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『炎症が免疫系に及ぼす影響』『慢性炎症』『万病のもと』

2024年12月05日 | 医療
🌸炎症が続くと免疫系に及ぼす影響

⛳炎症は一種の防御反応

 ☆炎症とは、異常状態に対する一種の防御反応である
 *炎症は、侵人してきた異物や傷んだ細胞、組織が作る産物に対して
 *からだが起こす正常な反応
 ☆炎症の経緯
 *炎症の初期には血管が広がって局所への血流が増える
 *血管の壁が緩くなって漏れやすくなる
 *血管から白血球が組織へと漏れ出す
 *白血球は異物を取り込み、排除しようとする
 *漏れ出した白血球が作る物質で、局所に腫れや痛みがもたらされる
 *これは局所で何かが起きているという警報となるので
 *運動を制限させ、組織を休ませることにつながる
 *したがって、炎症は一過性であることが普通
 ☆炎症が慢性的に続くことがある
 *くすぶり型のもので、「慢性炎症」とよばれる
 *生活習慣病の多くの根底には慢性炎症がある

⛳慢性的な炎症はからだに悪い影響を及ぼす
 ☆慢性炎症が長く続くと、次第に免疫系を含む造血系に影響が出てくる
 *よく見られるのが貧血
 *自己免疫疾患や悪性腫瘍などの経過が長引いた時に見られる貧血
 ☆貧血の主な原因
 *慢性化した炎症組織で炎症性サイトカインがたくさん作られるから
 *炎症性サイトカインは複数の組織に働いて貧血を引き起こす
 ☆炎症サイトカイン
 ①腎臓に働いてエリスロポエチンの産生を抑え、貧血を起こす
 ➁肝臓に働いて腸管からの鉄の吸収を抑える
 *鉄は赤血球産生に必要なので、赤血球が破壊されるようになる
 ☆慢性炎症では、赤血球が作られる過程が抑えられるとともに
 *壊される過程が促進されるので、貧血が出やすくなる
 ☆炎症組織で作られる炎症性サイトカインが
 *血液中で高いまま持続すると
 *リンパ組織にも働いてリンパ球が過度に活性化される
 *リンパ球が働きすぎのために疲弊をして、数が減り
 *やがでその機能を十分に発揮することができなくなる
 ☆慢性炎症は、からだにとりストレスである
 *副腎皮質ホルモンなどのストレスホルモンが
 *血液中で増え、リンパ球産生が抑えられるとともに
 *リンパ球の機能が低下し免疫におけるアクセルの力が弱くなり
 *さらにブレーキの力も下がり、免疫力が下がる
 *慢性炎症では造血系にも免疫系にも悪影響が及ぼす
 ☆慢性炎症が続くと、さまざまな病気が起きるようになってくる
 *慢性炎症はまさに「万病のもと」
                          (敬称略)
⛳知識の向上目指し、記事を参考に自分のノートとしてブログに記載
⛳出典内容の共有、出典の購読、視聴に繋がればと思いブログで紹介
 ☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します
⛳私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
⛳投資は、自己責任、自己満足、自己判断で
⛳詳細は、出典原書・記事・番組・画像でご確認ください
⛳出典、『あなたの健康は免疫でできている』









『炎症が免疫系に及ぼす影響』『慢性炎症』『万病のもと』
(『あなたの健康は免疫でできている』記事、ネットより画像引用)

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