WESTWOOD -手作りビンボー暮らし-

持続可能な社会とは、必要なものはできる限り自分(達)で作る社会のことだ。衣食住なんでも自分で作れる人が偉いのだ。

学食めぐり -同志社編-

2015年01月22日 | 今日の出来事

勤め人時代の旧友が主催している「学食めぐり」の会に、昨年秋ごろから加わらせてもらっています。

学校(主に大学)近辺の総距離5~6kmのコースを、名所旧跡や知る人ぞ知る穴場巡りをしながらノンビリ歩き、お昼はしばし学生気分に返って安い学食でとり、喫茶店でだべって終了。

お金をかけずに、頭と体の健康づくりにも良く、いろいろな方々と交流もできるという、ビンボーな年金暮らしの年寄りには理想的な取り組みです。

今回は、京都御所近辺のお寺などをめぐり、同志社大学の学食でお昼というコースでした。

新島襄邸

わりとシンプルな洋館です。内部は和室などもあるらしいですが、残念ながら現在、内部の見学はできません。

京都市歴史資料館

明治時代からの京都市の都市計画図の変遷が、時代を反映していて興味深いです。

廬山寺

天台宗のお寺。元々船岡山にあったのが豊臣秀吉によってこの地に移設されたらしい。奥には豊臣秀吉が作らせた洛中洛外を隔てる「御土居」跡を見ることができます。「紫式部邸」もあり、式部の歌碑が立てられています(写真)。

妙顕寺

京都御苑の北西にあります。
長年京都に住んでいながら訪れたのは初めてでした。予想外の立派な伽藍に驚かされました。「百万遍さんの手づくり市」会場となっている知恩寺とよく似た造りでしたがこちらの方が一回り大きく立派。
寺のある辺りは「木下突抜町」という変わった町名でした。隣には「裏風呂町」という町名も。
御苑北東には「柳風呂町」なんてのもあります。「桧風呂町」もあるのかしらん?元阪神、片岡選手の実家があったりして

「天使突抜町」という変わった町名や、「天秤町」と「分銅町」が隣り合っていたりなど、京都には面白い町名がたくさんあります。「亀屋町」があちこちに10ヶ所くらいあるのも何か意味がありそうです。そのうち調べてみたいと思います。

ところで私、ご朱印集めもしているのですが、拝観料を払って奥の寺務所まで行かないともらえないところが多い中で、上記両寺とも拝観料無しでも寺務所まで入れてもらえてご朱印がいただけたのは良心的でしたね。

同志社大学(今出川学舎)学食。最近はどこもカフェテリア方式。
ICOCAのようなプリペイドカードもあって超近代的!

私が学生だった頃の小汚い学食(同大ではありませんが)と違って隔世の感があります。

私が食べたのは「ネギトロ丼」。410円。この会でこれまで行った佛教大、成安造形大の学食と比べても最も美味しかったです。さすが同志社

ただし、マンモス校だけあって人だらけ、ガチャガチャと騒がしくて落ち着いて食事を楽しむというわけにはいきません。
学食に落ち着いた雰囲気を求めるのはお門違いなのかもしれませんが、成安造形大の学食は味はソコソコでしたが、芸術の雰囲気もあって落ち着いて食事ができ、薪ストーブが置かれた木造の喫茶ラウンジの雰囲気とビワコの眺望もよかった。さすが芸大でした