「世界帝国」大唐帝国の誕生
隋末期に挙兵した高祖は、皇帝となり長安を都として唐を建てた唐の支配体制は、隋から受け継いだもので、律令格式により国内を統治隋から踏襲した科挙により、門閥貴族の勢力を抑えた第３代高宗の皇后であった則天武后は、幼帝（実子）を退けて自ら帝位につく☆一時国号を「周」に改める
８世紀初め第６代玄宗の時代に、唐は最盛期を迎える☆異民族の侵入に備えて辺境に節度使が指揮する軍団を置く
☆均田制の衰退につながる府兵制をやめて志願兵を募る募兵制を採用した
楊貴妃の魅力に傾く帝国（玄宗は楊貴妃を寵愛）知識・意欲の向上目指し、記事を参考・引用し、自分のノートとしてブログに記載記述に誤り不明点あると思います、詳細、出典記事・番組・画像等で確認ください出典、『世界史（成美堂出版）』☆本には、綺麗な絵画が記載されています
世界史（唐）（『世界史（成美堂出版）』記事より画像引用）
『唐』中華帝国からイスラーム帝国と並ぶ世界帝国へ発展
隋末期に挙兵した高祖は、皇帝となり、長安を都として唐を建てた第２代皇帝の太宗(李世民)は、隋の制度を受け継ぐ形で唐の支配体制を整備した第３代高宗は、朝鮮半島の新羅と結んで高句麗を減ぼす西方では西突厥を討って、勢力を中央アジアに伸ばす唐を約３００年続く世界帝国に発展させた楊貴妃の魅力に傾く帝国玄宗は晩年になって楊貴妃を寵愛し、楊氏一族を重用する安禄山は、楊氏の排斥を回実に安史の乱を起こす☆安禄山（３つの節度使を任されるなど大きな勢力）
唐は衰退の道を歩む安史の乱後は、均田制が崩壊し、農民の所有地や財産に応じて徴税する両税法が採用される☆小農民の没落が進んだ
節度使の独立性が高まり、中央政権は弱体化した塩の密売人の黄巣による黄巣の乱が起こると、全土にわたる農民反乱ヘ発展した節度使の朱全忠が後梁を建国約３００年続いた唐は減亡し、五代十国の時代を迎える
