自民モンキーズvs民主ピジョンズ。
野球の実況、これから9回裏、3対0で民主のリード。自民最後の攻撃だ。2アウトながら3塁ベースに甘利、2塁に菅、1塁に細田が塁を埋め満塁、ホームインを狙って虎視眈々。さてバッターは、ピッチャーで4番の麻生。逆転ホームランが出れば、自民4対3でサヨナラ勝利だ。自民モンキーズの強力代打陣、中川昭一、鳩山邦夫は反則プレーで既に退場。伝説のスラッガー小泉は引退。しかし、4番麻生は向こうっ気は強いが、スカタンだ。今まで、3三振で大ブレーキ、投げても、民主先発の小沢投手の頭めがけてぶつけ、小沢は負傷退場。ところがリリーフの鳩山は、コジンケンキンという消える魔球を投げながら、自民モンキーズを0点に抑えている。
さて、振りかぶった鳩山、ユウアイの決め球でバッター麻生を三振にうち取るか、それともケンサツ打法で、バックスクリーンに白球を叩き込むか麻生。
薄暮が迫り、大観衆が固唾を呑んで見守る中、最後の勝負が始まった。
★麻生太郎。
8月になった。 麻生太郎のマーフィーの法則は、ついにクライマックスの幕を開ける。 麻生が演説をぶつ姿を見た。 やはり自民党は7月に看板を変えるべきであった。あの顔がテレビに映る度に、10万票が逃げていく。 選挙は大衆の人気投票でもあるから あの悪党ツラが出てくれば、誰も票は入れまい。 今さら、「私が悪うございました。反省しております」と言われても、どうせ喉元過ぎれば暑さも忘れるということだ。 この人、顔は笑うが、目は少しも笑わない。 ひん曲がった口に、薄情そうな薄い唇。一昨日 「責任力」 を盛んに力説していたが、責任力なる漢字は存在しない。漫画しか読まないから漢字がまるで駄目。 この人、小泉嫌いにも関わらず、小泉さんの真似ばかりしたがる。 漢検4級でも受けたらどうか。 内政は失敗の連続、外交も丸出ダメ夫君、薄らバカというか、薄らトンカチというか。そして自民党政治が、なぜ駄目になったのか。 その理由は、自民党は政治をしなくなったということだ。 政治は官僚内閣制による赤門官僚が仕切っており、自民党議員はその利権の甘い蜜を与えられ、官僚に仕える猿になっている。その方が、政治家にとって楽なのだ。 国民向けには耳当たりの良いことを言うが、その実態は、口とは真逆のことをやっている。8月30日には自民党に歴史的敗残の恐怖を舐めさせる。そこが自民党の再スタート地点だが、恐らく、先読みをすれば、世襲議員で固まった自民党には、廃墟から這い上がる力はない。 政界再編というキーワードで、離合集散を繰り返すのではないのか。丁度、渡辺喜美、平沼赳夫、亀井静香、城内実らが、そのパイロットケースになっているように。
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さて宮崎一区は自民党の公認を出さないという。 ゴリ押しの中山成彬は公認を諦めて、無所属で出るらしいが、一方、正式な手続きで立候補が決まった上杉も公認しないという。そして当選した者を追加公認するカラクリだという。 このままでは上杉が立つのは難しい。軍資金がないのだ。 自民党の宮崎県連は、正式な手続きを踏みにじられてカンカンに怒っているそうな。さらに青森の津島のバカ息子も公認しないという。 津島を推している国対委員長の大島もカンカンだ。 何でも菅が世襲は認めないと一蹴した。 小泉進次郎も世襲のバカ息子だが、小泉はOKということか。自民党は敵と戦う前に内輪で揉めている。 そして小泉チルドレンも公認が得られず、離党が続いている。 自民党解散の為の解散ということか。
★官僚の夏。
官僚は、民主党が政権を取る前に、官僚の渡りを繰り返している。
文部科学省.傘下のナントカ理事長に、ナントカ機構理事の矢野重典(61)を持ってくる。そして退官したばかりの事務次官の銭谷真美が、国立博物館の館長に就く。これらの人事承認は、自民党の文科大臣の塩谷が決めたことだ。 矢野や銭谷のような官僚の 「渡り」 は、民主党が政権を取る前の、今のタイミングしかない。 しかもこれらの渡りは、ほんの極一部に過ぎない。渡りが、なぜ悪いのかは、渡り官僚は仕事をせずに、月100~200万円の高給と、わずか2~3年で3千万円以上の退職金をせしめるからだ。 それが75歳まで続く。 その金は我々の血税だ。
★鹿児島県阿久根市,竹原市長という人は全く知らない人だが、議会と対立して失職しても、その都度、市長に当選している人らしい。そして今年の4月、市役所内に張り出した各課の人件費総額を掲載した張り紙が、無断ではがされたという。 それを調べた結果、犯人は市民環境課の男性係長(45)だった。竹原市長は31日、張り紙をはがした男性係長を懲戒免職にした。竹原市長は、「係長は、当初は知らないと言い逃れ、後で分かって始末書を出したが、反省しているとは思えない」と処分理由を説明した。 係長は「処分は納得できない」と語ったという。 官僚役人は自分たちに楯突く者を排撃する。 赤門帝国とそれに繋がる兵隊達だ。 市役所に勤める地方公務員の平均給与は、750万円だ。他方、民間は400~500万円、派遣に至っては200万円にしか過ぎない。
★中国広東省。
中国人民に言論の自由を与えたら、四分五裂の混乱の中、収拾がつかなくなるのは必至だ。 この国は多民族が住んでいるから、言葉も違えば、習慣文化も異なる。元々、民主主義とか言論の自由とかは経験したことがないし、礼儀作法などというものは何もない。それを決定的に破壊したのは、毛沢東の文化大革命であり、共産党独裁政権だ。
さて、広東省の政治トップの汪洋という共産党書記は30日、「言論の自由がある為に、首相がコロコロ代わる国や、議員同士がハンマーやチェーンソーで乱闘する国もある」と、日本、韓国を批評した。 さらに言論の自由について、「国家統制が重要だ。言論の自由などは、無知な民衆の世迷言に過ぎない」と強調し、「人口13億の中国で、言論の自由があったら混乱するだけ」 と述べ、言論の自由を制限することを正当化した。なるほど、一理ある。 中国は中国で勝手にやればいい。
(ムラマサ、低く口笛を吹く)