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「家族」という日本の病(2)

2022年07月04日 | 日本人
🌸 「家族」という日本の病(2)

 ☆日本人は規律正しい民族だが「自然人」として奔放な面もある
 ☆トッド氏と磯田道史対談より

薩摩藩の特殊な家族システム
 ☆日本の直系家族は、江戸時代を通じて増え続けた
 *幕末期になって幕藩体制がにっちもさっちもいかなくなったとき
 *薩摩藩の家族システムにより
 *薩摩藩が明治維新で主導的な立場となれた
 ☆薩摩藩の特殊な家族シルテム
 *兄弟やイトコという男の横の関係性が重視されていた
 *薩摩藩では、女性の地位は低かった
 ☆女性の地位が高いか低いか
 *非嫡出子の割合等で判定する
 ☆江戸時代の武士の多くは、自分の領地に行ったこともない
 *薩摩藩では家臣が農村に住んでおり、中世的な在り方
 *薩摩藩の武士は、鎌倉時代の武士の状態

″破壊者″としての西南日本
 ☆組織を守り続ける直系家族社会の中で
”破壊者″の役割を担ったのが
 *薩摩を中心とした西南日本の勢力
 ☆明治維新を引き起こした革新的エネルギー
 *薩摩、長州、土佐の様な、中世的な様相を残した地域から生まれた
 *古い、原初的な家族システムの残滓そうした地域に残っていた

 ☆幕府側についた会津藩
 *幼少のころから「ならぬことはならぬもの」と教育される
 *存在する規範を無批判に受け入れる価値観を刷り込まれる
 ☆薩摩では、メソメソ泣いているより
 *思い切って崖から跳んでしまえとの教えもある
 *鹿児島では直系家族の度合いが弱い
 *鹿児島には、ドラスティックな変化を求める伝統的に存在する

日本人の「自然人」としての側面
 ☆日本の社会が、秩序を重んじる直系家族によって固定化されたとき
 *薩摩の人たちが無秩序というか、フレキ シビリティを発揮した
 *それは、直系家族より前に存在した、原初的で古風な家族システム
 ☆日本人は非常に規律正しく礼節を重んじる民族だが
 *柔軟で「自然人」の奔放な側面も併せ持っている
 ☆日本人には「直系家族」と「自然人」の二元性がある
 ☆原始的な自然人のの多い地域を探すとき
 *時間の観念と婚姻ルールを基準にして見るとわかりやすい
 (時間観念では、遅刻がどれだけ許容されるかで判断する)
 (婚姻だと非嫡出子の割合)
 ☆現代日本において直系家族は少なくなり、核家族化が進んでいる
 *しかし、直系家族的な現象は続いている
 ☆盆暮れの帰省ラッシュ
 *普段は遠く離れて核家族で暮らしているのに
 *盆暮れには、日本人が直系家族としての意識を取り戻す
 ☆家族構造がモダン化した核家族時代
 *直系家族の価値観はなくならない
 *江戸時代、そうしたイデオロギーはまだ発展途上でした
 *現在のほうがむしろ、より強くなっている
                      (敬称略)                                     
⛳知識の向上目指し、記事を参考に自分のノートとしてブログに記載
⛳出典内容の共有、出典の購読、視聴に繋がればと思いブログで紹介
 ☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します
⛳私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
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⛳出典、『老人支配国家日本の危機』






 「家族」という日本の病(2)
(ネットより画像引用)

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