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「 内在性レトロウイルス」「RD―114ウイルスの内在性」

2023年06月15日 | 生命科学
🌸現代のコアラはタイムマシンか2

⛳ワクチンに混入していた感染性RD―114ウイルス
 ☆RD―114ウイルスがネコの細胞に感染する
 *感染性のRD―114ウイルスを産生するCRFK細胞
 *さまざまなネコのワクチンの製造用細胞として使われている
 ☆RD―114ウイルスが混入していた混合生ワクチン
 *感染性の弱毒イヌパルボウイルスが使われている
 ☆イヌパルボウイルスの由来を調べると
 *イヌからパルボウイルスを分離するのに
 *ネコの細胞が用いられている
 ☆イヌパルボウイルスを増やすとき
 *ミンクの細胞を使っていた
 *ミンクの細胞もRD―114ウイルスは感染し増殖する

試験管内では不完全なウイルスが組換えで復活
 ☆ネコの細胞に入っているRD―114ウイルスの類似配列を調べた
 *感染性を保持しているRD―114ウイルスゲノムの挿入は無かった
 *試験管内でネコの細胞から
 *感染性のRDー114ウイルスが出てくるのは、組換えという現象
 ☆RD―114ウイルスの類似配列はネコのゲノムに
 *20ほどあるのですがいずれも欠失によって壊れている
 *試験管内で長期間培養していると組換えが起こって
 *感染性のウイルスが復活する
 ☆筆者たちは仮定する
 *内在化するウイルスのほとんどすべては
 *生殖細胞に入った時点から不完全だったのでは
 ☆ある動物の生殖細胞にレトロウイルスが感染して内在化するケース
 *感染性を保持し受精卵にレトロウイルスの配列が組み込まれた場合
 *発生の過程でレトロウイルスが暴れ回る可能性がある
 *発生の過程ではレトロウイルスの発現を抑える機構はあるが
 *胎盤ではその機構は緩むので危険性が残る
 ☆不完全なレトロウイルスのゲノムであれば安心
 ☆RNAウイルスは変異しやすいのが特徴
 *感染した宿主細胞の中でウイルスが複製されて増殖するとき
 *完全にコピーされることはなく
 *もとの遺伝情報と異なるウイルスもできる
 *感染性を保持しても増殖性をもたないウイルスもある
 ☆それが生殖細胞に入ったとき、内在化されやすいと仮定している

レトロウイルスの内在化をめぐる疑問は尽きない
 ☆現在の内在性レトロウイルスの多く
 *染色体の両方の対に組み込まれているものが多い
 ☆新しい内在性レトロウイルスを獲得した親が生んだ兄弟姉妹の中で
 *内在性レトロウイルスをもっている個体同士が交配することで
 *内在性レトロウイルスが対になっている
 *2本の染色体の同じ場所に残り続け
 *固定化されていったのかもしれません
 ☆長い歴史の中で内在性レトロウイルス
 *宿主のゲノムに同定化され、綿々と受け継がれていった
 *偶然を重ねて消えなかった内在性レトロウイルス今でも残っている
 ☆内在性レトロウイルスの存在
 *レアな現象の積み重ねが生み出したもの
                       (敬称略)
⛳知識の向上目指し、記事を参考に自分のノートとしてブログに記載
⛳出典内容の共有、出典の購読、視聴に繋がればと思いブログで紹介
 ☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します
⛳私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
⛳投資は、自己責任、自己満足、自己判断で
⛳詳細は、出典原書・記事・番組・画像でご確認ください
⛳出典、『なぜ私たちは存在するのか』


「 内在性レトロウイルス」「RD―114ウイルスの内在性」
『なぜ私たちは存在するのか』記事他より画像引用)

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