WESTWOOD -手作りビンボー暮らし-

持続可能な社会とは、必要なものはできる限り自分(達)で作る社会のことだ。衣食住なんでも自分で作れる人が偉いのだ。

6月23日 上賀茂手づくり市

2013年06月24日 | 手づくり市

くもりがちであまり暑くなかったのは助かりました。昼頃にマツタケ仲間のHさんが立ち寄ってくださいました。また、昔の職場仲間のNさんが店番やら片付けやらを手伝いに来てくれて大いに助かりました。ありがとうございました。

マイブース

中から見ると...。

同じ日、府庁前でも京都府農家の販売会が行われていて、同じ昔の職場仲間で今は亀岡で農業をされているWさんが出店されているとのこと。Nさんがそっちも見に行ってくるというのでトマトを頼みました。これがとてもおいしかった。トマト大好き人間の私なのですが、なかなかおいしいトマトに出会うことはないのでうれしかった。

昼過ぎから小雨がぱらつき来場者も少なくなってしまい、ヒマだったのでずっと本を読んでいました。
「マルクスは現代(いま)をどう読むか」(宮崎哲也著 秀和システム刊 2009)。著者はマーケティングが専門の経済学者で「マルキストではない」けれど、稀代の天才マルクスの資本主義分析を正当に評価し、そこからポスト資本主義の未来像を考察しています。ヘタなマルクス経済学者より「資本論」の資本主義分析への理解は確かで、資本主義自体が内在する「アポトーシス」のDNAを簡潔、的確に分かりやすく解説していて一気に読めてしまいました。
混乱する日本と世界の経済社会、「アベノミクス」のような子供だましに惑わされず、未来社会「ポスト資本主義」のあり方についてみんなが真剣に考えなければいけない時期に来ていると思います。これについてはまた改めて。