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沖縄教科書抗議集会、参加者は「4万人強」 主催者発表11万人にモノ言えず(1/3ページ)
先月29日に沖縄県宜野湾市で開かれた「教科書検定意見撤回を求める県民大会」の参加者数が主催者発表の11万人を大きく下回っていたことが明らかになった。県警幹部は産経新聞の取材に「実際は4万人強だった」(幹部)と語ったほか、別の関係者も4万2000~4万3000人と証言している。集会は、県議会各派や市長会などが実行委員会となり、沖縄戦で日本軍が直接、住民に集団自決を強制したとする記述が削除・修正された高校教科書検定の撤回を求めたもの。渡海紀三朗文部科学相は参加者数を主な理由に対応策を検討、国会でも誇張された11万人という数字をもとに論争が進んでいる。
(比護義則、小山裕士)
■1平方メートルに4人?
集会が開かれた海浜公園の多目的広場は約2万5000平方メートル。仮に会場に入りきれなかった人を1万人と見積もれば、1平方メートル当たり4人いた計算になるが、多くの参加者は座っていた。
会場は、東京ドームのグラウンド部分(1万3000平方メートル)の約2つ分にあたるが、同ドームのスタンドを含めた建築面積は約4万6800平方メートルあり、グラウンド部分を含めても最大5万5000人しか収容できない。
大会事務局幹事の平良長政県議(社民党)は、算出方法について、「一人一人をカウンターで計算しているわけではない。同じ場所で開かれた12年前の米兵による少女暴行事件の集会参加者数8万5000人(主催者発表)を基本にした。当時に比べ、会場周辺への人の広がりは相当なものだった」と語り、主に日米地位協定の見直しを求めた平成7年の県民大会の写真と比べながら、算出したと明かした。また、参加者を大量動員した連合沖縄は「自治労沖縄県本部や連合沖縄から応援を出し、10人ぐらいで会場周囲を歩いて、入り具合をチェックした」(幹部)としている。
■警察は発表せず
沖縄県警は、参加者の概数を把握しているが、「警察活動の必要な範囲で実態把握を行っているが、発表する必要はない」(警備部)として、公式発表を控えている。
これには背景がある。12年前の県民大会参加者数を主催者発表より2万7000人少ない5万8000人と公表、「主催者から激しくクレームをつけられた」(関係筋)経緯があるからだ。
警察が発表を控えた結果、主催者発表の11万人という数字があたかも事実のように独り歩きし始めた。
11万人は、県民(約137万人)の12人に1人が参加したという大きな意味を持つ。
地元紙は号外で県民大会を報じたほか、9月30日付の琉球新報と沖縄タイムスは、「11万6000人結集 検定撤回要求」「11万人結集 抗議」と参加者数を強調した大見出しをつけた。このうち沖縄タイムスは「主催者発表が11万人なので、11万人という形で掲載した」と説明している。沖縄以外の新聞やテレビも主催者発表をもとに報道。朝日新聞(東京)は、1面トップで「沖縄11万人抗議」の見出しを載せ、10月2日付朝刊では、主催者発表の注釈を抜いて報道した。産経新聞も10月2日までは主催者発表と明記して11万人と報じたが、3日付の「産経抄」などで主催者発表に疑問を呈した。
こうした動きに沖縄県の仲井真弘多知事は5日、公明党の北側一雄幹事長と会談した際、「(11万人より)もっと人数が少ないという説が東京あたりにある」と不快感を表明。北側氏は「そういうことは思っていないのではないか。(朝日新聞などでは)カラーで1面トップで出ていたから」と応じた。
■会場へ無料バス
今回の県民大会では県下7割の市町村が実行委員会を立ち上げた。
職員が勤務の傍ら防災無線を使って大会をアピールしたり、自治体のホームページで告知したりするなど、事実上、公的なイベントとなった。加えて、県議会議長が大会の実行委員長を務めるなど議会も大会を全面的にバックアップした。
仲井真知事は当初、自身の大会への出席について「抗議の方法として、県民大会がなじむのかどうか考えさせてほしい」と消極的な立場をとっていたが、姿勢を転換して参加を決意。臨時庁議を開き、職員に参加の呼びかけをするまでになる。県教育長も県立高校の校長へ参加を呼びかけた。
同様の動きが民間にも広がった。県バス協会は会場まで行く運賃を片道無料にすることを決定。地元紙に無料乗車券が掲載された。県高野連は当日の秋季大会の日程を変更し、高校球児の参加にも協力するなど、大会参加は県民の義務ともいえる雰囲気が醸成されていった。
地元メディアの徹底的な「反教科書検定」キャンペーン報道も大きな役割を果たした。市町村議会が検定意見の撤回決議を可決するたびに逐一取り上げ、連日、その数が増えていくことが県民に伝えられた。
県議会でも当初、自民党県議団は消極的だったが、決議文の表現を弱めることを条件に賛同に回り、超党派での大会参加が実現した。反対を続けると「沖縄の痛み」への無関心ととらえられかねず、来年の県議選や近づく衆院選への影響を心配する声が党内から出たことも一因といえそうだ。
小渡亨県議(自民)は、「(11万人という主催者発表は)非常に問題だ。こういった問題で『これは違うだろう』というと、沖縄では“非県民”になりかねない雰囲気だ。戦前の大政翼賛会と同じだ」と危機感を募らせている。
《教科書検定と沖縄集団自決問題》
文部科学省は今年3月、昭和20年の沖縄戦での住民集団自決について「日本軍に強いられた」との趣旨の記述があった高校日本史教科書7点に対し、「日本軍が命令したかどうかは明らかといえない」との検定意見を付け、教科書は修正された。これに対し、沖縄県側は「集団自決は軍の関与なしには起こりえない」と反発。また、民主党は検定を撤回し見直すよう求める国会決議案を衆参両院に提出することを決めたが、検定後の教科書も軍関与自体は否定していない。(産経新聞)
◇
沖縄在住のブロガーが問題の「11万人」について沖縄県警に電話を入れたが曖昧な返事で真偽を確認できなかったのことだが、そこで諦めずに今度は実行委員会にも電話を入れた。
以下は「逆風って気持ちいい!」さんよりの引用です。
≪県民大会の実行委員会に電話取材してみた。
まず、11万人という数字が捏造では?との指摘があるが、ど~なのか?
「捏造はありません。(きっぱり!)」
カウント方法は?
「前回(少女暴行事件に端を発した県民大会)の8万5千人をベースとして、前回の入り状況を記憶していた者が、今回の入り具合とを、記憶を辿りながらと、目視により算出?した」とのこと。
おいおい、県知事はじめ、県議会議長、その他、市町村首長が出席した県民大会の参加者数のカウント方法が、「記憶と目視」とは・・。
そもそも、「大会に参加する人数が大事だ」と声を荒げていたのは、主催者側だったはずだ。「本土人が、注視している今大会にどれだけの県民が結集するのかがポイントだ」とおっしゃっていたでしょう。それが、「記憶と目視」による算出?
それを算出とはいいません。小学生でも知ってます。ホント、情けない!
しかし、そーすると前回の少女暴行事件に端を発したあの大会の参加者数の真実は?はぁ~。≫
■12年前の「県民大会」8万5千人も捏造?■
>「前回(少女暴行事件に端を発した県民大会)の8万5千人をベースとして、前回の入り状況を記憶していた者が、今回の入り具合とを、記憶を辿りながらと、目視により算出?した」
それでは前回の「県民大会」(8万5000人)のカウントは何の記憶を辿りながら目視したのか、と突っ込みを入れたくなるがこれは敢て問うまい。(共同通信を鵜呑みにしたら マスコミはテロ支援か)
ネットが今ほど普及していなかった12年前。
その時の「県民大会」の8万5000人動員(主催者発表)には誰も疑念を抱くものはいなかったのか。
今年の6月にも開かれていた「県民大会」が警察発表900人を3500人と主催者発表したことから判断すると「8万5000人」も揺らいでくる。
信憑性のない数字を基礎に「前回の入りを記憶を辿り・・・目視」?
騙るに落ちたぞ実行委員さん。
ネットが普及した現在ではこんな方法で検証している方もいるのですよ。
≪幸い(?)「琉球新報」が翌日の朝刊に会場全景を2面に亙る大きな写真で掲載していたので、それを20部注文した。大学生にお願いして実際の数を数えてもらおうと考えている。
尚、この証拠写真が欲しい人は、(0120)395069に電話して9月30日の朝刊を送って欲しいといえば、振替用紙同封で送ってくれる(1部100円)。 ≫(草莽崛起 ーPRIDE OF JAPAN)
今までのように地元2紙で沖縄を「情報の真空地帯」にすることが困難になってきたことを「11万人捏造崩壊」が象徴している。
■他にもあった朝日新聞と沖縄タイムスの捏造記事■
「11万人」があまりにも出鱈目だったので注意を引かなかったが、
朝日新聞と沖縄タイムスは「9・29集会」を盛り上げるため「捏造記事」と「捏造写真」で国民を欺いてていたことも忘れてはいけない。
↓
朝日の“捏造記事”タライ回し 沖縄タイムスが“捏造写真”
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沖縄県警よ、お前もか!琉球独立県民大会
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