前にも紹介したことがあるハルラ山の軌跡、標高差を示したものです。
左から登り右に降りる。こうしてみると斜度の差はほとんどないようですが、でも、よく見ると右側のほうが急であることが分かります。
このような場合、私たち高齢者は急のほうを登って斜度のきつくないほうを下りる、というのが一般的な考え方だと思うのですが、ネットで見る限りではソンパナクから登り観音寺に下りる人が多かったので、自分たちはどのようにするか最後まで考えました。
その結果は、、、、、、下手なことを考えても仕方ないので、、、、、、とにかく登りやすいほうから登り、下りはそのときの状況をみて判断する、ということにしたのです。
結果としてはそれが正解で、多くの人が歩いている通りに歩いて良かったようです。何しろ10時間コース、実際はそれ以上かかるロングコースですから、どちらのコースをとっても劇的な差はないのです。
ということで、迷うことなく観音寺登山口に下山することにしました。
その下山コースも最初は木道で、斜度もほとんどありません。天気は良いし、ルンルン気分の下りでした。
このような道が続くことは、どこかで急斜面の下りを強いられることは分かっていますが、、、、、、、
広い景色を見ながらこのような道を歩くのは嬉しいものです。それからしばらく行くと、、、、、
だんだんとそれらしい下りになります。でも、時間をかけて下りれば問題はありません。
足元に注意しながら、、、、それでも周りの風景を楽しみ、楽しみ下りて行くと、、、、
チョッとしたビュウポイントにでました。
このような風景を見ると、ハルラ山としてはアルペン的で、、、、、
と言っても北アルプスの雰囲気はありません。強いて言えば「南アルプス的」ということになるのでしょうが、いずれにしても同じ道を引き返していたのでは、ハルラ山のもうひとつの面を見ることができないわけです。
やはり、このコースを降りる決断をして良かったと思いました。
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