🌸揺れる外交3
⛳安倍晋三史上初の米朝首脳会談を語る
☆日米首脳は電話会談を繰り返し
*ワシントンで再び直接会談し頻繁に連絡を取り合った
☆トランプが安易に妥協して
*北朝鮮と関係を改善することを危惧したから
☆日米が北朝鮮への圧力を主導する政策
☆日米が北朝鮮への圧力を主導する政策
*何とかトランプに取ってもらいたかった
☆私は、金正恩が最も恐れていることをトランプに伝えた
*トマホークを撃ち込まれて、自分の命、 一族の命が失われること
*武力行使のプレッシャーをかけられるのは
*米国だけだとトランプに言い続けた
☆トランプの国際社会での評価は
☆トランプの国際社会での評価は
*軍事行使をするタイプと警戒されていると思うが、全く逆です
*彼は、根がビジネスマンですから、お金がかかることには慎重
*お金の勘定で外交・安全保障を考える
☆「トランプが軍事行動に消極的な人物だ」と金正恩が知たら
*圧力が利かなくなってしまう
☆私だけでなく、米国の安全保障チームも
☆私だけでなく、米国の安全保障チームも
*トランプの本性を隠しておこうと必死だった
☆米朝首脳会談前に繰り返し対話したのは
☆米朝首脳会談前に繰り返し対話したのは
*CVIDを堅持しようとしたため
*私は、米朝会談の直前、論点を絞ってトランプを説得した
*私は、米朝会談の直前、論点を絞ってトランプを説得した
*CVIDは、世界が共有する基本的な方針
*トランプヘの要請から外そう
*日本としては、拉致問題の提起を優先しようと決めた
☆私はトランプに伝えた
☆私はトランプに伝えた
*拉致問題を解決できなければ
*北朝鮮支援の金を出せといわれても、日本は金を出せない
*トランプは、日本が北朝鮮を支援する話に興味を示した
*米朝首脳会談では、CVIDが共同声明に盛り込まれませんでした
*北朝鮮が「完全な非核化」に取り組む代わりに
*米国は北朝鮮の体制の「安全の保証」を約束した
⛳米朝首脳会談はシンガポールで行われた
☆トランプにとり外交は新しい分野
☆北朝鮮問題に長年携わってきたわけでもない
*歴史に名を残すことを考えていたトランプ
*米国務省、米国安全保障チーム、私も、止められなかった
☆トランプは、金正恩との直接会談に意欲を示し始めた
*トランプの思考は、我々の考えている論理とは違った
☆トランプはベトナムで金正恩と会談した
*その時も拉致問題を取り上げてくれた
☆「安倍も所詮、米国頼みか」と言われた
*しかし、米国は、日本にはできない戦力投射が出来る
*私が、用心棒役のトランプと良好な関係を築いて
*「大統領、いざという時は頼みますよ」とお願いすることは
*北朝鮮にとっては脅威なわけです
☆私が北朝鮮に「この野郎、ふざけるな」と言ったって
*北は、日本が軍事行使できないことを知っているから
*「お前なんか、どうせ弱いだろう」と、日本の足元を見てくる
☆トランプに踏み込んでもらって
*彼の口から拉致問題に言及してもらうことが大切だった
*北朝鮮も日本との関係を正常化する意識が強まるでしょう
⛳安倍晋三北朝鮮との交渉に関して語る
☆北朝鮮は独裁政権で、その様な国家との折衝
*外務省の局長や閣僚レベルで協議を重ねて
*首脳合意につなげていく一般的な外交交渉が通じない
☆独裁者1人が判断するのだか
*独裁者に近い人物に接触し
*日本側の考えを正確に伝えていくことが重要
☆拉致は犯罪なので、基本的に北朝鮮の外務省のテリトリーではない
☆拉致は犯罪なので、基本的に北朝鮮の外務省のテリトリーではない
*工作員やスパイの情報を扱っている情報部門が交渉相手
*その中で、金正恩や、妹の金与正に近い人物を探った
*北朝鮮外務省の中にも、日本との交渉は大事だと考えている人物がいた
*北朝鮮外務省の中にも、日本との交渉は大事だと考えている人物がいた
*危ない橋は渡ろうとはしないけれど、交渉をまとめる意欲はあった
☆交渉の情報は、私に集約し私が判断する考えで臨んでいた
*時を経るごとに交渉が難しくなっていくとも感じた
*時を経るごとに交渉が難しくなっていくとも感じた
*拉致に関与した関係者は、いなくなっていく
☆発生当時にもう少し政治が適切に対処していれば、と悔やまれます
⛳安倍晋三中国への「一帯一路」「AIIB」の対応を語る
☆中国の李克強首相が来日
⛳安倍晋三中国への「一帯一路」「AIIB」の対応を語る
☆中国の李克強首相が来日
*日中韓サミットや日中首脳会談が行われた
*李氏との会談では、中国の巨大経済圏構想「一帯一路」について
*話し合う合同委員会の設置などで合意した
☆尖閣諸島の問題などで対立する中
*日中の融和ムードが醸成されていくことになった
*背景があったのが、中国側の求めに、我々が応じたこと
☆「一帯一路」の構想にどういう態度で臨むかを決める上では
☆「一帯一路」の構想にどういう態度で臨むかを決める上では
*アジアインフラ投資銀行(AIIB)への対応を考えた
*習近平がAIIBの構想を発表した当時は、警戒感が我々にあった
*米国と覇権争いをするつもりだろうとの見方です
☆私は最初「一帯一路」で「意思決定過程が不透明」と牽制していた
☆AIIBが設置されると、英国が西側で最初に参加すると表明した
☆AIIBが設置されると、英国が西側で最初に参加すると表明した
*フランス、ドイツ、イタリア、韓国などが参加を表明していく
*米国は反対だが、同盟国は皆、中国の構想になびく
*英国がAIIBに加わることで中国の言いなりにならなくて済む
☆AIIBへの警戒感はだんだんと薄れてきた
☆他方、経済界は「一帯一路」をチャンスととらえ
☆他方、経済界は「一帯一路」をチャンスととらえ
*海外への投資を増やしたいという思いが強かった
☆中国は、大風呂敷を広げているだけで、覇権には至っていない
☆日本も、中国に協力することも可能だと判断した
*中国とパイプがある二階俊博幹事長に訪中してもらい
*二階さんから習近平に、私の親書を手渡してもらう
☆その後、私はベトナム・ダナンで習近平と会談した
*私は、中国に協力する方針を表明した
*中国公船の尖閣諸島周辺での活動この年減っていた
*中国公船の尖閣諸島周辺での活動この年減っていた
*私の「一帯一路」への協力姿勢の表明や、訪中が背景にあった
☆私が「一帯一路」に厳しい姿勢を取り続けていた時期
*東アジア首脳会議で各国の首脳がみんなで雑談している最中
*李克強は、日本語の通訳を連れて来ていた
*首脳会談を予定していないのに。
*日本語通訳を連れてきましたと言う
*日本語通訳を連れてきましたと言う
*中国は、「一帯一路」への日本の協力が得られず
*国際社会で信用がなかなか上がらないことに危機感を抱いていた
⛳中国との関係を、「対立から包摂へ」と舵を切り替えた
☆中国の動きを阻止するよりも、日本が関与することで
☆中国の動きを阻止するよりも、日本が関与することで
*質の高いインフラ整備を実施していけると考えた
*その方が新興国、日本の経済界にとってもプラスだ
☆お互いの関係が利益になるならば、付き合う戦略的互恵関係です
☆お互いの関係が利益になるならば、付き合う戦略的互恵関係です
☆私と二階幹事長の間柄も、戦略的互恵関係だったと言える
☆李克強氏との会談では
☆李克強氏との会談では
*自衛隊と中国軍の偶発的な衝突を防ぐ
*「海空連絡メカニズム」の運用開始でも合意した
☆今の尖閣諸島周辺
*戦争寸前の状態にならないとは限りません
*必ず踏みとどまるようにするには
*こうした仕組みが不可欠です
(敬称略)
⛳知識の向上目指し、記事を参考に自分のノートとしてブログに記載
⛳出典内容の共有、出典の購読、視聴に繋がればと思いブログで紹介
☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します
⛳私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
⛳投資は、自己責任、自己満足、自己判断で
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⛳出典、『安倍晋三回顧録』
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「米朝首脳会談」「北朝鮮との折衝」「戦略的互恵関係」
(ネットより画像引用)
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