マネー・ワールド ～資本主義の未来～

借金に潰される資本主義経済！？

　☆世界の「借金」の規模総額は１６４兆ドル
　＊各国で発行され、金融機関を通じて個人・企業・国家に貸し出された通貨は空前の規模
　☆資本主義の歴史上、大きな危機が迫っているとＩＭＦは警告を発した

個人借金が、個人消費を停滞させ経済の足を引っ張る
　☆アメリカ個人借金の現状
　＊学生ローンの総額は１兆５０００億ドル
　＊奨学金の返済が滞っている人は、約７００万人（多重債務者が３８０万人）
　☆韓国個人借金の現状
　＊韓国では、政府が一定の条件のもとで個人の借金を肩代わりする政策に踏み切った
　＊借金の苦しむ人びとを「市場に戻す」、生産し消費する存在に戻す目的
　☆アジア・アフリカでは、返済できない個人が、破産状態で経済危機を引き起こしている
企業・政府も巨大な借金に苦しんでいる
　☆資本主義において借金は「成長のエネルギー」とされてきた
　☆現在は、経済成長よりも借金が膨らむスピードが早過ぎ経済活動の「足かせ」となっている
　☆プエルトリコでは、政府の借金で財政破綻
　＊国民が、医療や教育などの行政サービス受けられず、停止状態に陥った
　☆借り手を求める金融機関のマネーが、貧窮国アジア・アフリカ各地に流れ込む
　＊高い金利に苦しむ人びとが現れる事態も生まれている
　☆「借金漬け」となった私たちはどうすれば救われるのか？　
世界で始まった新たな取り組み
　☆身の丈に合った借金政策の必要性も叫ばれている
　☆イスラム金融（利子を取らない）政策も選択肢になるのでは？
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出典、ＮＨＫスペシャル『マネーワールド』




















借金に潰される資本主義経済!?
（ＮＨＫスペシャル『マネーワールド』テレビ画面より画像引用）