タカ長のタカの渡り観察

タカが好き、山が好き、花が好き、心はいつも旅もよう。日々移ろいゆく心もようを綴るナチュラリストのつぶやきです。

今日の観察~9月9日

2009年09月09日 | タカの渡り観察
泰山鳴動してサシバが1羽

 爽やかに晴れて快適な観察。

 観察開始早々A山の上に3羽の鳥影。双眼鏡で確認するとハチクマ幼鳥が1、サシバが1、そしてハヤブサ。そのハヤブサがハチクマに何度も何度もモビングするが、その度にハチクマはヒラリと身をかわす。「ハヤブサにトレーニングしてもらったら上手に飛べるようになるだろう」と話しながら見ていました。

 やがてその2羽がA山の稜線に消えたと思ったら4羽のハチクマが入れ替わるように現れて帆翔を始めました。いい調子、いい調子と思ってみていたらだんだん動きがおかしくなって春の渡りコースへ、、、、。

 計7羽のタカを見ていましたが、結局渡ったのはサシバが1羽だけ。まさしく「泰山鳴動して、、、、」でした。

今日の結果

  9月9日   晴一時曇

    観察者    タカ長 トビ吉 ジューヤク 二位の方 コリ吉
    観察時間   8:00-16:00

      ハチクマ         21
      サシバ           1
      ノスリ            2

 12時前に10羽出て、それらしくなったと喜んだのですが、午後はほとんど飛びませんでした。しかし、渡り不明のハチクマの動きも観察開始の頃よりあわただしくなったのか、出現する回数も多くなり、飛び回る範囲も広くなっているようです。そのためここに記録した数字以上には楽しめます。



 渡りは低調だと言ってもねばっていれば何か良いことがあります。

 15時過ぎ、東の方を見ていたら突然下からタカが上がってきました。このときは識別する前にカメラを取り出しシャッターを押したのですが、タカ長カメラではなかなかピントが合いません。光りは順光、目線より少し高いくらいですからしっかりしたカメラだったら良い写真が撮れたはずです。



 トビ吉おじさんたちに識別してもらうとオオタカの幼鳥。そのうが膨らんでいましたから、観察地の東側で食事を終わって飛び上がったのでしょう。私のカメラでは、そういわれてみれば膨らんでいるかなぁ、と言う程度の写真しか撮れませんでした。



 タカ長の写真はこの程度で我慢します。これ以上の機材は買えないし、いまさらトレーニングする時間もありません。不要な出費を抑えて来春の韓国での調査に向けて準備をしているのです。

 その韓国・プサン。定宿にしていたホテルが倒産したと言う情報が入りました。そのため来春はワンランク上のホテルを使うことになりそうです。為替レートがいまのまま推移すれば何とか対応できそうですが、一昨年のような状態になれば対応できません。

 そのときは1999年に行った中央洞の旅館を利用することになるのでしょうか?




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