白神岳1235m 87回目 往復蟶山コース 里程13km 21年04月23日 単独

2021年04月24日 07時40分58秒 | Weblog

04月23日

朝2時半に目覚ましが鳴りびっくりして起きるが、なんで目覚ましを鳴らしたのか瞬時に判断できかねた。一寸の間で解った。そうだ今日は月に一度は登りたい山、白神岳の登山とようやく覚醒解り起きて準備をして、自宅を3時15分出発。

白神岳駐車場に4時3分着、スナーシューをザックに括り付けて準備して4時10分にアプローチ林道を歩く。緩い傾斜の林道ですがここを歩くだけで心臓が喉から出るように喘ぐ。登山口に着き登山届を出していよいよ87回目のチャレンジです。

まだ暗い登山道をヘッドライトをつけて歩くがまだ喘ぐ。冬道分岐を過ぎて、行くとキツツキのドラミングの音が聞こえる。蟶山・二股分岐につき明るくなってきてきます。ここ間でで汗びっしょりです。水分補給と何だかんやっているいると結構時間を消費してしまう。

ようやく身体も慣れてきて最後に水場を目指して僅かずつ高度を稼いで行く。最後の水場で水分補給して直ぐに急登になり滑りやすいので注意して何とか登りきり、ブナ岱に出て、蟶山分岐に到着。ここから又寒くなってくるのニット帽と手袋を冬期用に替えてブナ街道を歩くが、このブナ街道は本当に歩きやすいしブナ林が綺麗な所で気持ちが和らぐ。

頂上迄2.3kmの表示が見えてくる。ブナ街道と別れてここからは小ピークが4ヶ所あり意外ときつい登りです。ここまで登山道は雪は所々あるが気になるほどではありません。これを過ぎると頂上迄1.5km、大峰分岐0.8km表示がありこれから最後の急登に挑戦です。下を向いてただひたすらに足を運ぶ。膝が疲れてくるが何とか見晴らしのいいところまでくると真っ白な鳥海山が見えます。この苦しい急登を登ったご褒美を頂いた気分になる。

大峰分岐に到着し尾根に出ると、急に現れた向白神岳には圧倒される。尾根は北風が吹いており、頬を打つ風は冷たく身体が急に冷え込む。でもニット帽と冬期用の手袋をして大助かり。これから頂上迄の尾根はまだ相当の雪が残っており、トレースもあり、堅雪で壺足でも大丈夫で歩きやすい。スノーシューを持って行ったが使うことはなかった。重たくて、くたびれ損であったがこれも訓練と考えることにして・・・・。

頂上で景色を堪能しながら、あんパンを食べようと思ったらザックに入れ忘れたようでした。それで行動食である大福と一口羊羹を食べながら頂上での景色を堪能する。避難小屋に移動していると若い人が登ってくる。凄い早さです。まだ学生のようでした。

私は小屋で、狭窄症から足の痛み防止として痛み止めと足の痙攣、引きつり防止対策のために芍薬甘草湯を服用してさらに湿布薬を貼り、ストレッチを行い防止対策をして下山開始。何か足が軽くなったみたいで、景色を堪能しながら快調に下りて行く。大峰分岐、2.3km、蟶山分岐、最後の水場を過ぎて、蟶山・二股分岐の間で痛み止めが効いてきたのか何か身体がふらつき始めてこれは要注意と思いゆっくりゆっくり下りて行く。最後の水場を過ぎて、蟶山・二股分岐の間は特に浮いた礫が多く滑り易いので注意が必要。

何とか蟶山・二股分岐に辿りついて事なきを得る。これからお花が登山道脇に咲いているのでこれらを記録して下山する。木々の芽も大きく膨らみ、下の方は葉の芽出しも出てきて新緑の季節に入ってきました。今日の山行は最初はきつかったが段々体調も戻っていい山行になりました。

又一度も転倒もしなく、又足の引きつり、痙攣もなくよかった。今日の山行7時間15分。歩いた歩数26800歩でした。

 

01.登山口記帳所と登山口。

 

02.登山口近辺に咲いていたニリンソウと下はテングスミレ。

 

03.6時5分蟶山分岐付近での日の出。

 

04.蟶山分岐の所にある私の大好きな兄弟ブナです。

 

05.ブナ街道のブナ林。下はまだ雪渓が残っているブナ林。このブナ街道を歩くと本当に気持ちがいいです。

 

06.ブナ街道もここまでで終わってこれから小ピークが4ヶ所あり意外と急なピークです。この近くに咲いていたバッケです。

 

07.山頂まで1.5km、大峰分岐まで0.78km表示。これから大峰分岐まで最後の急登。下はこの付近のダケカンバの大木群。3月に登ったときにはこの標識が見えませんでした。

 

08.この急登を喘ぎ喘ぎ登って行くと見晴らしのいいところに出ます。ご褒美に鳥海山の展望を頂きました。

 

09.大峰分岐のポール。下はこの分岐の直ぐ近くにある弘前大学の管理している研究塔です。

 

10.向白神岳の全容。

 

11.大峰分岐から白神岳え向かう稜線ですが、登山者のトレースが綺麗に着いています。流石に尾根は雪がある。

 

12.7時57分白神岳の頂上にようやく到着です。前回登った3月9日のときは白神岳山頂の表示版が見えていただけなのに雪融けは想像以上に早い。

 

13.北からトイレ、避難小屋、向白神岳奥に岩木山が見える。下は岩木山。

 

14.八甲田連峰。尾太岳と田代岳はハテナですが、方角的にはこっち方です。八幡平、岩手山、乳頭、秋田駒、鳥海山方面はカメラの位置が悪く写っていませんでした。残念。

 

15.白神遺産核心地域のブナ林です。

 

16.日本海を見るとべた凪で船が2艘見えます。

 

17.21年04月23日 「白神岳頂上」から見る展望です。南側の鳥海山方面がカメラから外れている。残念。

 

18.岩木山をバックに。

 

19.二股コースの登山道。

 

20.8時30分頃一人の若者が登ってきます。びっくりするぐらい早い。

 

21.8時50分下山開始。向白神岳が素晴らしい。

 

22.二人目の若い登山者。縦走を目指していルようであったが、ヤブで行けるかどうか解らない止めたらと進言。歩いて北海道を目指しているようでした。

 

23.ダケカンバの大木群。

 

24.倒木によってできた窓くぐり。

 

25.ブナ街道のブナ林。

 

26.ツルシキミの果実。

 

27.10時17分女性の単独登山車。これから急登に向かって登って行く。

 

28.最後の水場の沢。ここが休憩場所になっている。

 

29.いつもの小さな風穴。

 

30.シラネアオイ。

 

31.キクザキイチゲの群生。

 

32.カタクリ。ようやくひらいているのに合う。

 

33.駐車場に4台の車。

 

34.帰り白神川河口からのぞむ白神岳とトイレ。下は河口の木々も新しい葉を転回し始めてきています。

 

35.21年04月23日 白神岳87回目の登山時間

 

36.21年04月23日 毎日新聞 季語刻々

 

37.21年04月23日 毎日新聞仲畑流万能川柳

 

白神岳の冬山登山も今月終わりました。今年の1、2、3月の登山は天候にも恵まれラッセルすることもなくいい登山で終わることができました。でも雪をまとったブナの写真を撮る事はできませんでした。月に一度は登りたい山「白神岳」は脊柱管狭窄症からくる痛みで3年程ブランクがありましたが、ようやく痛みが引き昨年の8月から再開できました。これからも月に一度は登り続けようと思っております。

 

誤字脱字がありましたらご容赦を。

 

 

コメント
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