『天文法華の乱』『山門と寺門』『日蓮正宗』

🌸はじめに

　☆宗派によって、教えや実践の違い一般に広く知られていない

　☆僧侶も、違う宗派のこと十分な知識も認識ももっていない

⛳日本でも、宗派のあいだで武力衝突が起こったことある

　☆戦国時代に起こった三つ巴の戦い「天文法華の乱」

　＊天台宗比叡山延暦寺、日蓮宗（法華宗）、浄土真宗（一向宗）
　☆宗派に分かれるからこそ対立が起こり、それが激化していく

　＊お互いに関係の薄い宗教では対立は起こりにくい

　＊ルーツは同じだと、宗派同士は激しく対立する

　☆日蓮宗や浄土真宗は、元々比叡山の天台宗から発している
　＊特定の宗派に所属していた寺院

　＊途中で所属する宗派を変えるといったことも、頻繁に起こっている

　☆昔は、現在ほど宗派が厳格に定まってはいなかった
　＊現代でも、新しい仏教宗派が誕生することもある

⛳現在日本に存在する主な宗派

　☆主な宗派、南都六宗はじめ

　＊天台宗、真言宗、浄土宗、浄土真宗、曹洞宗、臨済宗、日蓮宗がある

　＊規模の小さなものとして、融通念仏宗、時宗、黄檗宗などもある
　＊これが、宗派の「宗」にあたるもので

　＊その下にはいくつもの「派」が存在している

⛳浄土真宗

　☆浄土真宗本願寺派（西本願寺）と真宗大谷派（東本願寺）がある
　＊浄土真宗が東西に二分されたのは江戸時代初期

　＊浄土真宗は、以前の時代「一向一揆」を起こすなど勢力を誇っていた

　☆その力をそぐという権力者の側の意向が働いていた

　＊その点では、対立して分裂したというわけではない

　＊他に浄土真宗には、真宗高田派や真宗佛光寺派もある

⛳天台宗

　☆山門と寺門の争い

　＊延暦寺を中心の山門と園城寺（三井寺）を中心の寺門

　☆両派が武力衝突を起こすようなこともあった

⛳日蓮宗

　☆教義の解釈で「一致派」と「勝劣派」の対立が生まれた
　＊勝劣派の「富士門流」の系譜に属する日蓮正宗

　＊独特の教義の体系を作り上げ、日蓮宗本体と対立した

　☆日蓮正宗と長く密接な関係をもっていた創価学会

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（敬称略）
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⛳出典、『浄土真宗の檀家は多い』

『天文法幸の乱』『山門と寺門』『日蓮正宗』

（『浄土真宗の檀家は多い』記事、ネットより画像引用）