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再生エネルギー電力2(「非対称規制」と「容量市場」など)

2021年08月17日 | 日本国内問題
🌸 再生エネルギー電力2(「非対称規制」「容量市場」など)

⛳発送電分離のあとも残る電力市場の歪み
 ☆政府が再生エネルギーをいずれ主力電源化するといっている
 *本気には見えない状態なので、民間事業者は投資に踏み切れない
 *根本的な阻害要因は、電力市場の構造の歪みである
 ☆電力市場では大手電力会社
 *消費者向け小売りの地域独占を認められ、支配的な地位を占めてきた
 ☆大手電力会社は、原発や火力発電などに依存するビジネスモデル
 *多くの大型施設を抱え、簡単に再生エネルギーに舵を切れない
 ☆新たな事業者が再生エネルギー発電に参入しようとすると
 *市場を支配する大手電力会社に阻まれてしまうという構造
 ☆送電網への接続で不利な条件を押し付けられる等
 *この構造が、再生エネルギーの導入拡大を阻んできた
 ☆問題を解消するため政策は実施された
 *小売りが自由化され、各家庭で電力会社を選べるようになった
 *発送電分離も実施された
 *大手電力会社は支配的な力を維持したまま

⛳電電公社の民営化後に行ったこと
 ☆大手電力会社による不当廉売などで
 *新規参入者を追い落とそうとする動きも見られた
 *現在の状況では、健全な競争環境にはなっていない
 *「規制改革」からすると、改革の未了を意味する
 ☆電電公社を民営化して通信自由化がなされた当時
 *新規参入が可能でも独占状態が続いた
 ☆電電会社民営化では「非対称規制」を導入
 *支配的事業者には特別な義務を課した
 *市場メカニズムを実質的に機能させることを図った
 *通信産業は大きく変貌した
 ☆電力市場メカニズムが機能するような改革が必要である
 *電力自由化を前進させ、市場の歪みの解消に取り組む必要

「非対称規制」とは
 ☆事業者に応じて異なる規制をかけること
 ☆競争の促進を目的とする
 ☆市場を支配する大手事業者への規制に厳しく
 ☆新規参入者への規制を大幅に緩和するなど

大手電力会社、新電力市場で得た1.6兆円も火力設備更新に
 ☆2020年夏に入札のなされた「容量市場」
 *電力には、複数の市場があり、容量市場はその一つ
 ☆売り手の発電事業者が入札し、オークションが実施された
 *異常な高値で約定され発電事業に約1.6兆円が渡る
 *大手電力会社は発電と小売りを抱えているので何も困らない
 ☆発電部門を有さない新電力会社
 *異常な負担だけを強いられる
 *大手電力会社の支配構造は、さらに強まりかねない
 ☆打撃を受ける新電力会社には
 *再生エネルギーを主に扱う事業者も含まれる
 ☆約1.6兆円の相当部分の資金
 *老朽化した火力発電の維持に充てられた
 *二重二重に再生エネルギーの拡大とは逆行する動き
 ☆容量市場の問題は、電力市場の歪みが噴出した一例
                    (敬称略)
⛳知識の向上目指し、記事を参考に自分のノートとしてブログに記載
⛳出典内容の共有、出典の購読、視聴に繋がればと思いブログで紹介
 ☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します
⛳私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
⛳詳細は、出典原書・記事・番組・画像でご確認ください
⛳出典、『スガノミクス』


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