私達がお店を出していた鹿背山エリアから。
里山の林の中に、ひっそりとまるで鏡のような小さな池、落ち葉舞う空中に浮遊するイスたち。なんとも不思議な光景ですが...。
実はこれらの写真は、実際の作品(インスタレーション)の写真を上下反転させた画像です。写真の上部は池に映った鏡像。下部が実在の景色。
反転前の写真は上の画像をクリックすると見られます。
反転させても、いや反転させることによって現実以上に成立して出現する幻想の世界。作者の意図するところは違っていたと思いますが、私にとっては不思議で新鮮な発見でした。
妙に魅かれたクリオネ風の森の精?たち。実際の作品は右図のように林を広く使って、毛糸や旗?、木片、人形など様々な素材をデコレーションしたインスタレーションだったのですが、なぜかその一部、森のクリオネたちが心に残りました。
その他では八木邸から。
デジカメ写真では再現できなかったのが残念ですが、ほの暗い蔵の中に銀河系のような世界が現れていました。アルミニウムの板や球の表面に配された無数の小さな凹み(たぶんポンチで打った)、光が当たるとまるで外から宇宙を見ているような錯覚におちいりそうでした。