慶喜

心意気
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子どもは社会全体の宝と裁判官

2023年09月10日 | 司法
🌸裁判長のなけちゃうお説教24



「しつけ」という名の監禁
 ☆裁判で監禁罪に問われたその母親
 *最初は息子に「しつけ」をしているつもりでした
 *自宅のクローゼツトに2歳になる息子
 *夏場に約3時間半も閉じ込めていたのは、あきらかに異常です
 *もはや「しつけ」ではありません
 *クローゼットの扉を外から冷蔵庫で押さえつけ
 *動かせないようにするほどの「念の入れよう」でした
 ☆事件発覚の1年前、母親はある男と結婚し3人で同居を始めた
 *夫となった男も、顔を拳で殴るなどの虐待を繰り返していた
 ☆夫のマネをして、外出しようとするたびに
 *邪魔になるからと息子をクローゼットの中へ放り込んで出かけること
 *日常と化していた
 *夫との間に男の子が生まれた直後から、そのような虐待が始まった

ついに起きてしまった悲劇
 ☆夫の異常な「しつけ」を目撃した友人が、児童相談所に通報した
 *居留守を使ったりしていたが、職員は粘り強く訪問を繰り返えす
 ☆職員の根気に負けた妻は、息子とともに面会することに決めた
 *息子の顔にいくつも、内出血の傷痕があるのに気づいた職員
 *妻は「転んで机の角で打っただけです」嘘をついた
 *職員は緊急で子どもを保護するほどの状況にはないと判断
 ☆惨劇は、その3日後に起きた
 *息子の腹を蹴りつけて、内臓破裂により死亡させたとして
 *夫が逮捕された
 ☆夫を殺人罪・妻も生前の息子に対する監禁罪で起訴された

強い口調で問いただす裁判官
 ☆あなたにとって、息子さんはどんな存在だったんですか?
 *妻の裁判を担当した坪井祐子裁判官が、質問を切りだした
 *子どもは、あなたの所有 物ですか?
 *子どもって、社会全体の宝でしょ?
 ☆坪井裁判官自身も、プライベートでは母親の務めを果たしている
 ☆妻は、夫と結婚したことをきっかけに
 *心の片隅で変化があったとみられます
 *夫と血の繋がっていない息子を「邪魔者」だと感じる変化です
 ☆夫との間に子どもが生まれて以降は
 *自分が息子に対する監禁を繰り返すようになっていった
 ☆判決公判で、坪井裁判官は
 *長男を世話する人が他にいないことを知りながら出かけており
 *言語道断の犯行である
 *判決理由の中で、母親の育児放棄を厳しく非難した
 ☆懲役2年の刑に、4年間の執行猶予をつけた
 ☆妻は、夫の悪い影響さえ受けなければ立ち直ることができる
 *死亡した息子に対して冥福を祈り、ひとりの親として
 *新たに心を入れ替え、夫と出会う前の「ふつうの子育て」に
 *改めて取り組んでいけるものと直感したのだと思います
 ☆夫に対しては別の裁判で、懲役12年の実刑判決が言い渡された
                   (敬称略)
⛳知識の向上目指し、記事を参考に自分のノートとしてブログに記載
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⛳私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
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⛳出典、『裁判長の泣けちゃうお説教』

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