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『税制優遇』『後継者問題』『寺院の買収』『単立寺院』

2024年11月07日 | 宗教
🌸2030年単立寺院1割超え、買収される事例増加する

⛳民間企業が寺院を乗っ取る
 ☆近年、寺院の「M&A」が活発化してきている
 *民間企業や、資産家が宗教法人を買収することが行われている
 *目的は、宗教法人格を取得し、非課税部分を利用して
 *税金対策をする手法である
 *寺院が民間企業に対し対価を得て
 *宗教法人の名義を貸すケースもあるが違法だ
 ☆宗教法人格の売買は
 *資産隠しなどの不法行為の温床になったり
 *カルト教団がアジトとして活用したりするなど
 *地域の安全を脅かす元凶にもなっている
 ☆寺院や神社の売買は可能なのか
 *なんとも不可解な話に聞こえることだろう
 *しかし、実際にはこれまで多くの宗教法人が
 *第三者の手に渡って悪用されてきた歴史がある
 ☆寺院の売却をめぐって刑事事件にまで発展し
 *新聞沙汰になる事例はさほど多くはないがある
 *水面下でトラブルになっているケースは
 *現在でも相当数あるとみられる

⛳トラブル・犯罪の根底にある寺院の承継問題
 ☆寺は宗教法人格を売りたがる理由
 *寺院側の事情は、経済的な困窮が最大の理由である
 *近年、檀家減少などに伴って「食べていけない寺」になり
 *次期住職に引き継げないケースが頻発している
 *いずれ寺が無住化するのなら住職の中には寺を売却し
 *老後資金に充てようと考える者もいるのでは
 *宗教法人格を売った手元資金を″持ち逃げ″して還俗すれば
 *老後の生活が担保できるからだ
 *宗教者としてこのような身勝手な行動は許されない
 *継承者がいなければ、宗門に相談して継承者をマッチングしてもらうか
 *地域の資産として檀家組織や地域が管理していく
 *仕組みを考えるか解散するべきである
 ☆実際寺院の承継問題は深刻
 *後継者の決まっていない寺
 *末寺約1万か寺を抱える浄土宗本願寺派では30%
 *末寺約4700か寺の日蓮宗では43%
 *末寺約7000か寺の浄土宗では46%
 ☆寺院が承継できなければすなわち「空き寺」になる
 *空き寺の増加とともに宗教法人を売却する事例が増えていく

⛳億単位で取り引きされる寺院もある
 ☆宗教法人格の売買相場は立地条件にもよるが
 *年収の3倍程度の金額で取り引きされる(関西在住の住職談)
 *地方寺院の場合は数百万~2千万円
 *都市部の立地のよい寺の場合は億単位になる場合もある
 ☆宗教法人や公益法人の売買を手がけるブローカーが存在する
 *檀家がいる寺よりも青空寺院のほうが使い勝手がよいとされる
 *寺院は檀家組織があり
 *住職が不自然に交替した場合や売却しようとした際
 *警戒される可能性があるからだ
 ☆大手宗派(包括宗教法人)に所属する寺院(被包括寺院)
 *その売買はハードルが高い
 *住職の名義変更、責任役員や檀家総代等の実印を押した書類を整え
 *所轄官庁である自治体に届け出る必要があるから
 ☆宗派から離脱した「単立寺院」ならば宗派への届け出は不要
 *宗教法人格の売買をするために自由度の高い
 *単立寺院になる動きが加速している
 *売買が成立すれば、買い主は法人の登記を書き換える
 ☆宗教法人は新たに許認可を受ける場合は、かなリハードルが高い
 *宗教法人としての活動実績などが審査され
 *申請から認可を受けるまでに10年ほどかかる場合がある

⛳宗教法人の圧倒的『税制優遇』
 ☆寺院が魅力的なのは、多くの税制優遇があるからだ
 *宗教法人は、宗教活動のみを営み
 *布施のみを収入とする場合は非課税で、法人税が課されることはない
 ☆寺院の中には一般企業と同じような商売をしているケースもある
 *お土産の販売や、境内地を利用した駐車場貸しなどだ
 *国税庁は宗教法人の収益事業として34種類の事業を挙げ
 *収益をあげれば課税対象としている
 ☆宗教法人は税法上の「公益法人等」に属し
 *民間企業と同じ事業しても税率が低い法人税の軽減税率がある
 *収益事業から得た所得に対し
 *宗教法人の法人税率は19%、株式会社の法人税率約23%
 *領収書への印紙税や登録免許税などが非課税だ
 ☆宗教法人の最もメリットが大きいのは
 ①固定資産税が免除されている
 *宗教法人に固定資産税が免除されているのは
 *仮に課税してしまえば、多くの寺院が破綻するからだ
 *莫大な固定資産税がかかる都心の一等地にある寺院でも
 *年収数百万円レベルの寺はいくらでもある
 ➁相続税も免除されている
 *課税されれば結果的には、街の中から信仰の場がなくなる
 ③「みなし寄付金」の適用もある
 *寺院が、収益事業で得た収入を本来の宗教事業に使った場合
 *所得金額の20%を限度額として寄付金とみなすという制度
 *一般企業よりも優遇枠が多くなっている
 ☆菩提寺の住職が替わり、見ず知らずの人間が寺に出入りした場合等
 *寺院が、檀信徒に説明をすることなく大きな事業を始めある
 *生活が派手になりだす
 *それは「黄色信号」だと考えたほうがよい
                       (敬称略)
⛳知識の向上目指し、記事を参考に自分のノートとしてブログに記載
⛳出典内容の共有、出典の購読、視聴に繋がればと思いブログで紹介
 ☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します
⛳私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
⛳投資は、自己責任、自己満足、自己判断で
⛳詳細は、出典原書・記事・番組・画像でご確認ください
⛳出典、『仏教の未来年表』









『税制優遇』『後継者問題』『寺院の買収』『単立寺院』
(『仏教の未来年表』記事他より記事画像引用)

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