イヌドウナ(ーー) (キク科) 撮影地 能代市風の松原

2013年10月25日 06時07分24秒 | Weblog

このブログは、先人が能代市風の松原内を調査した、 『植生と植物相に基づく能代市風の松原海岸林の環境保全 近田文弘・梅田市美 自然環境科学研究 2001年発行別冊』 の植物目録に基づいて、能代市 「風の松原」 内の植物を、追跡調査できた範囲内での記録を、アイウエオ順で掲載しているものです。但し、先人が調査したものの中で探しきれないものもあります。絶滅した種もあるようですが、現在調査中ですので、見つけ次第記録し投稿いたします。又その逆で新しい記録もあり、これらを含めて投稿しております。

 

「植生と植物相に基づく能代市風の松原海岸林の環境保全 近田文弘・梅田市美 自然環境科学研究 2001発行別冊発行」の植物調査目録には「イヌドウナ」は記録されておりません。「イヌドウナは、風の松原内で新しく記録された植物です」。

 

イヌドウナ緒言:多年草。

茎の高さは1-2m。葉は茎に互生し、花茎のつかない茎の中部以下の葉には広い翼をもった葉柄がつき、葉柄は茎を広く抱く。葉の形は三角状腎形で縁には不ぞろいな鋸歯がある。葉身は長さ20cm、幅35cmになる。

茎の先に円錐花序状に紫色を帯びた白色の頭花をつける。総苞は長さ7-8mmの筒状で、総苞片は6-8個。頭花は8-9個の小花からなり、すべて両性の筒状花。小花の花冠は5裂し、花柱の先は2つに分かれ反り返る。花期は8-9月、春、茎が20-30cmに伸びたものは山菜として食用にされる。

01.13年07月25日 イヌドウナ 風の松原内にこれ1本だけで採取できず。これが全草です。丈85cm程度でした。葉を一枚だけ分けていただきました。

 

02.13年07月25日 ヨイヌドウナ 上から見た姿です。とにかく葉が大きい。

 

03.13年07月25日 イヌドウナ 茎は無毛です。茎は空洞になっている。

 

04.13年07月25日 イヌドウナ 総状花序はこれから花が開くようです。花の記録を忘れていました。記録でき次第追加投稿いたします。

 

05.13年07月25日 イヌドウナ 葉は茎に抱いています。

 

06.13年07月25日 イヌドウナ 葉柄基部が茎に巻くようについています。このような葉の付け方は何と呼べばいいのでしょうか?。

 

07.13年07月25日 イヌドウナ 06の部分を下から記録したものです。

 

08.13年07月25日 イヌドウナ この個体の葉の長さは20cm、巾25cmでした。とにかく変わった葉をしています。

 

09.13年07月25日 イヌドウナ 葉の表側刺状の白い毛が疎らにある。

 

10.13年07月25日 イヌドウナ 葉先は斜めになり尖っています。

 

11.13年07月25日 イヌドウナ 葉の縁は不揃いな鋸歯があります。

 

12.13年07月25日 イヌドウナ 葉の基部は切形。

 

13.13年07月25日 イヌドウナ 丙に翼があります。

 

14.13年07月25日 イヌドウナ 葉の裏側無毛。

 

ヨブシマソウとして投稿しようと思いましたが、シダの会の人から、ヨブシマソウはではなくイヌドウナであることが解りました。今回のイヌドウナはヨブシマソウから変更して投稿致します。今までヤ行のヨの項でしたが私の間違いでしたのでご容赦御願い致します。

(注):私は植物調査と、写真撮影の技術も、始めたばかりで、ドシロウトも、大ドシロウです。あくまでも個人の趣味で調査したものです。間違った情報が多々あると思いますが、間違いを発見された場合御一報下されれば幸いです。宜しく御願い致します。

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