04月06日
プロガイドの「斉藤栄作美」さんから5日の夕方電話があり6日お天気と、粕毛林道の除雪が樺岱登山道分岐当たりまで進んでいるので行きませんかという連絡が入り、当日は歯の治療の予約が入っていたのでこれをキャンセルして行くことにしました。
今回は「前回最後の急登」で行けなかったリベンジができると思ったからです。粕毛林道はとても私の乗用車では無理なので斉藤さんの軽ジープに同乗さて頂き出発です。粕毛林道に入ると沢山のバッケが咲いていました。粕毛林道の除雪している所まで行き駐車してスノーシューを一応持って行きザックに括り漬けての林道歩きです。雪は堅雪で壺足でも大丈夫でした。
登山口に着。いよいよここから再度の挑戦です。それにしても綺麗なブナ林が続く。ブナ平、休憩地、ブナ坂、樺岱ピークと高度を稼いでいく。ここから見る展望も凄いです。そうすると前岳が目の前に現れこれからこの急登を登り詰めて行くと登山道に倒木等が塞ぎ行けないと判断して前岳の頂上を目指して行きます。
登山道は前岳の頂上は通りませんので今の時季だけです。ここでも眺望を堪能していよいよ最後の急登で、前回のルートと同じ所をチョイスして登っていきます。表面の雪は多少腐ってきていますがステップを深く切り込んで登ります。滑ったら一巻のの終わりです。慎重にも慎重に登って行きます。
最後の前回中止した所まで後10m程トラバースすればよいだけですがこれが怖い。ピッケルで深くスッテップを切ってこれに足をかけて移動していく。幸いに下の雪は凍っていて安定しています。ようやく雪庇に辿りつき雪庇を崩して何とかスッテップを確保してまず斉藤さんが登り、私は引っ張ってもらい引き上げてようやく登りました。怖かった。
ここまでくれば後はもう少しあるけば頂上です。頂上は360度の大パノラマ。全部の山々が一望できました。久し振り感動した登山になりました。帰りこそ慎重になって、ピッケルを雪面に刺しながら安全を確保しながら急斜面を何とか滑らないで下りられました。安心しました。
後私が足の引きつりが2回もあり10分強停滞。芍薬甘草湯とアミノバイタルを服用して何とか登山口迄下山できました。
樺岱のアプローチを歩いていると重機の音が。登山道の除雪をしていました。感謝を申し上げて別れました。
そして駐車しているに着き怪我しないで今日の山行で怪我をしないで下りられたことを斉藤さんに感謝しました。
斉藤さんの自宅に着きコーヒーをごちそうになり帰りました。本当に長い時間が掛かりましたがいい充実した登山になりました。重ね重ね斉藤さんには感謝です。
今日のの山行6時間25分。歩いた歩数18000歩でした。
01.6時48分藤駒ヶ岳。
02.粕毛林道の除雪もここまで。7時50分林道着。
03.8時8分林道出発。
04.8時14分粕毛林道から別れて樺岱登山口分岐。登山道アプローチ。
05.8時42分登山口着。大分雪が融けている。前回3月11日着たときは登山道入り口ポールは見えなかった。8時50分登山開始。
06.ブナ平周辺のブナ林。根回り行きとツルアジサイの根がらみ。
07.9時21分休憩ヶ所。斉藤さんの説明ですと、いつもここで休憩をしているようです。
08.朽ち果てようとしているブナ。
09.綺麗なブナ林。
10.9時52分ブナ坂着。斉藤さん。写真下はこれから登るブナ坂。
11.10時03分樺岱ピーク。前岳を目指して歩く斉藤さん。
12.樺岱ピークから見る鳥海山。下は森吉山。
13.前岳から見る藤駒ヶ岳。下は雪庇の雪崩れ後。
14.11時04分トラーバースをする斉藤さん。3月11日はここでリタイヤした所です。今回は何とかクリアーするが、帰りのルートを探して時間を取られる。
15.11時22分頂上着。昼食休憩。
16.21年04月06日 「藤里駒ヶ岳」360度大パノラマ。お天気に恵まれました。
17.12時21分この急斜面で滑って落ちれば止まる所がない。
18.天を仰ぐと日傘が。
19.14時丁度樺岱のアプローチ道路を除雪していました。もう一日早く除雪していてくれたと思いますが。
20.21年04月07日 藤駒ヶ岳登山ルート図
21.21年04月07日 藤駒ヶ岳登山時間
今日は満足、得した一日でした。感謝です。でもザックが重く膝に相当負担がきた。又夜になってヘルニアくる足の痛みと足の引きつりが頻繁に起きる。引きつり安い体質ではあるが・・・・。
誤字脱字がありましたらご容赦を。