横丁のご隠居のように、どうも世の中のあれこれにイチャモンをつけたくなる。
で、今日のイチャモン。
イチャモンその1)
ものすごくローカルな話で恐縮だが、岩倉の田舎から町へ出る道中の話である。
宝ヶ池から坂を下って北山通りの交差点(写真の前方)を右折するのだが、途中、同様に右折できた一方通行の道路が3本ほどある。前方の交差点が赤だったり、青でも右折すると必ず次の信号で引っかかるため、この一方通行の道路が抜け道になっていた。「右折できた」「なっていた」と過去形なのは、つい最近、この抜け道が「右折禁止」になってしまったのである。
写真の交差点右折車線途中、黄色センターライン上に赤の標柱が立って右折できなくしているところ。左には直進の道路標識と右折禁止の看板。
なぜ、抜け道が「右折禁止」になったのか?それは、抜け道沿いの住民が、「我々の住宅のある「道路」を車が「抜け道」に使って迷惑なので通れないようにしてくれ」と言ったからである。それを共産党の議員が「住民要求」として警察に要請しこうなってしまったのである。
これってただの住民エゴではないか。私道ならまだしも、こいつらは公共の道路をまるで自分達のものといった感覚なのだ。
国民の6割近くが生活が苦しいと感じているというご時勢に、この界隈は坪単価150万円前後もする高級住宅街、つまり金持ち達の町だ。そういう住民の生活感覚というのは、さもありなんとは思ってしまうのだが。
問題があるとしても、「抜け道」になっていることそのものではなくて、「通る車の運転が荒っぽくて危険」だとか、そういう範疇の問題だろう。それは運転手のモラルに属する、また別の問題だ。こんなことをすると、「おとなしく安全運転している車」まで締め出され、この道路は住民以外使い道のない実質私有道路となってしまった。
私は、今の日本の政党では地道に弱者の生活要求を拾い上げている点で共産党が一番マシと思っている。しかしこれはいただけない。いくらなんでも票欲しさに金持ちに媚びるようなことはして欲しくなかった。
イチャモンその2)
今日、京都縦貫道路の「綾部安国寺IC-和知IC」間が開通した。これで「舞鶴大江IC-綾部安国寺IC-和知IC」がつながった。で、大江からの帰りに利用してみた。まだ、「和知-丹波」間はつながっていないのでこの間は国道になるが、確かに「大江-丹波」間全て国道を利用するより10分くらいは短縮できた。
で、問題は料金。「舞鶴大江IC-和知IC」間はほんの5~6分だ。それがなんと650円!、しかもETC通勤割引の時間帯でだ。たっか~、ナメとんのか!ちなみにすでに開通済みの「宮津IC-綾部安国寺IC」は750円だった。1回だけ利用してみたがバカらしくてやめた。「舞鶴大江IC-和知IC」間も、もう2度と利用することはないだろう。