タカ長のタカの渡り観察

タカが好き、山が好き、花が好き、心はいつも旅もよう。日々移ろいゆく心もようを綴るナチュラリストのつぶやきです。

角島たより~2

2015年04月21日 | タカの渡り
角島での渡り観察はタカ長たちのグループがフロントランナーではないかと思っています。

仲間たちが毎年のように通い実績を積んできました。その中でタカ長は「一軍登録のひかえ選手」くらいだったように思っています。トップランナーではありません。

そのようなタカ長ですが、記録を見ると年によっては8日間観察者として名前が残っています。また、シーズンに2回行ったことが記録されている年もあります。

ここでハイタカを見ることは楽しいことですが、ここでの滞在、生活面まで考えると楽しいことばかりではありませんでした。そのマイナスの部分が道の駅北裏街道豊北の開業によって劇的にかわったと思っています。

それまでは角島大橋のそばの駐車場で車中泊していました。その駐車場のそばにあるトイレの小さなフリースペースで湯を沸かし、近くのスーパーで買ってきた食材で夕食をつくる、といってもカップラーメンにご飯ていどの夕食ですが、、、、、

そのような夕食でも仲間がいればいいのですが、独りでする時などは、特に天気の悪いときはわびしくなったものです。

しかし、この道の駅の開業で夕食を準備する必要がなくなりました。雨の日など観察できないときも、仲間がいれば半日でも誰に気兼ねすることなくここでおしゃべりできますし、独りのときは休憩コーナーで読書しても問題にはなりません。

駐車場ではキャンピングカーなどもとまっており、ここで車中泊するひともいるようです。しかし、渡り観察は朝が早いので最近は観察地で車中泊しています。

    

昨日は週末だったのでレストランも混んでいましたが、ウイークデイは静かです。

これが16日の夕食「魚フライ定食」で900円でした。ちなみに味噌汁とご飯はおかわりできます。

    

この建物の前は展望テラスになっており、そのすぐ下は小さな港です。ここでは水鳥なども楽しむことができますし、、、、

    

    

浜辺で遊んでいるイソヒヨドリなどの小鳥類も少数ですが見ることができます。また、あまり興味あることではありませんが、その近くではトビが営巣しているようでした。

この道の駅は人気があるようで週末は混みますが、ウイークデイならのんびりした時間を過ごすことができます。開業して3年の道の駅ですが、そのお陰で角島暮らしは劇的に良くなったと感じています。

    

たくさんの渡りを見て上機嫌だったタカ長、17日はこの「海鮮丼」を奮発しました。1650円です。もちろん味は文句なしなので、角島に行ったら一回は食べてみたいと考えています。



角島たより~1

2015年04月20日 | タカの渡り
昨日、角島での4泊5日の旅を終えて無事帰宅しました。

    

ご存知のことでしょうが、その場所です。

本州の西北端、このグーグル画像の左上に191の数字が見えますが、そのそばにあるのが角島です。平成の大合併でいまでは下関市になっています。

    

これが角島の画像です。この画像の上端部が「牧崎風の公園」です。そして左端に私たちの定点観察地があります。

右側が本土でそのあいだを結んでいるのが「角島大橋」です。1700mあまりある立派な橋ですが通行料は要りません。

風が強いのは牧崎だけではありません。観察地も気象的にはきびしいところにあります。

    

    

    

4月15日は国道191号線をのんびりと走って角島に行きました。午後の角島大橋です。

タカ長はよく知らないのですが、車のコマーシャルのロケにも使われたこともあるようです。この海の色を見るとうなずけますね。

注目してほしいのは波です。大きな波は見られませんね。ところが、、、、、

    

観察地に行くとこのような状態になります。といってもこの画像では分かり難いですね。

遠くに見えているのが角島灯台で、この方向が北になります。北極星をこの灯台の真上から少しだけ左に見ることができます。

    

観察地に着いたときは風に吹き飛ばされた塩水が霧のようになって流されており、この先端部に歩いていくのがためらわれました。

このようにここは、基本的には風の強いところなのです。そのため、当然のことですが体感温度は下がります。

体の冷えることを嫌うタカ長はこの時期でも朝夕は真冬並みの服装で観察しました。

この角島に通い始めたころは3月に来ていました。そのころは4月に多くのハイタカが渡ることを知らなかったのです。

当然のことですが3月は4月より気象的にはきびしくなります。そのようなところで、ときには一週間くらい角島暮らしをしていました。

今にして思えばよくやったものです。今より若かったからできたのですね。


    

無事帰宅しました

2015年04月19日 | タカの渡り
先ほど角島から無事帰宅しました。

今回の角島生活「朝は朝星夜は夜星」の感じで頑張り、あわせて仲間たちとの夕食を楽しむことができました。

角島には何度も行っていますが、島の中の旅館に泊まったのは初めてのことです。といっても1泊のみ、あとの3泊は車中泊です。

うひとつ、写真的に今回ほど恵まれた角島はありませんでした。その面でも恵まれた角島行きでしたが、ここで見られるハイタカが近すぎてタカ長のウデではうまく撮れなかったのが残念です。

写真は2500枚くらい撮りましたが、大半はピンボケの駄作のはずです。これからゆっくり整理し、角島のことはこれから紹介することとします。

    

朝焼けの中を飛ぶハイタカです。「朝星」の時間です。

    

夕陽を楽しむこともできました。もちろん「夜星」の時間です。

朝星の時間から9時ころまでが観察のラッシュアワーで、その後はのんびりとした時間を過ごすことになります。

観察中は数を数え写真を撮るのですから、今回のように近くをたくさん飛ぶとパニック状態になりました。嬉しい悲鳴ですね。

    

ハイタカの渡りがヒマになっても、観察地からはいろいろな鳥を見ることができますから、退屈することはありません。

これは魚を持って飛ぶミサゴです。

ハイタカの写真の整理はこれから、それが終わってから今回の角島行きの話しをさせていただくつもりです。

今日の裏山は

2015年04月14日 | 山歩きから
仲間たちとの裏山歩き、今日の予報は二転三転していたようですが、予定を変更しないでいたら何とか実施できる天気になりました。

しかし、朝は曇で、登っているうちに薄日がさしたと思ったら、山頂部は霧で、、、、、、

    

本当はさくらの里で花を見ながら弁当を広げるつもりでしたが、、、、、

その時間急に寒くなり、小さな雨も降り出したので山上の売店の無料休憩室で昼食をとることになりました。

そのため雨による実害はなかったのですが、花見のほうは休憩室の窓から、ということになりました。

    

でも、あちらにもこちらにも花があって、のんびり歩きには最高の天気でした、ということにしておきます。

    

のんびり歩きはよいのですが、この連中は立ったまま町内の役員会議???

何しろこのなかには新旧をいれると4名も「長がつく人」がいるのですから、、、、、。いやいや、守備範囲を広げたら全員が「長がつく人」なのです。

こうしてみると、わがグループもすごいなぁ、、、、、、。

    

    

山上の古刹の森は霧で幻想的ですね。このあたりではいくらきりが深くても道に迷うことはありませんから、時にはこのような霧につつまれるのも悪くありません。

    

    

    

わが裏山でも花が目立つようになりました。それらを適当に撮っただけですが、今日は晴れていないので花の撮影には良かったようですね。

花の面では今日のイチ押しは、、、、、

    

    

境内に植えられたものだと思いますがこの花、、、、、、

薄墨なんとかだと聞きましたがメモしていなかったので、その先は書かないことにします。あまり見ない花でしょう?

そしてもうひとつは、、、、、、

    

    

今日は枝先でさえずっていたので逆光写真になり、その色がイマイチ分かりにくいかも分かりませんが、白い鳥であることだけはお分かりでしょう。

盛んにさえずっていました。その声の主は、、、、ホオジロ。そうホオジロのアルビノだと思われます。

先日はカメラを向けたとたん逃げられたので確認できなかったのですが、今日はシッカリ見ることができました。

天気のハッキリしなかった今日の裏山歩きですが、しかし、いろいろなことがあり、充実した一日になりました。

明日から角島に行くつもりなのでしばらくのあいだ更新できません。次は来週になるはずです。それまでしばらくのあいだオ・ヤ・ス・ミで~す。

天気が回復したら

2015年04月13日 | タカの渡り
またまた雨続きの天気になりました。明日も、、、、ヒョッとしたら明後日まで天気は良くならないのかも?

しかし、そのあとの予報が良いので、明後日から角島に行くつもりです。15日は天気が回復しなくても、それ以降に期待しているのです。

    

古い話ですが2006年の4月15日、雨の中を角島に行きました。そのときも翌日からの天気に期待したわけです。

その期待は見事に当たり、4月16日にハイタカの渡り538羽を記録しました。

その日は早朝からハイタカが現れ、角島中ハイタカだらけになった感じでした。しかし、そのとき観察していたのはタカ長ひとり、そのため一方向だけしか見ることができませんでした。

当然背後を渡っていったハイタカもいたはずですが、それらは無視してのこの数、この数字はいまだに破られていないはずです。

    

偶然と言えば偶然ですが、今回も4月15日の出発で16日からの観察です。

柳の下に2匹目のドジョウはいないでしょうが、数は別にしてタカ長の裸眼でも見える、近くを飛ぶタカが現れることを期待しています。

    

    

ここで見られるのはハイタカが圧倒的に多いのですが、、、、、

    

ノスリやミサゴ、運がよければ大陸のほうから渡って来るサシバも期待できます。

    

仮にタカが現れないとしても、青い海を眺めたり、、、、、

    

海に沈む夕陽を眺めたり、、、、、

角島での楽しみはいろいろあります。タカを期待してゆくのですから、タカを見ることができないと面白くないのですが、、、、

だからと言ってタカが出なくても「ハズレ」ではありません。



幸い天気は回復していくようですから、ヒマならヒマで、このようにうとうとするのも悪くありません。

あと何年このようなことができるかわかりませんが、一年に1回くらい角島暮らしをしてみたいと考えているところです。




裏山の名瀑?

2015年04月12日 | 山歩きから
独りで裏山を歩いてきました。その軌跡は、、、、、

    

このようになります。上のほうで赤い線が団子状になっているところが名瀑があるところで、左下がさくらの里になります。

さくらの開花状況をみたかったのですが、一番の目的はそこではありませんでした。例の滝、なめら大滝を先日(3月30日)とは反対側から見たかったのです。

そこへ行く道も「楽勝コース」があると感じていましたから、独りで出かけたわけですがその予想は的中しました。

    

滝は上から見るのは良くないので、感動的な出会いはありませんでしたが、自分の思ったところに思ったような滝が現れた、という感じです。

ここに行くのはまぁ簡単といえますが、その先は危険地帯で、これ以上は近づけません。

          

ということで邪魔になる木を伐ることは出来ませんが、今日は水量が多くて滝らしい写真が撮れました、ということにしておきます。

    

これが滝の上部です。そしてここから上流は地図で見ても分かるように地形がなだらかで散歩気分で歩けそうなところです。

そこを少し登ると、、、、

    

落差は少ないのですが、二段の滝と言っても良さそうな滝がありました。

このあたりに秘密の遊び場をつくれば面白そうです。

2回の踏査でこの滝の概要が分かりました。今日のコースはタカ長と一緒なら誰でもOKのコースです。下から登ってみるコースはもう少しルートを考えないといけないようです。

    

    

さくらの里のサクラは満開、一部は散り始めといってよいのかも分かりません。14日の火曜日に仲間たちと行くつもりですが、、、、、、

そのとき何とか見ることができそうな感じでした。

    

これは本日のおまけ、観察地で見たイカルです。

山ではオオルリ、クロツグミ、キビタキ、コルリなどの声を聞きましたが、、、

もうひとつコマドリような、そうではないような声が東亜の森の茂みから聞こえてきたのですが、この声の主は???です。

いずれにしても、夏鳥が次々やって来ているのですね。


サクラの花の下で

2015年04月11日 | 日々雑感
昨日は仲間たちとのパーティ。

今朝は町内可の総会に出て、、、、、、それが終わると早々に、、、、、広島市植物公園に出かけました。

今日は中学校のときの同級生たちとの昼食会(?)というわけです。

    

昨日は雨でしたが今日は好天、週末でもあるので多くの人が来ていました。

    

先に来ていたものが芝生広場のそばに場所取りをしていたので、雨上がりの芝生の上にブルーシートを広げることもなく

ここのベンチに座って、、、、、

    

飲んだり(?)食べたりしながら、、、、

    

芝生広場で遊んでいる家族づれの幸せそうな風景を見たり、、、、

    

    

目の前のサクラが光の変化にともなって表情を変えるのを楽しみながら、、、、

4時間以上おしゃべりを楽しみました。

    

サンデー毎日のタカ長は週末にこのようなところに出かけることがないので、小さな子どもたちを連れた家族づれの風景は新鮮に見えました。

それにしても同級生たちとの他愛ないおしゃべり、、、今では時効だからここに書いても良いのでしょうが、、、、

15歳のときに酒を飲んで、、、、それから60年酒を飲んで、、、、そのような親父の姿を見て子どもは酒を飲まない男になったとか、、、、

昔もいまもワルはいて、私たちもずいぶんいい加減なことをしながら大きくなったので、、、この歳になってすべてが時効になり、同級生たちの悪行の数々を聞くと笑い話のようで楽しいのですが、、、、、

品行方正だったタカ長(本当ですよ)にはこの歳になった初めて知ることも多くて、昔の仲間たちとの話は楽しいのです。

    

山の仲間たちや昔の悪ガキたちと連チャンで飲み食い(?)したら体重が右肩上がりになりそうな気配が見えてきて、、、、

ヤバイ、ヤバイ、、、、明日は選挙のあと裏山でも歩かないといけないようです。






20周年の祝宴

2015年04月10日 | 山歩きから
私たちの山グループの発足20年の祝宴を安芸グランドホテルでひらきました。

私たちの山グループは町内会の同好会のひとつです。

タカ長が町内会の副会長に就任した1994年に、町内会長の指示で行ったハイキングがことのほか好評で、町内会の同好会のひとつとして山歩きのグループを立ち上げる機運が急速に広がり、、、、、

その世話を頼まれたのですが、そのような同好会をどのように運営したらよいのか見当がつかなくてその依頼を固辞していたのですが、、、、

とうとう逃げ切れなくなって初めてプランした山歩きが雨で中止になり、、、、実質的に動き始めたのが1995年8月だったのです。

思い腰をいやいや(?)あげて町内の人と山歩きを始めたら、これが好評で、、、、喜ばれ、、、、、

その思いの乗せられて歩き始めたわけです。それから20年、、、、、

私たちのグループは素晴らしいグループに成長しました。そのことを皆で祝う祝宴です。

    

祝宴は乾杯から、、、、。その写真は撮っていないのでこのようなものを出しましたが、、、、、右側のビール瓶が少し少なくなっているのが見えないのが残念ですね。少しは飲んだのですよ。何しろ今日は祝宴ですから、、、、、。

    

    

    

このあたりまでは普通の宴席ですが、、、、

時間が経過して、、、、、

    

カラオケの準備が始まるとだんだんと賑やかになり、、、

    

盛りあがり、、、それにつられて、、、、、

    

女性軍も加わってさらにもりあがり、、、、

宴が最高潮になり、私たちのグループの「宴会部長」が気持ちよく歌っていたら、、、、、とつぜん、、、、、

    

このような女性が現れ、、、、、これもまた私たちのメンバーですが、、、、、、あの人がこんなことを、、、、、、、、

これには百戦錬磨の宴会部長もタジタジになり、この宴席はこの女性会員にのっとられたかたちになりました。

    

あちらを向いてもこちらを見ても、カメラがつきまとい、、、、

    

宴会部長はもちろんこのグループの「カイチョウ」も影がうすくなったようですが、、、、、、、

でもまぁ、そんなことで気を悪くするような「カイチョウ」ではないので、盛り上がった宴席はますます楽しくなり、、、、

今日もまたとても幸せな時間を共有することができました。そして、、、、、

    

私たちのフィナーレは皆で肩を組んで歌う「星影のワルツ」です。

これが終わるとお開き、、、、、本当に楽しい祝宴でした。

               

祝宴ではこのようなものまで頂き、、、、、幸せいっぱいのタカ長です。

昨日は桜めぐりをして幸せ、今日は山の仲間たちと楽しい宴席をともにして幸せ、、、、、そして、、、、、

明日は明日の幸せがあるのですが、、、、、、、それは明日のお楽しみ、、、、、ということにします。


桜めぐりの下見

2015年04月09日 | 山歩きから
相棒と広島県の東北部のサクラを見てまわりました。

4月21日に仲間たちと行く「桜めぐり」の下見です。

    

その軌跡を記録しようとしたのですが、、、、、電池が切れて11時11分までしか記録できていません。

総走行距離は380kmくらいになる大変な下見になりました。

    

今日撮った写真です。何の木か分からない感じですが、、、、、

これが「千鳥別尺のヤマザクラ」です。この木が21日の本命になるはずですが、花の良いときにゆくのは難しいので、あたるかあたらないか???

    

    

ここはまだ梅が咲き始めたばかりでした。このヤマザクラは樹高27m、幹まわり4.6mで、テレビでの紹介されたことのある木です。

    

これは「要害桜」です。これは一部の枝が咲きはじめていました。ということは21日には散っている???

    

    

今日咲いていたのは庄原市内や西城町の桜です。

大変な思いをして下見を下のですから、これくらいのサクラは見せてもらっても良いですね。

今日も本番の日も7本の桜を見に行く予定ですが、そのすべてが見ごろになるはずがありません。一番当てるのが難しい「千鳥別尺のヤマザクラ」だけでも当てることができれば万々歳だといえそうです。

遅く帰宅したので写真の整理も何もできていません。これらの写真はすべてノートリです。

とにかく予定通り下見をして、下見をしてよかったことが何度かありました。

たとえば道路の通行止め、私たちが行くのは超ローカルな道ですから事前には調べることはできませんから、、、、、、。


裏山の銘木(?)

2015年04月08日 | 山歩きから
    

わが裏山の、中国自然歩道ぞいにある枯れ木です。

この写真では大きさが分からないのですが6m+あるのでしょうか??

タカ長には何の木か分からないのですが、この木を見るといつも「しぶといなぁ、、、、」と仲間たちが言っています。

写真のいたずらではなく、上の大きさにくらべて足元の部分は細くて、いつ倒れてもおかしくはないように見えるのですが、、、、、、

          

これがなかなか倒れなくて、、、、

この木が倒れるのが先か、自分たちが倒れるのが先か、、、、、、、

ここでの話題はいつもそのことになります。

それだけがんばっている木ですから、これは単なる枯れ木ではなくて、私たちにとっては「銘木」なのです。