沖教
祖)、自治労、平和団体が中心となり猛烈な情宣活動をやっていまし
た。学校関係では生徒を課外学習とか部活の校外活動と称して教員の
引率の元にバス貸切で参加したところもあるそうです。おそらく教員
などはかなりの数が付き合いも含めて参加したと思います。(あまり
学校ではこの話題にふれないようにしていますので、正確なことは申
しあげられません。)
この教科書検定の「沖縄戦の集団自決」に関してですが、夏休み前
に数人の生徒とこの問題について話し合ったことがありました。私が
疑問を強くしたのは報道内容の変化に気がついたのです。当初「集団
自決は軍命令があった」から「集団自決は軍の関与があった」に変化
し、仲井間知事もこの文言になってから教科書の書き換えを抗議する
方向転換をはかりました。
これはかなり巧妙に仕組まれたレトリックですね。
例えば学校で生徒間のイジメがありそれが原因である生徒が自殺した、
とします。第一の責任はにイジメをした生徒です。しかし教師や学校
も生徒の指導監督責任は当然 ありますので、教師が自殺した生徒を直
接イジメなくても教師に責任はあるのです。
これと同じく沖縄戦当時狭い島の中では一般住民の疎開も遅れたり
する状況もあり、(これに関しては泉守紀沖縄県知事に多大な責任が
ありますがここではふれません。)
多くの場所で軍民一体の行動がありましたし、渡嘉敷島のように島
民の自発的な軍への 協力隊もありましたから、戦闘行動には当然軍の
指導や関与もありました。結果として集団自決が起きたのは軍命令が
なくても、そういう意味で軍の関与はあったといえるでしょう。
さてこの軍命令と軍関与がまったくというか、あえてというか区別
されることなくマスコミや政治家が使用しています。ここが一般人に
は混同されて認識されています。
さらに集団自決のもとになった沖縄タイムス社刊「鉄の暴風」は曽
野綾子氏の綿密な現地取材「ある神話の背景」や元琉球政府職員の照
屋昇雄氏の証言などによって、少なくとも渡嘉敷島の「軍命令による
集団自決」の根拠は崩壊しています。
にもかかわらず、沖縄タイムス社はこれを訂正せずいまだ重版して
いるのです。これは犯罪行為に等しいですね。公正・公平を期すべき
ジャーナリズムの資格がありません。
私はこのことを沖縄タイムス社にメールで質問しましたが、当然と
いうか返事はありませんでした。以下そのコピペです。
前略 私は○○○在住の高校教師で○○でございます。
現在歴史教科書の沖縄戦関連で、「軍の強制・命令による民間人の集
団自決」の項目が「軍の強制・命令はなかった」と訂正されたことに
よる問題があります。
県議会は「集団自決は軍の命令」から「集団自決は軍の関与があった」
と文言をかえて文科省に記述訂正を求めています。
さてこの「軍の強制による集団自決」のもととなった、貴社発行の
「鉄の暴風」昭和25年刊の記述について、曽野綾子氏の「ある神話の
背景」昭和48年刊でその信憑性が否定されています。
またネット上でも同種のサイトが数多く見られ、赤松守備隊長は住民
に自決強要どころか生き延びることを強調していたとされます。つま
り「集団自決は軍命令はなかった」という意見が圧倒的です。これは
当時琉球政府職員で遺族年金の支給業務に携わっていた照屋昇雄さん
みずからがその真相を公にしてることからも明らかです。
にもかかわらず、貴社の「鉄の暴風」の記述はまったく訂正もなく、
虚偽の記載のまま、そのまま版を重ねている事実を知り、事実の報道
や公平,公正を基本とする報道機関の姿勢としては非常に問題があり
ます。
www.sankei.co.jp/seiron/wnews/0608/web-news0827-2.html
わたしも教育界で仕事をしている以上、生徒へ事実関係をきちんと教
える責務があります。この点について貴社の見解がいかがなものかを
お教えいただければ幸いです。
なお、私は上記の件については生徒へすべて情報公開し貴社の問題点
も指摘しています。
以上、ご回答よろしくお願い申し上げます。
6月27日
今回どこのマスコミも曽野綾子氏のレポートや照屋さん証言につい
てまったく報道していません。これがきっかけで検定意見がつき、軍
命令・・・云々が削除されたのに、このことをまったく報じないのは
明らかに自らの主張が破綻したことを自覚しているということです。
また公共放送を自認するNHKもまったく同じです。
江藤淳氏の「閉ざされた言語空間」がここ沖縄にはあるのです。
先の照屋昇雄氏などはもしかしたら村八分にされているかも知れませ
ん。ある意味第二次大戦中の逆の状況なのかも知れません。たとえ事
実だとしても周りの空気と異なる言動は自戒しないとこの狭い島社会
では暮しにくくなります。ですから沖縄では政治について本音はいわ
ないことが賢いのです。
ひとつの救いは現在ではマスコミに頼らなくてもインターネットと
いう便利な情報ツールがあり、若い世代に浸透していることから、さ
まざまな情報を比較検討できる機会が簡単に成立しています。その点
で私の生徒たちも意外にも正確な情報を持っていたりします。
私が生徒に意見を言うとき、「先生の意見を信じる必要はない、あ
くまで参考に聞いておくこと。」といいます。つまり私を含めて教師
の発言に頭から信じるなといってるのです。
私はこれからの時代をあまり暗く予想していません。それは自分の
教え子たちの意識が私たちの時代(サヨク全盛時代)とまったく違う
からです。むしろ政治意識については私たちの頃よりまともに見えま
す。これからこの生徒たちが成長し沖縄の「閉ざされた言語空間」も
いつかは開放されることと信じています。
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