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「井上馨」「尾去沢銅山」「三井の番頭さん」

2024年03月07日 | 歴史

🌸汚職に手を染めた政治家井上馨

 

「汚職政治の権化」とまで言われた男

 ☆井上馨は長州藩の上士出身だが、身分の上下は拘らなかった
 *下士出身の伊藤博文と親友だった
 *青年時代に同志としてイギリス公使館を焼き打ちにしたり

 *密航留学をするうちに2人の間に友情が芽生えた
 ☆伊藤に比べると井上の評価は驚くほど低い

 *井上には、金にまつわるダーティなイメージが強烈だ
 ☆井上は「汚職政治の権化」「貪官汚史の代表」と表現された

 

井上馨は、有望な銅山を奪う

 ☆秋田県の尾去沢銅山は南部藩の所有だった

 *経営は藩の御用商人・村井茂兵衛に任されていた

 *南部藩は、銅山の経営費等を、村井から借りていた
 ☆廃藩置県が断行された

 *藩の負債は明治政府が肩代わりすることになった
 ☆村井は、「藩からの借金を返せ」と要求された
 *村井は真相を主張したものの聞き人れられず

 *「尾去沢銅山を返上するなら借金をチャラ」の

 *政府の申し出を受け入れざるを得なかった
 ☆強引な差し押さえを裏で操っていたのが井上だった

 *国有になった尾去沢銅山を

 *井上は懇意にしていた商人に無利息で払い下げた

 *銅山の入り口に「井上馨所有」の立て札まで立てた

 *井上は、最初から銅山を私物化することを企んでいた
 ☆司法は井上を裁こうとした

 *本来なら懲役刑に処せられるところを

 *30円の罰金を払うだけで済んでしまった

 

⛳井上薫は、あらゆる手を使って大もうけする

 ☆政府を離れた井上「先収会社」の商社を設立する
 *政治家時代の絆を最大限に活用し

 *陸軍の山県有朋から受注した軍事用品を扱った

 *これが大もうけにつながっていく
 ☆この会社は井上が政界に復帰する際、

 *三井が後ろ盾となった三井物産へと生まれ変わる
 *その後も井上はあからさまに三井を擁護した
 ☆西郷隆盛からは「右手で商売、左手で政治を行う」

 *「三井の番頭さん」などと蔑まれた
 *井上は政界・財界の両方と密接な関わりを持つ 

 ☆井上は、汚職政治家の先がけともいえる存在だった

                       (敬称略)
⛳知識の向上目指し、記事を参考に自分のノートとしてブログに記載
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 ☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します
⛳私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
⛳投資は、自己責任、自己満足、自己判断で
⛳詳細は、出典原書・記事・番組・画像でご確認ください
⛳出典、『日本史の黒幕』
 
 

「井上馨」「尾去沢銅山」「三井の番頭さん」

(『日本史の黒幕』記事より画像引用)


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