WESTWOOD -手作りビンボー暮らし-

持続可能な社会とは、必要なものはできる限り自分(達)で作る社会のことだ。衣食住なんでも自分で作れる人が偉いのだ。

人間の大きさ、小ささって?

2013年06月04日 | このごろ思うこと

昨夜のNHK「クローズアップ現代」。“常敗軍団”東大野球部の助っ人コーチとなった元巨人の桑田投手。

東大の練習を見ての第一声は、「練習しすぎ」!
そのココロは、「練習は量より質、考えない練習を闇雲に長くやっても集中力も途切れ、悪いところが体に染み付いてしまうだけ」

指導方法も近頃話題の日本式「根性、体罰、服従」ではなく、「克服目標を自ら考える、短時間集中、長所を伸ばしできたら褒める」。

なによりまず自らやってみせる。「投手の一番の武器はアウトローへの正確なコントロール」と、引退から7年にもなるのに自ら50球連続投げて見せていた。「スゲー」と思った。自分ができもしないことを「やれ」という「指導者」のいかに多いことか。
そんな姿を見せられて練習した東大の「エース」、最初10球中1球も投げられなかったのが、練習後10球中7球アウトローへ投げられるようになっていた。
5月の強豪明大戦、さすがにすぐに勝てはしなかったが、昨年コールドゲームとされてもおかしくない大差で敗れた相手に2点しか与えなかった。

野球選手としては決して恵まれた体ではないのに173勝もした。それは「考える野球」を実践したからだという。一時は「投げる不動産屋」などと揶揄されたこともあったが、あえて反論、言い訳もせず、実力で黙らせてしまった。

まさに小さな大投手であるばかりでなく、人間としても大きな人なんだなと感じさせられた。

今後の東大野球部がどう変わるか、注目していきたい。
彼が巨人の監督になったら巨人は金を遣わなくても強くなるだろう。いや、阪神の監督になってくれないかなあ。


 

一方、新聞によると、「維新」が「オスプレイの訓練を大阪でも引き受ける」などと言い出したらしい。

沖縄とアメ公に擦り寄って、慰安婦・風俗発言の失地回復を、ということなのだろうけど...、

小せえなあ...、往生際が悪いなあ...

せめて「普天間を関空に」を貫いて、「花と散れ」よ。

所詮、駄々っ子集団、ま、こんなもんだろうけど...。