慶喜

心意気
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『自己免疫疾患』『制御性T細胞』『炎症性サイトカイン』

2024年12月01日 | 学び
🌸自己免疫疾患

 ☆宮坂昌之氏は、常識的で意見の偏らない免疫学者です
 ☆今回の本、特に平易に分かりやすく記載しています
    *挿入の画像非常に分かりやすい
 ☆自己免疫疾患から、復習的要素強く、容易に理解できると思います

⛳免疫寛容状態が破れると自己免疫疾患が起きる
 ☆われわれの免疫系は、普通は自己抗原に対しては攻撃をしない
 *自己に対していわゆる免疫寛容状態にある
 *この状態がなんらかの原因で破綻することがある
 ☆免疫系が自分の細胞や組織を異物とみなして
 *自己に対する抗体や自己を攻撃するT細胞などが作られる
 *自己の組織が傷つくようになり、これが自己免疫疾患(膠原病)
 ☆全身性に起きるもの
 *関節リウマチ、全身性エリテマトーデス、多発性筋炎や多発性血管炎等
 ☆特定の臓器・組織に起きるもの
 *腸管が攻撃されるー潰瘍性大腸炎やクローン病
 *すい臓が攻撃されるー1型糖尿病
 *甲状腺が攻撃されるーバセドウ病や橋本病
 *赤血球が攻撃されるー自己免疫性溶血性貧血などがある
 *自己免疫疾患は一部のものを除いては若い女性に多い
 ☆自己免疫疾患の発症には、遺伝的要因が関わっている
 *制御性T細胞が体内で作られるためには
 *Ⅹ染色体上にあるFOXP3の特定の遺伝子が働く必要がある
 ☆制御性T細胞の欠損が自己免疫疾患の発症につながる
 *即ち制御性T細胞が自己免疫疾患の発症を抑える一つの因子なのだ

環境因子と自己免疫疾患
 ☆遺伝的因子の他に環境因子も自己免疫疾患の発症に関わる
 *細菌感染、ウイルス感染や太陽光に浴びすぎることなどがその例
 *これらの因子で共通なものは、いずれも体内で炎症を起こすこと
 *炎症が起きると炎症性サイトカインがたくさん作られる
 ☆炎症性サイトカインの役割
 *自然免疫に関わる細胞から特に多く分泌される一群のタンパク質
 *炎症時にはからだに対する一種の警報として働く
 *自然免疫や獲得免疫反応をスムーズに働かせて
 *炎症反応を促進する役割を持っている
 ☆炎症性サイトカインが過剰に作られると
 *これまでは軽微な炎症で済んでいたものが
 *急激に進行して悪い影響を及ぼす可能性がある
 *自己反応性細胞が優位になり、組織損傷が始まる可能性がある

マイケル・ジャクソン
 ☆死後に全身性自己免疫疾患のひとつである
 *全身性エリテマトーデスを患っていたことがわかっている
 ☆最近、自己免疫疾患を患う人が増えている
 *特定の自己免疫疾患でこの傾向が明らかで
 *イギリスではバセドウ病やシェーグレン症候群が
 *過去20年間で約2倍になっている
 ☆ひとつの理由として最近言われているのが
 *腸内細菌叢の乱れ(ディスバイオーシス)
 *細菌感染、ウイルス感染や紫外線曝露、さらには環境汚染などが
 *間接的に腸内細菌叢に乱れを引き起こし
 *それがわれわれの免疫のバランスを乱しているようだ
                          (敬称略)
⛳知識の向上目指し、記事を参考に自分のノートとしてブログに記載
⛳出典内容の共有、出典の購読、視聴に繋がればと思いブログで紹介
 ☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します
⛳私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
⛳投資は、自己責任、自己満足、自己判断で
⛳詳細は、出典原書・記事・番組・画像でご確認ください
⛳出典、『あなたの健康は免疫でできている』





『自己免疫疾患』『制御性T細胞』『炎症性サイトカイン』
(ネットより画像引用)

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