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『食物の抗原消失』『制御性T細胞』『食物アレルギー』

2024年11月27日 | 医療
🌸肉や魚を食べても抗体が出来ない

 ☆宮坂昌之氏は、常識的で意見の偏らない免疫学者です
 *今回、簡単に分かりやすく記載しているので本を購入しました
 ☆宮坂先生の本読むのは3冊目です
 ☆今回の本、特に平易に分かりやすく記載しています
    *挿入の画像非常に分かりやすいです

⛳食べ物の中には抗原として働く物が多数ある
 ☆日常、口にするものには抗原として働きうる
 *魚肉や動物の肉はタンパク質からできていて
 *通常、タンパク質には抗原性(抗体を作る能力)がある
 *この現象にはあるメカニズムが働いている
 *腸管には経口的に入ってくるタンパク質に対して
 *リンパ球が反応を起こさないようにするメカニズムがある
 ☆例、サバ由来のタンパク質が口から入ってくると
 *サバ反応性のリンバ球がいったんは反応するが
 *反応した結果、サバ由来タンパク質に対する反応性を失う
 *又は、反応性リンパ球が強い刺激を受けて死んでしまう
 *サバ反応性リンパ球が腸管から消えてしまう
 *これらは、腸管で特徴的に見られる現象です
 ☆②腸管で食物抗原に対して抗体ができないのは、制御性T細胞の存在
 *腸管には制御性T細胞が非常に多く存在していて
 *食べ物由来のタンパク質に反応する細胞の機能に、ブレーキをかる
 ☆腸管には2つメカニズムが同時に存在しているので
 *われわれは口から入ったタンパク質に簡単には反応しない

⛳食べ物に対するアレルギー
 ☆経口免疫寛容がうまく行かなかった例は食物アレルギー
 *特定の食べ物を食べたあとに、皮膚や粘膜が痒くなったり
 *吐き気がしたり、立ちくらみが起きたりする
 *この状態がさらに進むと、血圧が下がり、意識障害が起こる
 *これが「アナフィラキシーショック」とよばれる状態
 *救命のためにはしばしばアドレナリンの筋肉注射が必要となる
 ☆これらの人たちの多くでは
 *特定の食品に対してIgE抗体ができていて
 *マスト細胞表面に結合した状態となっている
 *そこに当該食品あるいはその分解産物が侵入してくると
 *IgE抗体を介してマスト細胞を活性化するので
 *強いアレルギー症状が起こる
 *ついにはショック状態をもたらす
 ☆これも単に「免疫力が高ければいい」ことを示す一例
                          (敬称略)
⛳知識の向上目指し、記事を参考に自分のノートとしてブログに記載
⛳出典内容の共有、出典の購読、視聴に繋がればと思いブログで紹介
 ☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します
⛳私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
⛳投資は、自己責任、自己満足、自己判断で
⛳詳細は、出典原書・記事・番組・画像でご確認ください
⛳出典、『あなたの健康は免疫でできている』




『食物の抗原消失』『制御性T細胞』『食物アレルギー』
(『あなたの健康は免疫でできている』記事、ネットより画像引用)

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