★警官の犯罪
岡山県警岡山南署で詐欺事件の証拠品の現金300万円が盗まれた事件で、同署の刑事2課巡査長の松岡和寛(31)が窃盗で逮捕された。
「パチンコやスロットに使った」と犯行を認めている。
さらに松岡は、刑事2課の保管庫にあった証拠品20万円を鍵を使って盗み、官舎の管理費7万5000円も不正に着服していた。
また松岡の自宅から変死者名義の銀行通帳やキャッシュカードも押収した。
(じゅうめいコメント)
こういう警官の犯罪は警察内部では珍しくない。
思い出すのは、2017年5月、広島中央署でオレオレ詐欺事件の証拠品8572万円が保管金庫から盗まれた事件。
外部の人間が警察署の奥に入り込み、鍵のかかった金庫から大金を盗むなど無理で、警察内部では当初から内部犯行説で動いていた。
この事件は表向きは迷宮事件となったが、実は盗んだ犯人はすぐに分かっていたのだ。犯人は30代の現職の刑事で、8572万円が盗まれたあとすぐに退職届けを提出、その後、自宅で自殺した。
盗んだ動機は1500万円ほどの借金を抱えていて、その借金返済に使った。
しかもその借金とは警察署内にあった怪しい投資グループが絡んでいて、同じ署の同僚警官から1千万円以上の金を借りており、その返済の為に保管庫から大金を盗んだと見られている。
警察の内偵では、当初からそういう金の流れとカラクリを把握し、犯人を容易に特定することが出来た。そして警官同士が多額の金を貸したり動かしていたことが分かり、盗難事件も問題だが、署内での怪しい投資グループの存在も県警本部的には大問題になった。
当時の広島県警本部長は東大法卒のエリート官僚であり、事件内容の報告を受けて、政治判断で事件を迷宮入りにしたと囁かれている。
盗まれた金8572万円は県警幹部、警察官とOBが寄付という形で補填して、詐欺被害者に返還した。同じ署の警官同士で多額の金の貸付や流れがあった事件で、それが発覚すると警察自身の威信に関わる事件になったものと思われる。
退職したとはいえ、現職刑事だった犯人が自殺したことで迷宮入りにしやすかった。
そうでなければ8千万円のカネの流れと人間相関図が暴かれたに違いない。
★ダウンタウンの松本人志。
フジテレビは1月14日に予定していたダウンタウン松本人志の「ワイドナショー」出演を認めないと発表した。
芸能活動休止を発表した松本人志は、Xツイッターに「事実無根なので闘う。それも含めワイドナショー出まーす」と、番組に出演する意向を投稿していた。
ただ、松本の表明に驚いたのがフジテレビだった。
松本自身は、最後の弁明という思いがあったのだろうが、フジは許さなかった。
週刊文春に対する名誉毀損の裁判は松本個人で提訴する方針だという。
一方、週刊文春は10日発売号に松本人志に関する二の矢を放った。
最新の記事では福岡や大阪でも同様のパーティーが開催されたとして取り上げている。
島田紳助は暴力団との癒着で芸能界を追放。
渡部建はヒルズの障害者トイレに女を呼んでは1万円でセックスをしていたことで追放。
そして松本人志は・・・・
(じゅうめい)