岩倉の地から望む比叡山は、場所によって多少の違いはありますが、だいたい下の写真のようなきれいな三角形の山の姿をしています。まさに、天台宗総本山延暦寺のある霊峰といった趣が感じられます。京都側から見える比叡山はおおむねこのような山らしい形をしています。
所によっては電線が無粋ではありますが、現代ではしかたありません。
こちらは我が家のベランダから見た比叡山。一部、前山にさえぎられて、残念ながらあまり良い形には見えません。
さて、山の向こう側は滋賀県、大津市浜大津から見た比叡山がこちら。
なんか平坦でテレーっと丘陵みたいです。
比叡山は、見る方角によって見え方の変化が大きく変わる山の代表格かと思われます。
富士山などは周りのどこから見てもこれほど大きな変容はないでしょう。
今さらですが、「いろいろな視点から物事を見ること」の重要性を改めて教えてくれた比叡山三態でした。