ヤダケ(矢竹) (イネ科) 撮影地 能代市風の松原

2013年06月04日 06時54分09秒 | Weblog

このブログは、先人が能代市風の松原内を調査した、 『植生と植物相に基づく能代市風の松原海岸林の環境保全 近田文弘・梅田市美 自然環境科学研究 2001年発行別冊』 の植物目録に基づいて、能代市 「風の松原」 内の植物を、追跡調査できた範囲内での記録を、アイウエオ順で掲載しているものです。但し、先人が調査したものの中で探しきれないものもあります。絶滅した種もあるようですが、現在調査中ですので、見つけ記録でき次第投稿いたします。又その逆で新種もあり、新種については付け加えて投稿しております。

 

ヤダケ緒言:和名は弓の矢の材料としたことから。弓矢のほか、釣りざお、筆軸などに利用される。全国各地で古くから栽培されており、原産地は不明である。

稈鞘は節間とほぼ同長、まれに節間の2/3ほどの短いものもあり、白っぽくなり粗毛がある。稈は断面がほぼ正円、節間長が長く30㎝前後、直径5~15㎜、節は平坦で、膨らまない。

芽溝部も低い。稈の中部以下では枝は無く、上部の節から枝は普通1本、稀に2~3本出る。

葉は大きく、長さ25~35㎝、幅2.5~3.5㎝、披針形、革質、両面とも無毛。葉鞘は無毛。葉耳は発達せず、肩毛は褐色~白色で直立又は無い場合が多い。
スズタケも節が平坦で、稈鞘が節間より長い。高さが1~2mと低く、稈も細い。

 

01.08年11月13日 ヤダケ 風の松原内では稲荷神社周辺に群生しています。

 

02.10年02月23日 ヤダケ 枝分かれして、上部の方に葉が沢山つく。

 

03.10年02月22日 ヤダケ 先端の葉は2~4枚ついています。

 

04.10年02月22日 ヤダケ 葉は普通の葉より細く長い。

 

05.10年02月22日 ヤダケ 葉柄は短い。

 

06.10年02月22日 ヤダケ 葉の先端は、尾状に細く長く尖る。

 

07.10年02月22日 ヤダケ 葉の基部はくさび形で葉柄は短い。

 

08.10年02月23日 ヤダケ 葉舌・葉耳葉鞘等に毛はありません。

 

08.10年02月22日 ヤダケ 主脈状に短毛があります。

 

09.10年02月22日 ヤダケ 平行脈。葉の縁に刺状のものがあり、よくこれで手を切ったりする。

 

(注):私は植物調査と、写真撮影の技術も、始めたばかりで、ドシロウトも、大ドシロウです。あくまでも個人の趣味で調査したものです。間違った情報が多々あると思いますが、間違いを発見された場合御一報下されれば幸いです。宜しく御願い致します。

 

 

 

 

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