武田じゅうめい 愛と誠と正義

色即是空とは、すべての存在は虚無であると知る。
旗印は日本愛、 日本人には日の丸が足りない

プロ野球の飛ぶボールが、なぜ悪い。

2013年06月15日 | 人生の意味

★プロ野球の飛ぶボール。
日本プロ野球のコミッショナー加藤良三、元外務官僚で米国駐在大使だった。つまり、隠蔽体質と事なかれ主義が五臓六腑に染み付いているということ。
会見では「事実を全く知らなかった。不祥事ではない」と、上から目線で気色ばんでいたが、まさに老害。
ところが、前日に行われた仙台でのやりとりで事務局長の下田邦夫は、こう述べていたのだ、「ボールの変更はコミッショナーから直接指示を受けた」と。
そして、そのように指示された下田は、メーカーのミズノと話を行い、飛ぶボールへと変更した訳だが、各球団と選手会には黙っていた。
さらに問題は、下田局長はミズノに対して、飛ぶボールに変更した事を公表するなと圧力をかけていた。役人の嘘と隠蔽の連鎖だな。
そして核心的問題は、誰が加藤良三に変更の指示を出したかという事だ。素直に考えれば、読売のナベツネ、だろうな。

まあ、野球を見ている側からすると、ホームラン続出は面白いが、米国仕様と同じでなければ、世界の頂上決戦では戦えない。



★首都決戦。
さて、都議選、「風は自民に吹いている」とな。
結論から言えば、自民党の圧勝、そして公明創価と併せれば、絶対多数の獲得になる。
民主党は言わずもがな、全面敗北、
維新、みんなも終了のテンカウント・ゴング、だな。
都民から見れば、維新は大阪の匂いが強くスマートじゃないし、みんなの党は、渡辺喜美の「わたしの党」に堕してしまった。


★アベノミクス。
アベノミクスの正体というのは、「官僚資本主義」なんだな。
輪転機で福沢諭吉を刷りまくって、市場にカネを溢れさせたが、そのカネは庶民には与り知らぬところで回り、機関投資家やファンドが株を買い占め、利ざやを食った。
彼らの儲けは、結果的には我々の血税から払われることになる。

そして官僚資本主義の定義とは、許認可権という権力を握り、それとバーターに天下りネットワークを拡充し、同時に賛助会員費や広告費用などでカネをせしめる。
つまりアベノミクスとは、単に白アリ官僚帝国を肥大化させるものでしかない。

この前、市販薬のネット販売が話題になったが、厚労省は最高裁で負けたにもかかわらず、厚労族議員の自民党と組んで、なおも特定の利益団体である日本薬剤師会を守るためにネットを排除しようとしている。
カネの為には、最高裁まで無視しようとうする、官僚帝国主義の傲慢振りではないか。

(じゅうめい、鋭く斬る)

 

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