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「テロリスト=被害者?」「山岳ベース事件」「友部氏(乾杯)」

2023年11月08日 | 社会
🌸テロリストが「物語化」される理由1

安倍元首相を殺害した男を「被害者」にしたメディア
 ☆安倍晋三元首相が銃で殺害された事件
 *新聞やテレビがこの事件を報じ始めると
 *メディア報道はあらぬ方向へと進んでいく
 ☆犯人統一教会の「宗教二世」だった
 *報道の中心は統一教会と政治の話へと突き進む
 *犯人を宗教二世としての「被害者」として報じた
 *「かわいそうな物語」として描くようになったメディア
 ☆テロリストにとり、まさに願った通りの報道洪水になったのだ
 ☆日本のメディアや著名人は、テロリストを「被害者化」した
 *日本のメディア被害者の物語として描くような報道する
 *被害者である、安倍元首相の側の物語が描かれないのだろうか
 ☆テロリストを美化する、日本特有の文化的問題が指摘されている
 ☆2020年代、テロリストを称揚するような動きが起きたのだろうか
 *背景には、 1970年代の時代感覚の影響があるのではと思う

重信房子、よど号犯、あさま山荘……日本赤軍の経緯
 ☆日本の新聞やテレビは、いまだ昭和の価値観を引きずり
 *当時の時代感覚を凍結保存したような言説をばらまいている
 *それらと同じことが、対テロリスト観にも適用されている
 ☆「日本赤軍」は、多くの一般人も殺傷されたテロ組織
 *出所した重信氏「被害を与えたことをおびします」と述べた
 *この出所を新聞やテレビは大きく扱う
 ☆朝日新聞は獄中から送られてきていた
 *重信氏の手紙や手記などを詳細に報じた
 ☆TBSのニュース番組『報道特集』なども派手に扱い
 *現政権批判のコメントを引き出しまるで「王の帰還」である

 ☆重信氏のメディアの扱いに
 *安倍元首相殺害事件のテロリストの扱いと共通している部分がある
 ☆連合赤軍が、歴史に悪名高い残虐な大量リンチ殺人
 *「山岳ベース事件」を引き起こす
 *山岳ベース事件が暴かれたきっかけは、あさま山荘事件である
 *警察の追跡を逃れるために群馬の山中を転々としていた連合赤軍
 *長野・軽井沢の別荘地にある保養所「あさま山荘」にたどり着き
 *管理人の妻を人質にとって立てこもる
 *包囲した警察との対峙は九日間も続き
 *NHKも民放もCMを飛ばして休むことなく生中継しつづけた
 *最終的に警察が突入した視聴率は、全局を合計する約90%
 *前代未聞の数字を叩き出した
 *日本人のほとんど全員が,攻防戦を固唾を呑んで見守ったのである
 *連合赤軍の兵士5人と警察隊は激しい銃撃戦を展開
 *最終的に警察官2人と民間人1人の計3人が亡くなっている
 *負傷者は30人近くにのぼった

学生運動は幼稚な戦争ごっこか、革命か
 ☆テレビのニュースや新聞の記録を見ると
 *亡くなった警察官を追悼し、連合赤軍を強く非難している
 ☆表面上のマスコミ報道だけからは見えてこない民意もあった
 *人気フォークシンガー、友部正人に『乾杯』という曲
 *連合赤軍兵士たちへの友部のささやかなシンパシーを感じる歌詞である
 ☆友部のような人は、決して少数派ではなかった
 *そこには、今と異なる半世紀前の日本の素顔がある
 *政治はすべて密室で行われ、 「政官財」が癒着していた
 *社会は豊かになっていたが、社会の抑も強かった
 *警察官も横暴で、彼らの乱暴な振る舞いに反感を持つ人は多かった
 *その頃の学生運動「横暴な警察に路上で立ち向かっている若者たち」
 *というイメージを伴っており、そこにシンパシーを感じる人は多かった
 ☆運動をしている学生の側にも
 *「前衛たるエリートが大衆を率いて革命を起こす」という
 *レーニン主義的な色彩があった
 *大衆蔑視的な空気が漂っていたのである
 ☆大学生の肩書は、戦前「末は博士か大臣か」と呼ばれるエリートだった
 *1960年代後半には、大学は「サラリーマン予備校」ぐらいの
 *平几な位置に落ち着いていた
 ☆大学の実態もイメージももはやエリートでもなんでもなくなっていた
                      (敬称略)
⛳知識の向上目指し、記事を参考に自分のノートとしてブログに記載
⛳出典内容の共有、出典の購読、視聴に繋がればと思いブログで紹介
 ☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します
⛳私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
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⛳出典、『「神話」解体』




「テロリスト=被害者?」「山岳ベース事件」「友部氏(乾杯)」
(ネットより画像引用)

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