マルバマンネングサ(丸葉万年草) (ベンケイソウ科) 撮影地 能代市風の松原

2013年02月15日 06時24分03秒 | Weblog

このブログは、先人が能代市風の松原内を調査した、 『植生と植物相に基づく能代市風の松原海岸林の環境保全 近田文弘・梅田市美 自然環境科学研究 2001年発行別冊』 の植物目録に基づいて、能代市 「風の松原」 内の植物を、追跡調査できた範囲内での記録を、アイウエオ順で掲載しているものです。但し、先人が調査したものの中で探しきれないものもあります。絶滅した種もあるようですが、現在調査中ですので、見つけ記録でき次第投稿いたします。又その逆で新種もあり、新種については付け加えて投稿しております。

マ行の「ま」の項で先人が調査をしたのは9種でした。このうち私が調査できなかったものは、マテバシィ、マメガキ、マンテマです。このマンテマが見つかりません。新たに見つかったものはマタタビ、マツヨイグサ、ママコノシリヌグイ、マメザクラ、マルバマンネングサの5種が見つかっております。次回からはマ行の「み」の項に入っていきます。

この、マルバマンネングサは、「植生と植物相に基づく能代市風の松原海岸林の環境保全 近田文弘・梅田市美 自然環境科学研究 2001発行別冊発行」の植物目録にはありません。新しく出た品種です

 

マルバマンネングサ緒言:常緑多年草。

本州~九州の山地の岩場などに生え、小型のロゼットで越冬する。茎は赤みを帯び、花茎は直立する。葉は厚く長さは7~10mm、さじ形あるいは倒卵形で、対生する(下部の葉は互生)。先は丸く基部は柄状になる。葉の形は冬葉と違ってへら型になる。節間の詰まった丸い葉の茎は花を着けない。環境により形態が大きく違って見えることもある。茎頂に集散花序をだし、小さな黄色の花を密につける。花弁は5枚、披針形で長さ4~5mm。開花時の雄シベの葯が赤い。花弁の付け根に見える萼片は花と同じ色、肉厚の棒状で横に突き出る。花茎は直立して赤褐色をする、花期は6~7月。

 

01.09年07月17日 マルバマンネングサ 風の松原内のじゅうたくのブロック塀に生育していました。ここら辺は沢山の草花が咲きほこる場所でもあり調査に欠かせないところであります。

 

02.09年07月17日 マルバマンネングサ 茎は赤みを帯び、花茎は直立し、茎頂に集散花序をだし、小さな黄色の花を密につける。引き抜いてみましたが根は深く目地の中に食い込んでおり引き抜けませんでした。

 

03.09年07月17日 マルバマンネングサ 葉は厚く長さは7~10mm、さじ形あるいは倒卵形で、対生する。先は丸く基部は柄状になる。葉の形は冬葉と違ってへら型になる。

 

04.09年07月17日 マルバマンネングサ 茎頂に集散花序をだし、小さな黄色の花を密につける。花弁は5枚、披針形です。開花時の雄シベの葯が赤い。花弁の付け根に見える。萼片は花と同じ色。

 

05.09年07月17日 マルバマンネングサ また花弁の間から、棒状で緑色の萼片をのぞかせる。

 

(注):私は植物調査と、写真撮影の技術も、始めたばかりで、本当のまだかけ出しです。あくまでも個人の趣味で調査したものです。間違った情報が多々あると思いますが、間違いを発見された場合御一報下されれば幸いです。宜しく御願い致します。

参考文献:山渓・日本の野草

 

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