慶喜

心意気
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「生物の餌の取の効率性」「生物の餌場の放棄時間」

2024年04月08日 | 生命科学
🌸餌取り行動の収支決算2

⛳生物はどの餌を採るか
 ☆動物が採る餌は、同じ餌でも質や量などに違いがある
 *どれを採るかによってB/C値の大きさの違いがある
 *一般的に大きな貝は確かに肉量は多いが
 *その貝をこじ開けて肉を取り出すのに労力や長い時間がかかる
 ☆シジュウカラでB/Cを考慮し実験した
 ①最善の餌を十分量提示した場合
 ➁最善の餌を少なくして次善の餌を多くした場合で
 *シジュウカラの餌選択を調べた
 ☆実験結果は、示唆に富んでいた
 ①十分量の最善の餌と次善の餌を混ぜてシジュウカラに提示した場合
 * シジュウカラはもっばら最善の餌だけをついばむ
 *次善の餌が十分量あっても、シジュウカラはそれを無視した
 ➁最善の餌を徐々に少なくした
 *シジュウカラの餌選択は、相変わらず最善の餌だけを採って食べた
 ③最善の餌量がある一定値を切ると
 *シジュウカラは突然次善の餌にも手を出すようになった
 ☆動物がこのような選択を迫られたとき、どちらを選択すべきか?
 *追究した数学的理論式の予測とも合致していた
 *動物をかくも賢く振る舞わせている
 *本能の底知れない知恵を思わざるを得ない

⛳生物の餌場の放棄時間
 ☆餌場の探索に動物は時間と労力を費やす
 *動物はそこで十分時間をかけて採餌するのがいいのか
 *しかしそこでいつまでも採餌がいいとは限りません
 *同じ餌場で餌探しをするほど、その餌場の価値が低下する
 ☆シジュウカラが虫を捕食するにつれて餌場の虫密度が低くなる
 *結果としてシジュウカラが虫を発見するのに要する時間は長くなる
 ☆場合、 シジュウカラはなおもその木にとどまって
 *虫探しを続けるのがいいのか、別のやり方で対応するのがいいのか
 *同等の餌場がすぐ近くにあれば、場所を変えた方がいいでしょう
 ☆その様な実験を マルハナバチの花蜜採取についてした
 *マルハナバチはこの花に到達する時間
 *その時間当たりの吸蜜量は図の曲線に見る通り
 *吸蜜開始直後は急速に増加するが、増加は間もなく鈍化し
 *そして頭打ちになる
 ☆マルハナバチは時間当たりの吸蜜量が最大になるような
 *合理的な花蜜集めを実践している
 ☆合理的で適応的な行動
 *マルハナバチの行動は本能である
 *餌の多少に合わせて行動を変え
 *最大の利得を獲得するマルハナバチの行動に
 *改めて自然の奥深い知恵を思い知らされる
                      (敬称略)
⛳知識の向上目指し、記事を参考に自分のノートとしてブログに記載
⛳出典内容の共有、出典の購読、視聴に繋がればと思いブログで紹介
 ☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します
⛳私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
⛳投資は、自己責任、自己満足、自己判断で
⛳詳細は、出典原書・記事・番組・画像でご確認ください
⛳出典、『本能―遺伝子に刻まれた驚異の知恵』




「生物の餌の取の効率性」「生物の餌場の放棄時間」
『本能―遺伝子に刻まれた驚異の知恵』記事より画像引用)

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