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資本主義を生んだアクィナス

2022年11月30日 | 宗教
🌸資本主義を生んだのはプロテスタンティズムではない

私有財産を認めたアクィナス
 ☆『旧約聖書』に縛られていた神学者や聖職者
 *いかにして利子や利得を認めるに至ったのか
 ☆資本主義の基本となる私有財産
 *キリスト教では本来財産等は、すべては神のものであり
 *財産は共有が望ましいとされていた
 ☆私有財産を容認したのはアクィナスで理由は3つです
 ①何びとでも万人あるいは多数者に共有的なものよりは
 *自分だけの権能に属するものを取得すると大きな配慮をはらう
 ②人間社会の業務は個々の人間に或る物財を取得することについて
 *固有の配慮責任を課した方が、秩序が正しく維持される
 ③商品の価格の「公正価格論」
 *商業上の利益を認めている議論もしている

利子を認めたルター(宗教改革)
 ☆商取引の利己的な性格を批判したのがルター
 *アクィナスの「公正価格論」を引き継いでいる
 *ルターの考えがアクィナスよりも進んでいる
 ☆ルターの利子を取ることを認める近代性
 *それが、宗教改革が多くの人から支持された理由の1つです
 ☆プロテスタントはカトリックと異なり
 *正統か異端かを判断する公会議にあたるものがない
 *カトリックのような教皇を頂点とするピラミッド型組織でもない
 *教会の権力が決定的な強さを持たない
 ☆ルターは、教会が贖罪を与えるのではないとし
 *信者自らが『聖書』を読み、信仰を確立していくべきとし
 *教会から離れた信仰のあり方を追求した
 ☆正統と異端の問題から解放され、経済活動に対する容認度も高まった

禁欲を重視したヴェーバー
 ☆ヴェーバーは、社会をリードする職業人の多く
 *カトリックではなくプロテスタントを信仰していると
 *プロテスタントは資本主義に親和的であると主張
 ☆プロテスタンティズムから資本主義の精神が生まれた理由
 *プロテスタントで奨励された禁欲に着目する
 ☆ヴェーバーは、禁欲をさらに2つに分けた
 *聖職者が実践する「世俗内的な修道士的禁欲」
 *一般信者が社会生活なしながら実践する「世俗内的禁欲」
 *資本主義の精神は後者から生まれたと主張する
 *重視したのが、ルターが主張した「天職」の考え方
                     (敬称略)                                     
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⛳出典内容の共有、出典の購読、視聴に繋がればと思いブログで紹介
 ☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します
⛳私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
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⛳出典、『宗教になぜ金が集まるのか』




資本主義を生んだアクィナス
(ネットより画像引用)

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