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『日本経済』『為替』『円高』『円安』『円安での国内回帰』

2024年11月01日 | 官僚
🌸日本経済「円安」「円高」に振り回される理由

2022年から続いた超円安局面が転換点を迎えた
 ☆2024年8月5日に起きた急激な円高と日本株の大暴落
 *円高が日本企業の収益に悪影響を与えることが意識され
 *その後も円安・株高と円高・株安を繰り返してきた
 ☆日本株は、日本企業は、為替に左右される理由
 *円安に振れると日本株は上昇
 *円高だと株安になる状況が続く
 ☆日本企業は為替で、大きな影響を受ける
 *為替レートが動くと、企業の業績が大きな影響を受けるだけでなく
 *事業戦略そのものの変更を迫られることもある
 ☆日本の輸出を金額ベースでみると
 *ドル建て比率が半分以上を占め
 *この傾向は長年変わっていません
 ☆1998年に外為法が改正された
 *為替取引が自由化された 
 *日本企業はドル建て取引を選んできた
 *企業にとり、合理的な選択はドル建て取引だった

⛳円建の場合、現地販売できない限り、為替リスクを負う
 ☆日本から現地法人に円建てで輸出をすると
 *現地でのビジネスを、ドルや現地通貨で行っている現地法人は
 *調達と販売の通貨のミスマッチによって為替リスクを負う
 ☆現地での販売も円建てで行えるほど
 *圧倒的な製品競争力がない限り
 *ドルをはじめとする現地通貨建てでの輸出を選択する
 ☆日本の自動車メーカーでさえ、アメリカ市場向けの輸出は
 *ドル建てで行わざるをえない
 *日本経済は、為替変動の影響からは逃れられない状況にある
 ☆貿易収支赤字の急拡大は、原油価格の高騰が影響している
 *ロシアがウクライナに侵攻してから
 *原油価格、資源エネルギー価格も大幅に上昇した
 *円安の急速な進展も相まって
 *日本の貿易収支の赤字は膨らむ
 *貿易赤字の拡大とともに、円売りが一段と進む
 ☆先進国の中で日本ほど、影響を受けた国はない

東日本大震災後の「日本のエネルギー」無策
 ☆東日本大震災後、原子力発電所が稼働停止となり
 *日本の原油や液化天然ガスの輸入は大幅に拡大した
 *日本の貿易収支の赤字が膨れ上がる
 ☆日本はエネルギー政策、具体的には化石燃料への
 *過度の依存からの脱却に取り組むべきだった
 ☆現在、東日本大震災後から13年以上が経過しているが
 *日本のエネルギー政策は無策だった

2022年3月にFRBが利上げを始めた
 ☆アメリカの利上げの影響は非常に大きい
 *FRBが政策金利を段階的に引き上げる一方
 *日銀は金融緩和政策を堅持した
 *日米金利差の拡大が続く状況下で
 *投資家は円売りポジションを拡大させた
 ☆貿易赤字の拡大といっても、
 *国際的な金融マーケットでは
 *実需が為替を左右する力はそこまで大きくない
 ☆実需に基づく為替取引額
 *外国為替市場で日々取引される金額と比べると非常に小さい
 ☆例、巨額の貿易赤字
 *実需として円売り・ドル買いを招くだけでなく
 *投資家の将来の為替変動に対する予想にも影響を及ぼす

⛳「円安で国内回帰」は望めないが外貨は必要
 ☆為替を事前に予想できないのなら
 *企業としては為替の影響を遮断する方向に進むしかない
 *その為、自動車メーカーは
 *「顧客のいるところで生産する」という傾向が強くみられる
 ☆日本企業の為替リスク回避の手法や戦略は
 *業種・当該企業の生産販売構造や事業戦略によって異なる
 ☆円安は生産拠点の国内回帰につながるとの期待も聞かれるが
 *日本は資源の輸入国で、輸出を通じて外貨を稼がなければならない
 *日本に生産拠点を戻す理由は少ない
 ☆『円の実力』では海外生産・海外販売であっても
 *日本に外貨をもたらしているケースもある
 ☆企業の競争力には価格競争力以外に
 *最先端の技術を搭載した製品の開発など、価格以外の競争力もあり
 *それらを高めることも重要です
 *海外で研究開発を行う企業も増えてはいます
 *最も重要な技術や新製品の開発は日本国内で行う企業が大半です
 ☆筆者がこれまで調査をした大企業
 *海外直接投資の収益は日本国内に戻すという企業は多い

⛳「為替ヘッジは投機」と避けるモノづくり企業
 ☆国内に落とす利益も日本円に換算する時に為替の影響を受ける
 *為替レートはどちらに動くかわからないか
 *自社の収益にとっては良い時もあれば悪い時もある
 *企業には、そこから利益を得ようとするのは投機という認識がある
 ☆企業が将来の為替変動をどう見通し
 *日銀短観が四半期のデータを公表している
 *円高局面では、想定為替レートが実勢レートよりも円安の水準に
 *円安局面では、想定為替レートの方が円高の水準にある

海外に安売りしてきた日本
 ☆日本は物価が上がらない「デフレ」だと言われていたが
 *海外に向けてずっと安売りしてきたのだ
 ☆著しく円高が進行した2008年から2012年にかけて
 *輸送用機器の輸出物価は上昇していましたが
 *その後は約10年間ほぼ一定です
 ☆この時期、円安が進んだため
 *契約通貨ベースで輸出価格を引き上げなくても
 *為替差益を享受できたのだ
 ☆最近は生産コストの上昇で
 *輸出物価が一般機械と輸送用機器の両方で徐々に引き上げられている
                       (敬称略)
⛳知識の向上目指し、記事を参考に自分のノートとしてブログに記載
⛳出典内容の共有、出典の購読、視聴に繋がればと思いブログで紹介
 ☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します
⛳私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
⛳投資は、自己責任、自己満足、自己判断で
⛳詳細は、出典原書・記事・番組・画像でご確認ください
⛳出典、『東洋経済オンライン』






『日本経済』『為替』『円高』『円安』『円安での国内回帰』
(『東洋経済オンライン』記事より画像引用)

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