武田じゅうめい 愛と誠と正義

色即是空とは、すべての存在は虚無であると知る。
旗印は日本愛、 日本人には日の丸が足りない

橋下徹の失言、飯島勲の失敗

2013年05月17日 | 国際外交の真実

★橋下徹。
橋下という人間は、勘所は良いのだが、人間的バランスが悪い。
だから昨日になって「国際的感覚に欠けていた」と弁明したが、それを言い換えると、本当は「女性に対する配慮が欠けていた」と、言いたかったのではないか。
そのように素直に言えば良かったが、「沖縄米軍は性風俗を活用すべし」と述べた前言を撤回しなかったのは、依怙地なだけだ。

娼婦は世界最古の職業と言われ、英国のグリーンスリーブスの音楽を聴けば、何か哀愁を帯びたロマンチックなムードに浸れるが、実は「女の性を売る」哀愁だと分かれば、人間の罪を手元に引き寄せるような、デリケートな意味であることに気づく。

要するに、橋下は素直に「女性の皆様、すみませんでした」と謝れば良かったのだ。何と言っても。女性の味方は男なのだから、女性だって邪険にはすまいに。

さて、2012年総選挙前において、本ページは何度か次のように指摘した。
「橋下が出馬しなければ、その時点で、維新は終了する」と。
永田町の維新議員団は橋下の手から離れ、橋下のストレスは募るばかりだ。


★飯島勲。
ドルと円の官房機密費をスーツケースに詰め込んで、ピョンヤンに降り立ったのは良いが、飯島を待ち構えていたのは、朝鮮報道陣のフラッシュだったとは、007に成れなかった海坊主、というところだな。

そもそもこの訪朝は、朝鮮側からの誘いであった訳だし、米中韓による朝鮮包囲網の打破と、日本の朝鮮総連本部の立ち退き問題が切迫して、拉致問題という餌を目の前にぶら下げられた安倍晋三にとって、朝鮮との極秘会談を持って、拉致問題の最終的解決、そして日朝国交回復をやりたかったのだろう。そのお膳立てが整えば、安倍の電撃訪朝が実現し、安倍は歴史に名を残す宰相となるはずであった。しかし朝鮮はそれほど甘くはない。
朝鮮の思惑は、朝鮮総連本部の居座りと、日朝国交回復による3兆円とも言われる経済援助の確約を飯島に求めたはずだ。
キムとかいう北朝鮮のナンバー2と飯島が会談した映像を流されて、これで何も進展がなかったら、安部晋三は赤っ恥をかく。


(じゅうめい、鋭く斬る)

コメント
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