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☆新型コロナウイルス感染症のパンデミックが終息する気配はない
☆麻生太郎副首相嘆きの発言
*薬が出ない限り安心感なんか広がらん
*V字回復は薬が出ない限りとても考えられない
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☆コロナウイルスは6種類見つかっている
*4種類は「風邪ウイルス」で、例年冬に流行する
*残る2種類が「重症肺炎ウイルス(SARS、MARS)」
☆新型コロナウイルスは、新たに見つかった7番目のコロナウイルス
*患者の80%は風邪に似た軽症のまま治る
*患者の20%は、肺炎症状が悪化し、致死率は約3%
(年齢ごとに差が有り、80歳以上は約15%)
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☆武田薬品は、血漿分画製剤の経験を活かす
*「高免疫グロブリン製剤」の開発に着手したと言われている
*高免疫グロブリンは「重症急性ウイルス性呼吸器感染症」治療薬として有効
*新型コロナウイルスにも効果があると見込む
*製造には、新型コロナウイルス感染症から回復した患者から血液を提供が必要
*実用化には、約1~2年はかかる
☆新薬の開発は各社にとってハードルが高いが現実的な方法
*慢性膵炎治療薬「カモスタットメシル酸塩」(フオイパン)
*吸入ステロイド喘息治療薬「シクレソニド」(オルベスコ)
*抗インフルエンザウイルス薬「アビガン」
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☆アビガンは、現富士フイルム富山化学が創製したもの
☆アビガンは、インフルエンザウイルスのRNAの増殖を阻止する
☆アビガンが他のRNAウイルスにも効果を発揮するのでは
☆アビガンは、ギニアで流行していた「エボラ出血熱」にも効果あった
☆新型コロナウイルス感染症への効果が期待されている
*アビガンは、中国の臨床試験で、有効性と安全性が確認された
*患者から、ウイルスが排除され、肺の症状なども改善された
☆政府は200万人分のアビガンを備蓄している
*アビガンは、現在「新型インフルエンザウイルス」にだけ使用が限られている
*新型インフルエンザが蔓延しない限り出番はない
*アビガンは、副作用として胎児に奇形が生じるリスクもある
☆アビガンに関し専門家の意見
*重症化した患者にアビガンを使用してもそう効果は期待できない
*早期の段階から使うべきとの見解
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☆専門家会議がとりまとめた提言
☆人と人との接触をできる限り絶つ努力
☆『3つの条件が同時に重なる場』を避ける
*「密閉」「密集」「密接」
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☆感染を予防するワクチンの開発も進んでいる
☆NIH(米国立衛生研究所)は、mRNAワクチンの第一相試験を始めた
☆ノルウェーの「感染症流行対策イノベーション連合」も第一相試験を開始
☆日本では、アンジエスが大阪大とDNAワクチンの共同開発に乗り出した
☆田辺三菱製薬
*ヒトでの臨床試験を始めるために当局と協議したいと語った
☆医療専門家の中には、ワクチン開発を急ぐのは危険との警告も
*ワクチンが、感染の予防どころか、かえって悪化させるのでは
*動物実験の完了を待たずに次の段階へ進めようとしているところもある
*ワクチン開発を急ぐのは、リスクが多い
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☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します
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「武漢コロナ」絶滅へ・この治療薬で撃て
(『THEMIS3月号』記事より画像引用)