利権トライアングルを倒し岩盤規制撤廃へ（２）

🌸利権トライアングルを倒し岩盤規制撤廃（２）

⛳コロナ禍で悔やまれた行政のオンライン化
　☆第二次安倍政権の成長戦略一丁目一番地の「岩盤規制改革」
　＊当初の安倍首相の意気込みは強かった

　＊成果は乏しく、課題は菅政権に積み残された

　☆成果がなかったわけではない

　＊農協制度は６０年ぶり、漁業制度は７０年ぶりの大改革がされた
　☆国家戦略特区戦略

　＊３７年ぶりの医学部新設、５２年ぶりの獣医学部新設もされた

　☆多くの分野で規制改革は停滞している

　＊世界で急速に進むデジタル変革への対応では出遅れた

　＊厚い壁をなかなか突破し切れなかった

　☆行政手続きのオンライン化

　＊スローガンは何度となく唱えられたたが、実際には進まなかった

　＊マイナンバーは利用目的が限定されコロり禍１０万円

　（特別定傾綸付金の支給にさえ利用できなかった）

⛳成長産業に電波帯を空けるアメリカ
　☆「岩盤規制」の結果

　＊経済社会全体での生産性の低迷をもたらしてきた

　（一人当たりＧＤＰの低迷）
　☆第二次安倍政権、株価は上昇したが一人当たりＧＤＰ

　＊その世界的順位は上がず、主要先進国との差は広がった
　☆その原因

　＊デジタル化対応の遅れ、イノベーションの欠如、「岩盤規制」等

　☆安倍政権の成長戦略の「岩盤規制打破」が出来なかった
　☆「電波」古い仕組みが随所に残る代表的分野
　＊電波は、デジタル社会で重要度が飛躍的に高まる

　＊あらゆるモノがネツトワークでつながるための基盤である
　＊電波の帯域は限られ、使い勝手の良い帯域は使用されている
　☆アメリカでは、地上波テレビの帯域

　＊逆オークシヨンで買い上げ

　＊高い利用ニーズを持つ事業者にオークシヨンで売却する

　＊新たな仕掛けを導入している

　☆アメリカでは、未来の成長産業にスペースを空けるため

　＊電波帯域で「都市再開発」を行っている

　☆日本は、電波オークションはいまだに実現せず

　＊放送制度改革も前進しなかった

⛳自民党長老議員の電話一本で規制改革がストップ
　☆こまごまとした「岩盤規制」はたくさんある

　☆「クリーニング店の無人ロッカー」がその一例

　＊クリーニング店でも、ロッカーで洗濯物の受け渡しを行う

　＊無人店舗があっても良さそうなもの
　＊厚生労働省の通達で、洗濯物の受け渡し無人ロッカーは不可

　＊宅配ボックス利用の「ネット宅配クリーニング」規制対象外

　☆厚生労働省の対応は、筋が通らないことが起きる

　＊無人ロッカーの設備投資ができるのは大手事業者

　＊零細クリーニング店にとり、解禁が好ましくないためだ
　☆零細クリーニング店も業界団体などに政治力がある

　＊無意味な規制維持を政治や行政に強力に求めまかり通っている
　☆規制改革推進会議でこの議論をした際

　＊自民党の某長老議員が直ちに事務局に電話しストツプをかけた

　＊そんな電話一本で止まるのが現在の規制改革の実情だ
　＊この様な不合理な規制が積み重なる

　☆その様な事が、全国でイノベーションを阻む

　＊日本経済の生産性を低迷させている

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（敬称略）
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⛳出典、『スガノミクス』

利権トライアングルを倒し岩盤規制撤廃へ（２）

（ネットより画像引用）