★韓国。
最近考えること、中国の歴代王朝は、朝鮮(韓国)を千年に渡り属国支配した訳だが、なぜ直轄支配、つまり領土化しなかったのか。
そこに今の韓国を読み解く鍵があるのではないのか。
コウモリの国とも言われる韓国朝鮮、そのココロは、生命力が強く、闇の中で岩にぶら下がりながら、しぶとく生き抜く、そういう尋常ではない負の能力が抜きん出て強い。
そういう民族性に漢民族(中国)は気づき、属国化して臣下の礼は取らせたが、それ以上、踏み込むことはなかった。
それを見誤ったのが我が日本、単一民族としての和する心は優れていたが、異民族との緊張と確執に葛藤したことのない未熟な外交能力、それが今に至るも、朝鮮人の持つ負の呪縛から逃れられないでいるようだ。
歴代の漢民族が朝鮮族を手なずけた方法はただ一つ、「文句があるなら叩き潰す」、これは漢民族の強大な軍事力を背景にしたことだが、同時に韓国の支配層であった両班を儒教思想で馴致し、そして既得権益者として飴をしゃぶらせることも忘れなかった。その両班は中国の顔色だけをうかがい、民を省みることはなかった。
一方の日本は「経世済民」(国を治め、民を救う)の国だったから、韓国や中国と真逆の文化と思想を持つ。その思想は特に江戸時代以降、日本に根付いた訳で、幕末以降、西洋の思想に触れる機会が多くなり、「脱亜入欧」に傾いたのも、それらを受容するベースがあったということ。
中国と韓国の民は政治権力者を信用しない、信用する振りはするが本質的には面従腹背、それは長きに渡って、為政者から公正と福利を享受したことがない不幸な歴史を持つことにある。
★産経新聞と韓国。
産経を読んでいたら、次の記事があった。
「釜山市は激減した日本人観光客を再度呼びこむために、日本人のロングステイ(長期滞在)を計画している」。
それに対してロングステイ財団の青島道子さん(48)のコメントは、「年を取ると、時差や移動距離が負担になる。その点、釜山は近さが魅力で、日本にすぐ帰ることができる。ソウルと比べて政治色が薄く、リゾート的な雰囲気もある」とな。
おいおい、確かに釜山は近いが、それは動かしがたい地理的事実で、あとは全くの嘘。
釜山はソウルに比べて反日色が濃い、恐らく第二の都市と言われる釜山であっても、人口340万人の田舎で都会的な洗練さに欠けるからではないか。そして港町だけあって、粗暴な人が多い気がする。これは個人的な体験です。
もし横浜や神戸をイメージしたら、300%間違いますよ。
それに観光する場所は何もありません。日本人男性が行く目的は、拳銃を撃って、カルビを食べて、焼酎を飲んで、そしてアガシと遊ぶ、そういう観光です。
なお、産経の名誉のために付け加えるが、産経は次のように締めている、「解決すべき課題はロングステイ先の宿泊施設だけではない。同じロングステイでも台湾の人気は高いが、親日の国・台湾と反日の国・韓国では暮らしやすさが全く異なる。韓国人は、韓国の反日感情が日本人の韓国離れを引き起こしているという認識があるのだろうか。この点について、釜山市の観光担当者に聞くと返事はなかった。(産経新聞)
★東洋学園大の中国人教授、朱建栄(56)。
中国上海で拘束されてから約3カ月がたった。
要は、反日命の習近平から睨まれて捕縛された訳だが、朱が中国の国家機密を漏洩したとかしないとか、朱は中国の政治局員でもあるまいし、朱の持つ情報源から中国情勢を分析し、論評するというのは当然にある訳で、それを否定したら、もう無茶苦茶。
それに尖閣問題が浮上してからの朱のコメントというのは、完全な中国サイドに立った意見表明であり、中国の代弁者だなと思っていたが、そういう人物を逮捕するとは中国の恐ろしさよ。
逆に、中国のテレビで日本に利する意見を述べることなど有り得ないし、それをやったら国家反逆罪で拘束され極刑にあうだろう。そういう意味では日本における言論の自由というのは素晴らしい。
さて、朱建栄、その後の消息は不明だが、「病死」と発表されても、不思議ではない。
(じゅうめい、鋭く斬る)