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『乱高下の円相場』『デジタル赤字』『債権国日本の弱点』『対外資産』

2024年08月27日 | 
🌸円安は本当に「一段落」するのか

 ☆円高を阻む為替市場の知られざる「落とし穴」
 ☆分かりやすく解説している内容でした

⛳日米の金利差は縮小方向の道筋が見えてきたのか?
 ☆外国為替市場では過度な円安が一段落した
 ☆経常収支要因を見ても
 *対外資産から受け取る利子や配当など「一次所得」の厚みが
 *デジタル赤字など貿易・サービス収支のマイナスを十分補っており
 *一見すると、この盤石な経常収支の黒字も円高圧力と思える
 ☆しかし「一次所得」の半分は円買いに直結しない「再投資」だ
 ☆今回はこの側面から成熟した債権国の課題を考える

「乱高下しすぎ」円相場の行方
 ☆今後は日米の金利差が縮小する方向になり
 *外国為替市場では、一時1ドル=141円台の円高となった
 *約1カ月足らずで20円程度の荒い値動きだ
 ☆長めの時間軸で見ると、金利差に着目した為替取引
 *今後円安よりも円高の力学が作用すると考えられる
 ☆米国がインフレへの対応で利上げに着手したのは2022年3月
 *当時は1ドル=115円前後で推移していた
 *当時0.25%だった政策金利の目標は現在5.5%になっている
 ☆今後は日米の金利が逆方向に動くと考えられる

⛳日本経済が抱える「脆弱さ」と「強靭さ」
 ☆外国為替相場の変動要因
 *金利、経常収支、インフレなど、実体経済の動向も重要
 ☆日本経済の実態を経常収支の動きで観察すると
 ①財の貿易では輸出の勢いが陰る
 *資源価格の動向次第で貿易収支の赤字が定着しやすくなっている 
 ➁サービス貿易、観光の増加で旅行収支の黒字化が定着している
 *一方、グローバルなデジタル市場で存在感が薄い日本
 *デジタル赤字が広がっていることが明らかとなる
 *経常収支の主要項目である貿易・サービス収支
 *過去のような大幅な黒字の持続は期待できず
 *状況次第では赤字に転じる脆弱性が高まっているのだ
 *円を売ってドルを買う力学(円安圧力)を強めてしまう
 ☆日本の経常収支
 *貿易・サービス収支が赤字の時期も黒字が続いている 
 *長年かけて蓄積されてきた対外資産から受け取る
 *利子や配当などの「一次所得」が着実に増加しているからだ
 *この厚みが経常収支の黒字を支えている
 ☆日本は成熟した「債権国」の地位にある
 *経常収支の黒字が盤石であれば
 *円高圧力こそ生じても、円安圧力は生じないと考えられる

⛳日本が陥りかねない為替市場の「落とし穴」
 ☆2023年12月末現在
 *対外資産は約1,500兆円、対外債務は約1000兆円である
 *そこから得られる一次所得の35兆円、そう簡単には減少しないだろう
 ☆対外資産が、外国為替市場で円高圧力になるとは限らない
 *対外資産から受け取る利子や配当などの「一次所得」は
 *日本に還流することなく
 *現地でそのまま再投資されることが多い
 *過去10年間の平均で52%再投資されている
 *再投資される場合は外貨のまま保有されるため
 *日本に引き揚げて、ドルを売って円を買う取引は生まれない
 *経常収支の黒字ほどには円高圧力が生じないことになる

「強い円」実現に避けられない「再起動」
 ☆一次所得が、日本に還流しない理由
 *海外での再投資に匹敵するほど魅力的な事業機会が日本にないから
 ☆強い円のためには
 *日本市場が有力な投資先となるように経済を
 *再起動させることが不可欠なのだ
 ☆物価と賃金の好循環による金利上昇という金利要因と同様に
 *経常収支要因からも経済活力に裏打ちされた
 *自国通貨高(強い円)が望まれる
 ☆過度の悲観に陥る必要ない、日本経済には再起動の兆しが見られる
                        (敬称略)
⛳知識の向上目指し、記事を参考に自分のノートとしてブログに記載
⛳出典内容の共有、出典の購読、視聴に繋がればと思いブログで紹介
 ☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します
⛳私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
⛳投資は、自己責任、自己満足、自己判断で
⛳詳細は、出典原書・記事・番組・画像でご確認ください
⛳出典、『ビジネス+IT』

『乱高下の円相場』『デジタル赤字』『債権国日本の弱点』『対外資産』
(『ビジネス+IT』記事より画像引用)

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