風の松原内の植物標本作り 12年02月08日 北羽新聞
02月08日我々の活動が地元の新聞である北羽新聞に掲載されましたので御報告いたします。
私のブログの植物調査の表題に必ず掲載しておりますが、2000年に大々的に能代市風の松原内を調査した、 『植生と植物相に基づく能代市風の松原海岸林の環境保全』 にまとめられました。
近田文弘・梅田市美さん他の多くの人たちが調べた標本の一部がルーペの会会長の佐藤さんが持っておられました。同定は近田先生の鑑定がつけられており本当に大変貴重なものです。ですが標本が新聞紙に挟まれたもので、とても展示等に使えないので、それで有志できちんとした標本を作ろうということになりました。
それが昨日の08日の新聞に取り上げられる事になりました。
まだまだ資料がありますが、貼り付け台紙がなくなりましたのでとりあえず一時中止です。
当時調査したもので現在ない絶滅したものもあります。又新しくでたものも沢山あります。先人が調査した種は377種です。現在は約600種位あるようです。
本当に藪化が進行しています。クロマツを守るためには白砂青松が必要と思いますが、佐藤会長も言っているように貴重なものは移植をしていく必要があるだろうと思います。
尚標本については今後いろいろな所で見られるようにすると思いますので今少しお待ち下さい。
これからも風の松原内の調査を進めて行きアップしていきます。
01.13年02月08日 北羽新聞に取り上げられました。
02.標本作り。
03.このようにきれいに整理され生き返った標本。
04.近田先生の鑑定。