
昨日、島根県出雲市の立久恵峡に植物観察に行きました。講師役は地元の植物公園でボランティアガイドをしている仲間です。つまりタカ長たちの、内輪の観察会です。
立久恵峡は山陰の耶馬溪とも言われているようで、ご覧のような岩を神戸川(かんどがわ)の左岸に見ることができます。それらの岩には「天柱峰」とか「袈裟掛岩」「烏帽子岩」と言ったような名前がついています。しかし、それらを逐一たしかめてはいません。タカ長に分かるのは天柱峰と烏帽子岩だけです。

神戸川のそばには遊歩道もあり、車の流れを気にすることなく植物を見ることが出来ました。当日の参加者は22名だったので、写真など撮りながら最後尾を歩くことが多かったタカ長は講師の話を聞くことはほとんど出来ませんでした。まぁ、タカ長としては参加した皆さんが楽しんでくれればそれだけでハッピー、と言う心境ですから、話を十分聞けなかったことはまったく気にしていません。


植物音痴のタカ長としては花のことは何も書けませんが、何の花であれこのようにたくさんの花を見ることが出来て嬉しく思いました。ネットには迂闊に花情報を書くことが出来ないので具体的なことは書くことが出来ませんが、この立久恵峡にはいろいろな植物があって、植物ファンの人には大切な観察地になっているようですね。

メンバーたちは熱心に説明を聞いていましたね。タカ長のように植物音痴には質問することさえ分からないのですから情けないものです。
この神戸川の左岸には「立久恵山霊光寺」があり、そのそばには五百羅漢と千体仏があります。そのそばでも植物観察をしました。
そこで見た植物をひとつだけ紹介します。

ムサシアブミです。
少し古い話になりますが、このムサシアブミは山口県の角島で初めてみたように記憶しています。角島にはたくさんあったようですが、角島大橋がかかり心ない人が来るようになったのか、急速に数を減らしたと地元の人から聞きました。この立久恵峡では数多く見ましたが、角島の例もあるので油断できないですね。心ない人にあらされることがないよう祈るばかりです。

タカ長としてはこれですね。デジイチを持っていたわけではありませんが、近いところに長時間とまっていてくれたので何とか撮ることが出来ました。近くでサンコウチョウの声もしていましたが、結局その姿を見ることはできませんでした。本当はホオジロよりサンコウチョウを撮りたかったのですが、、、、、。