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仏教への原点と世界化への基準(1)

2022年02月13日 | 宗教
🌸仏教への原点と世界化への基準(1)

 ☆宗教論で、仏教は「無神論」に括られることが多い
 *比較宗教論では仏教は宗教ではない
 *全体知と心の奥底を探究する主知主義という意味で
 *思想であると論じられることもある
 ☆何を「仏教」とするかで、仏教に対する考え方は変わる
 ☆「原始仏教」のイメージ
 *我々が触れ合ってきた仏教とは大きく異なるのも事実だ

人間ブッダを見つめた仏教の原点
 ☆仏教の原点の確認
 *生身の人間としての釈迦ブッダは「目覚めた者」という意味
 *釈迦はアーリア系と先住民の混血とされている
 ☆世界の約4億人の仏教徒が崇敬するブッダの人間像
 *釈迦は、瞑想的性格が昂じ29歳で妻子を捨てた
 *「善が何であるか」を求めて出家した
 *「老いと病と死」という人間の苦しみを見つめて
 *35歳で悟りを開き
 *80歳までの45年間、ガンジス川の中部インドを布教して歩いた
 ☆釈迦が解脱を得るまでの過程
 *禅定(瞑想)で解脱を得ようとしたが果たされず
 *次に肉体を極度に苦しめる精神の自由を得ようと「苦行」した
 *骨と皮だけに鳴ったが、解脱は得られず
 *ブッダは川で沐浴をし、村の少女の出した乳粥で体力を回復した
 *菩提樹の下で七日間、思索・瞑想の後、悟りに至った
 ☆当時のインド社会
 *「出家」という生き方は特異なものではなかった
 *悩み深い若者にとり、流行りの生き方、社会的風潮ともいえた
 ☆出家してから7年目ブッダは故郷に帰る
 *父親たる王、そして妻子とも再会している
 *釈迦の実子ラーフラは、出家し戒律を授けられた
 *ブッダの十大弟子の一人

ブッダの教え(思想)
 ☆肉親への愛・執着の次元を超えた「慈悲」である
 ☆ブッダは政治的争いを拒否した
 *非政治的人間として「解脱」の道を生きた
 *政治権力を超越して「仏教的価値」を屹立させる基点となった
 *ブッダが政治と距離を置いて
 *「善なるもの」を求めて内なる力を探究した
 *仏教は権力を相対化する力を内在させた
 ☆涅槃に入るブッダの最後の言葉「自燈明、法燈明」
 *自分自身を拠り所として生きよ
 *ブッダの教え(法)を拠り所として生きよ

ブッダの死後、十大弟子を中心に「結集」された
 ☆「結集」で、パーリ語聖典として、南方上座部仏教に伝わった
 *ブッダの生の声は「南伝の上座部仏教」に残っている
 ☆日本人は「大乗仏教」をブッダの教えと思いがちだ
 ☆釈迦の教えだけでは、仏教は世界宗教にはならなかった
 ☆人間としてのブッダを見つめれば
 *真摯に自らの心の内奥を問い詰め
 *欲望や苦悩からの解放を探求した修行者の姿が浮かぶ
 *ブッダ最後の言葉「自燈明」は、まさに本音だ
 ☆仏陀の仏教は大乗仏教へと変化する
 *大乗仏教は、後世の弟子たち
 *ブッダの悟りに至る思考基盤と格闘し「加上」させた教理である
                        (敬称略)                                     
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⛳私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
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⛳出典、『人間と宗教』










仏教への原点と世界化への基準(1)
(ネットより画像引用)

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