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12億トン分の荷物が運べない時代に

2023年02月18日 | 企業
🌸物流業界に起きること(1)

 ☆ドライバー不足で12億トン分の荷物が運べない時代に

複雑な「物流クライシス」
 ☆日本国内のトラック輸送が″破綻の危機″に瀕している
 *需要が輸送能力をオーバーしている
 ☆物流は「経済の血液」とも称されている
 *物流の機能不全は、日本経済にとり致命傷となる
 ☆しかし、運送業を成長産業だととらえるのは早計だ
 *製造業が海外に拠点をシフトさせたこともあって
 *国内貨物輸送量、生産年齢人口の減少とともに下落傾向だ
 ☆2019年度約47億トン、30年度約45億トンと推計している

15年でドライバ3割減
 ☆需要が減少傾向なのに、輸送能力が追い付かない理由
 *需要の減少以上にドライバーが減っているから
 ☆総貨物輸送量のうち9割は自動車が運搬している
 *内7割がトラックやライトバンといった営業用貨物自動車
 ☆運転手不足で、目の前の注文をさばけなくなっている
 ☆ドライバー数の将来見通し
 *2015年の約77万人、30年は3割減少見込み
 ☆近年、輸送需要大きく押し上げているのは宅配便の配送だ
 *宅配便の取扱個数は年々増加しており
 *2020年度は約48億個に及んでいる
 *高齢者の一人暮らしが増えるので宅配便しばらくは伸び続けそう
 ☆宅配便「着荷主」の中心が個人が多く、配送時に留守のことも多い
 *どうしても手間暇がかかり、多くのドライバーが必要となる
 ☆少子高齢化でドライバーのなり手自体は減っている
 *宅配にたくさんのドライバーを取られると
 *宅配以外のドライバーまで確保しづらくなる

2030年10億トン以上分の荷物が運べない
 ☆宅配ドライバー不足は需要の伸びだけが要因ではない
 *輸送頻度の増加が不足を加速させている
 ☆荷主企業が消費者の要求にきめ細かく応えるべく
 *「必要時必要な量届けてほしい」との注文が多くなった
 *時間指定配送や当日配送といったサービスの高度化
 *輸送能力が追い付けなくなっている
 ☆輸送サービスの高度化
 *付加価値に対する企業の考え方の変化がある
 *商品を届ける上での「利便性」まで
 *付加価値向上を考える企業が増えた
 ☆運送業界は中小企業が多い
 *各社とも「発荷主」「着荷主」双方の注文に応えようと必死だ
 *対応できなければ他社に仕事を奪われるとの危機感は強く
 *厳しい条件の仕事であっても受注する傾向にある
 ☆報告書「ロジスティクスコンセプト2030」
 *2030年には約32億トンの需要に対し供給は約20億トン
 *約12億トンが運べない
 ☆多くの製造コストや宣伝費をかけた商品
 *3割以上が計画通りにユーザーの手元に届かないことになれば
 *荷主企業が受けるダメージは小さくない
                      (敬称略)                                     
⛳知識の向上目指し、記事を参考に自分のノートとしてブログに記載
⛳出典内容の共有、出典の購読、視聴に繋がればと思いブログで紹介
 ☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します
⛳私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
⛳投資は、自己責任、自己満足、自己判断で
⛳詳細は、出典原書・記事・番組・画像でご確認ください
⛳出典、『未来の年表』


12億トン分の荷物が運べない時代に
(『未来の年表』記事より画像引用)

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