慶喜

心意気
「明日迄の命の気持ちで、人生を!」
「不老不死の気持ちで、知識の習得を!」

江戸の文化(富士講)

2014年11月17日 | 自分勉強
富士講とは?

江戸時代に成立した民衆信仰で、江戸を中心に流行し『角行』の系譜を汲むものをいいます
富士講の活動は、定期的に行われる「オガミ(拝み)」と、富士登山(富士詣)から成っています
オガミにおいて、勤行教典「オツタエ(お伝え)」を読み、「オタキアゲ(お焚き上げ)」をします
信仰の拠りどころとして、石や土を盛って富士山の神を祀った富士塚を築きます




















富士講(ネットより引用)

富士講の歴史
富士山麓の人穴で修行した角行藤仏によって創唱された富士信仰です
*良き事をすれば良し、悪しき事をすれば悪し。
*稼げは福貴にして、病なく命長し。
*怠ければ貧になり病あり、命短し。
大名や上層階級から支持され、江戸庶民からも熱狂的に支持されました
角行の信仰は、既存の宗教勢力に属さないもので、講集団も単独の宗教勢力です
多くの講社があり、江戸時代後期には「江戸八百八講、講中八万人」と隆盛をきわめました

富士講の御師(おし)
信仰の指導者で、富士講の講員に富士登山時の宿泊所を提供する役目を荷っている人です
富士山閉山期には、御師は江戸などの富士講をまわり、教えを説きました

人穴(ひとあな)
「角行」修行の地である人穴は聖地とされており、講員らが訪れます
人穴に隣接する人穴浅間神社は主祭神を角行としています

富士講の衰退
富士講にとって聖地は富士山であり、巡礼として富士山登拝を繰り返します
明治以後神道勢力からの弾圧と、登山動機を信仰に求めていた富士講は大きく衰退しました


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ウイルスの生き残り

2014年11月17日 | 散歩
エボラより怖い?鳥インフルエンザ(H7N9型)

西アフリカで流行するエボラ出血熱の死者数が5千人を超えました
中東で広がる「MERS」
感染症の脅威は地理的な要因や感染経路によっても変わります
中国で、人への感染が確認され、警戒されているのが鳥インフルエンザ(H7N9型)です
新聞記事ニュースより引用








ウイルスの生き残り(ネットより引用)

中東で広がる感染症、MERS(マーズ、中東呼吸器症候群)
MERSは、新型のコロナウイルスによる感染症で、発熱、せき、肺炎などの呼吸器症状を引き起こします
中東やアフリカで患者が報告され、感染者は900人(致死率約36%)以上です
感染しても症状を起こさない「不顕性感染」となる場合もあります
これまでの調査では、ラクダを介さずに何代も人の間で感染が続いた例は確認されていません

鳥インフルエンザ(H7N9型)
鳥インフルは本来、鳥にしか感染しないインフルエンザですが、H7N9型は、人への感染が確認されました
増加に伴うウイルスの変異で、現状では鳥から人にうつっても、今後人の体に適応するよう変異していく恐れがあります
変異したウイルスは、通常のインフルのようにくしゃみやせきで容易に人から人へと感染してます
動物のインフルが人から人に感染するよう変異した例では、日本でも09年に流行した新型インフル(H1N1型)です
多くの人が免疫を持っていないので、新型インフルを起こした場合には09年の流行より大きな被害が起きる可能性が有ります
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