🌸三韓征伐を再現せよ(神裔たちの日清・日露戦争)1
⛳旧制高校の勇猛な『寮歌』
☆第一高等学校で、勇ましい歌声が響き渡った
*遼東半島を取り返し、ロシア艦隊を葬り、シベリア深くに攻め込む
*砲火に焼かんウラジオや シベリア深く攻う入らん
*日露戦争の宣戦布告一日後のことである
☆旧制高校、全寮制でも管理主義的なものではなく
*寄宿舎の運営はもっばら寮生の自治に任された
*旧制高校には、自分たちだけに許された自治寮生活を謳歌しょうと
*進んで寮歌をつくり、うたう伝統があった
☆「ウラルの彼方」も寮生により作詞された
*ウラルの彼方風荒れて 東に翔ける鷲一羽
☆「ウラルの彼方」も寮生により作詞された
*ウラルの彼方風荒れて 東に翔ける鷲一羽
*遠きシベリアも はや時の間に飛び過ぎて
(中略)
*これ時宗の生まれし地 これ秀吉の生まれし地
*一千の児が父祖の国 光栄しるき日本国
*荒鷲今や南下しつ 八道の山後に見て
*大和島根を衝かんとす 金色の民鉾執れや
(中略)
*これ時宗の生まれし地 これ秀吉の生まれし地
*一千の児が父祖の国 光栄しるき日本国
*荒鷲今や南下しつ 八道の山後に見て
*大和島根を衝かんとす 金色の民鉾執れや
*ロシア(鷲)がシベリアを越えて、朝鮮(八道)を踏み渡り
*いま日本列島(大和島根)を襲おうとしている
*モンゴル襲来(元寇)を打ち払った北条時宗
*朝鮮出兵を行った豊臣秀吉の子孫である日本人
*いまこそ武器をとれ
*「一千の児」とは、 一高の生徒数
☆戦前の軍歌、愛国歌、唱歌、校歌、寮歌、社歌など
☆戦前の軍歌、愛国歌、唱歌、校歌、寮歌、社歌など
*基本的に七五調で書かれているので
*だれでもパズル感覚で歌詞をつくりやすく
*だれでもパズル感覚で歌詞をつくりやすく
*既存のメロディーにも当てはめやすかった
⛳軍歌にたびたび登場する神功皇后
☆「ウラシルの彼方」のつづきには
☆「ウラシルの彼方」のつづきには
*北条時宗と豊臣秀吉以外、神功皇后が登場している
☆日清戦争のときは神功皇后の登場顕著だった
*「神功皇后 三韓征服の歌」「神功皇后三韓征伐の歌」等
*「神功皇后 三韓征服の歌」「神功皇后三韓征伐の歌」等
☆ラジオもテレビもインターネットもない当時
*軍歌は新聞以上に効率よく戦況を伝える、格好のメディァだった
*連戦連勝に興奮した日本人は、歌詞が書かれた本を争って買い求めた
☆軍歌は広く国民に届き、感情を揺さぶらなければならない
*当時のひとびとは神功皇后を知っていた
*神功皇后もまた神武天皇と同じく、神話上の人物のひとり
*神功皇后もまた神武天皇と同じく、神話上の人物のひとり
⛳対外戦略の指導者としての神功皇后
☆神功皇后は、第14代仲哀天皇の皇后であった
☆神託を伝える巫女的な役割も果たしていた
*仲哀天皇の死後、息子の第15代応神天皇が即位するまで政務を担った
☆神功皇后が注目されるのは、妊娠中の身ながら
☆神功皇后が注目されるのは、妊娠中の身ながら
*みずから軍隊を率いて朝鮮半島に攻め込んだからだ
*皇后は、神託を受けて新羅への出兵を決意した
*その出陣のシーンはなかなか勇ましい
*その出陣のシーンはなかなか勇ましい
*「帰国後に生まれたまえ」と祈念し新羅の国に到達した
☆新羅の王、突然あらわれた軍勢に恐れおののき降参し服属を約束した
*この新羅王の発言が「神国」ということばの初出だ
☆新羅の王、突然あらわれた軍勢に恐れおののき降参し服属を約束した
*この新羅王の発言が「神国」ということばの初出だ
☆神功皇后の活躍は、すべてを事実として受け取ることはできないが
*伝承上とはいえ、外国に攻め込んだ皇后は、神功皇后しかいない
*天皇にいたっては、ひとりとして例がない
☆神功皇后は、たぐいまれなる対外戦争の指導者として
*北条時宗、豊臣秀吉と並び称されたのである
(敬称略)
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⛳出典、『「戦前」の正体』
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「ウラルの彼方」「神功皇后 三韓征伐」
(ネットより画像引用)
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